宮本さんの2000本安打が目前に迫っていて、いよいよあと7本。
彼の印象ってどこまでいっても守備とバントでしたが、去年2000本まであと何本と言われるまで実は実感がありませんでした。
『いつのまに…?』
ってのが正直な印象です。
だってずっと2番でバントや進塁打のイメージしかないから、まさかそんなに打っていたとは…。
今年も神宮球場に通ってますが彼の守備はとにかく素晴らしい。
『金を取れる守備、金払って見るに値する守備』であります。
なんだろうな~
負けても宮本さんのファインプレーを見れた日は、悔しさとか打てなかったとかどっちでもよくなって、満足して帰り道についちゃってるんです。
野球場ではせっかく生で野球を観ているのでテレビでは見れない場面を観ることに集中しています。
ピンチの場面では投手と打者を見つめていますが、そうでもない守りの時は宮本さんか浩康君をじっと見てることが多いんです。
宮本さんはポジショニングが投球毎に微妙に変わったり、投球毎の宮本さん独特のステップや、忍者みたいに忍び寄る様な浩康君のステップは好きですね~。
何より素晴らしいのはカバーリングでしょうか。
三塁手ってそんなに仕事あるの?ってくらい動き回ります。
一塁牽制からの投手への返球のカバーを(ハタケを疑ってる訳じゃないけど全力で)走って投手後方に入ります。
このプレーはヨソのチームの選手も見てるんですが、GのMさんなんて「仕方なく」1~2歩前に歩く程度…。
それがチームに浸透しているのか、3塁にランナーがいる時の浩康君と川端君の捕手から投手への返球のカバーは「悪送球が本当にあるかもしれない…」という前提で走って入ります。
捕手から投手への返球が乱れて3塁ランナーが生還…なんて見たことあるかないかくらいですよね?
皆さん何となくやってるんですが、このプレーを真面目にやってるチームは私が見たところスワローズ以外はカープだけです。
『万一に備えた地味なプレーを全力で真面目にやる!』
そんなことが浸透しているスワローズがやっぱり好きです。
TのセカンドのH君はいい選手ですがプレーが派手ですよね…。
僕にはGGへのアピールにも見える時があります。
以前宮本さんが「飛び込むプレーは滅多にしない」って言っていて、ダイビングしてアウトにするよりダイビングしないでアウトにする方がリスクが少ないと…。
打球が飛ぶ前に打球方向に移動するんですと…。
もう上手いの通り越して変態の領域です(笑)。
宮本さんが2000本打ったら是非ともDVDを発売してして頂きたい。
ナイバッチンの場面じゃなくてファインプレー集。
間違いなく買いますよ。
しばらく晩ごはんのオカズはいらないんじゃない?
宮本さんのファインプレーでご飯2杯食えるでしょ、スワローズファンなら(笑)