いや、今日の野球の話ではなくて自身観戦戦績のお話です。
今日の野球は観てないんですが、たった2安打で勝ったらしいじゃないですか!
館山君ナイピーすげ~!&川本君ナイスリード!
名古屋での大アウェーで今日観戦し、見事な完封勝利の後のビールの味は最高なのでしょう。
さぞ手羽先もビールも進むことでしょう。
よく考えたら僕のこのところの観戦試合ではさっぱり勝ってないんです。
7月11日にまさかのハタケの満塁弾で関東一本締めをやって以来、相手チームの二次会をにぎにぎしく聞きながら神宮を後にしてるのが実状。
よく野球を観に行って敗けて帰ってくると
『せっかく行ったのに残念だったね』
なんて言われるんですが、
『なんで?』
って思っちゃうんです。
もちろん勝つに越したことはないんですが、敗けてレフトスタンドにイラッとすることはあっても“残念”って言葉は当てはまらないかな。
大好きな神宮球場で大好きなヤクルトスワローズの野球を観てるだけでも人生丸もうけじゃん?
長らくヤクルトスワローズのファンをやっていると村上春樹さんの言う
“負けることへの寛容さ…”
てのもあるけど、敗け試合を観たからこそ見えてくるチームの弱点や反省すべき点、またそれがその後に生かされているのかという宿題を持って神宮球場に行ける。
敗色濃厚の中での選手の反骨精神や自分なりのテーマを感じさせるプレーに先を見据えたベンチの采配…。
勝つとそれに埋もれてしまいがちな所が浮き彫りになってくる。
選手だってファンだってしっかり向き合わないといけない現実と直面できる。
特に敗色濃厚な場面での個々のプレーは目を引きます。
何となくプレーをしているのか、自分なりのテーマや課題を掲げてプレーをしているのか…。
今から思うと青木君はその辺が素晴らしかった。
手本となる惜しい人を失いました。
恐れ多いけど弱小チームのマリナーズで腐らずに結果を出し続けたイチロー選手とちと被る。
敗色濃厚だからこそ個々に試せる事や新たなチャレンジができるかもしれない。
優勝を逃した今、そんな野球の見方をしていると敗けが混んでもイライラせず、野球が見れるかもよ。
そんなわけで勝っても敗けても楽しく野球を観よう。
彼らだって、まださすがに3位は諦めてないでしょう。