驚愕のローストビーフ! | LukeのBlog

LukeのBlog

ヤクルト・スワローズ、ヤクルト・レビンズ(ラグビー)、ラグビー、ガンバ大阪、陸上、サイクルロードレース、東大野球部、東大ウォリアーズ(アメフト)、Xリーグを熱烈応援中で趣味・料理。

『その街に住んでいてあの店のローストビーフを食べたことがないだなんて…(バッカじゃない!?)』
妙に食の好みが合い、その舌を信じて疑わない親友女子のイチオシとなれば行かないわけにはいかないでしょう。

というわけで天気もいいしお散歩がてら噂のローストビーフを食べに出掛けます。

街のパン屋さんみたいな店の外のショーケースには色んな種類の燻製が並んでいます。
中はケーキ屋さんみたいなガラスケースに燻製や生ハム、加工肉が並んでいて、入口いっぱいのお客さんを二人のおば様が捌いていきます。
食べられないけど合鴨ロースのスモークがメチャメチャ美味しそう。
奥には6席のカウンターとテーブル2つのこじんまりしたお店です。

運良く待たずにカウンターに陣取って迷わず和牛ローストビーフのランチと赤ワインのハーフボトルをお願いします。

目の前でご主人が丁寧に美しく肉を切って盛りつけていきます。
そして和牛ローストビーフ鎮座の図。
LukeのBlog-2012041512240000.jpg
一口食べた瞬間『これは…』と言ったまま絶句。
美味しすぎます。
和牛独特の旨味を持つ肉汁が口の中に広がります。

肉はロース肉ではなく、おそらくもも肉と肩ロース辺りの2種類の肉が120gくらい。
部位によってカットする厚みが違う様ですが、ナイフをいれると肉汁がジワジワとしみ出てきます。
ロース肉だと脂が出すぎるかもしれないくらいの肉質です。

ソースはグレイビーソースではなくて醤油の香りがする玉ねぎのソースです。
カットした時にしみ出る肉汁と混ざって一段と美味しくなります。
LukeのBlog-2012041512240001.jpg
付け合わせは丁寧にオーブンでグリルしたニンジン、カボチャ、ポテト、じっくり火を入れて甘くなった玉ねぎ。
更に小皿が付いていて、人によって違いますが僕のはポテトサラダです。

さらに目の前のローストビーフ用のオーブンの横にパン用のオーブンがあって、それで焼かれた焼き立ての小さなフランスパンみたいなパンが一つ。
パンは一つ100円で追加できます。

で…、これがなんと“980円!”
それにメチャメチャ美味しかったフランス産のやや重めの赤ワインのハーフボトルは1080円!

ランチは他に日替りランチ(チキンのオーブン焼き)840円に、手作りソーセージ盛合せ840円など…。
この価格でこの品質のものが提供できる理由がさっぱり解りません。

そりゃ~ね、有名ホテルや赤坂や鎌倉に行って1万5千円払えば食べられるでしょうが…
サービスや雰囲気はあるでしょうが10分の1以下で食べられるとは…、笑えてきます。
LukeのBlog-2012041512260000.jpg
人生ベスト3に入る旨さのローストビーフが、なんと980円で、しかも歩いて行けるとこにありましたとさ。
このお店、月火水は燻製やローストビーフの製造に専念するのかお休みなんですって。

帰りは桜がキレイな公園をご機嫌で散歩して帰ります。