去年は優勝がすり抜けてのCSのチケットだったけど、今年は掴み取ったCSのチケット。
本当の目標とは2コも違うけど、春先からの怪我人続出に交流戦での10連敗から思えば…
やっぱり『おめでとう!』だよ。
今年も案の定…と言ってはいけないけど、まさかの春先から絶え間なく怪我人続出でピンチの連続だったけど代役が実に頑張った。
・中村君はまさかの大役をこなし…
・高井君は今や不動の1番打者…
・上田君はやっぱり期待できそうな片鱗も見せたし…
・比屋根君は甲子園でいっぱい輝いたし…
・山田君は磨くべき所と改善すべき所がよく解ったし…
・松井君のバックスクリーンへの弾丸ライナーのHRは忘れない。あの豪快なスイングそのままに小さくまとまらずに成長して欲しい…
・日高君と山本君は見事な火消しやセットアップだったし…
去年は一軍を目指して戸田で野球をしていた若者がたくさん芽を出し、しかも勝利に絡む活躍をしました。
それに実は福地君や宮出君、10年目の森岡君の活躍も嬉しいんです。
(ホントは飯原君・武内君・増渕君にもっと目立って欲しかったんだけどね…)
去年の9月からシーズン最終戦。
僕は祈るような気持ちと、これ以上心身共に憔悴していく彼らを見てられなくて目を細める気持ちだったんです。
特に名古屋での8試合はノックアウト寸前のボクサーを見ている様な気持ちで見ていました。
でも今年の9月は毎日日替りのヒーローが現れ、甲子園での比屋根君の大ファインプレーや新田君の気合の初打点、福地君のサヨナラHや宮出君の価千金のHRの様に、若手・ベテラン問わず得たチャンスをモノにしようと必死なプレーの連発。
おまけに勝負所の9連戦では接戦をモノにしてのカープ3タテを含む8勝1敗。
『俺はこんなスワローズが大好きなんだ~!』
って、ライトスタンドの中心で愛を叫んでしまいそうな一ヶ月でした。
去年のファン感で小川さんが僕らに誓ったこと、春先から珍しく選手がそれを口にしたこと…。
“優勝”を逃した原因と対策や責任論は必要だと思うし、どこまでいっても一番はペナントの優勝。
でも、4位以下の3チームのファンよりも僕らはたくさん野球を見て一喜一憂できるではないですか。
やっぱり『おめでとう!』だし…
『ありがとう!』だよ。
最後に僕が今年一番好きな写真を貼っておきます。

マツダスタジアムでカープを3タテした初戦の9回に高井君がバントを決めてその後浩康君が逆転タイムリーを打って試合を決めるんですが…
送りバントを決めてベンチはこの表情で高井君をお出迎えって…、少年野球と同じ顔じゃん!
この時点ではまだ負けてるのにこの笑顔とベンチの盛上がりよう。
そりゃ浩康君もどん詰まりでも何でも執念のタイムリー打つわな~って瞬間でした。
『やっぱり俺はこんなスワローズが大好きなんだ~!』
※尚これはシーズン総括記事ではありません。しょっぱい事を抜きにしたCS出場へのご祝儀&お花畑記事です(笑)