昼間は近寄るのもためらう凄い人出でしたが今夜はこんなもんです。

更に一筋入って細い裏道を下がった先がお気に入りのお茶屋BARであります。
一見さんでは入れないらしい。
実はその前に行かねばならない、行くつもりであった老舗のBARがあったのですが、
「お店がどこだか解らな~い」
というのを言い訳に、実は足は真っ直ぐこっちに向かっていたのであります。
正直に言います、お店の場所はだいたい解ってました。
が、一件目(スワローズバー)で去年のヤクルトの反省会と今年の展望を語り合った僕には時間がないんです!
だって…、祇園に来といてRちゃんに会わずに帰るなんてありえへんやん?
何のために四条大橋をガラガラを引いて渡ったのか、と。

ひや~、lukeさんお久しぶりどすなぁ~
あけましておめでとうさんどすぅ~
今年もよろしゅうおたのもうしますぅ~
あぁ~、やっぱり僕はこのために四条大橋をガラガラを引いて渡ったのだ。

庭が実に美しい落ち着いたお店はお値段も決して高くないし、なにより聞き上手話上手のRちゃん(女将さん)が素敵。
京都人にして意外とはっきり物を言う中身は江戸っ子みたいな要素のある不思議な人物。
早い時間で空いていたので二人で泣きそうになったり笑ったり…、ゆっくりお話ができたかけがえのない時間が過ぎていったのであります。

きっとこの店に来てなかったらこの日京都に来ることになった出来事を心の奥底にしっかりとおさめることができず、消化不良なまま帰京していたことでしょう。
お話しをしただけて気持ちが切り換えられる…そんな人の力って素晴らしい。
この店に来て正解。
そして予定時間を通り越して飲んでしまい、結局新幹線に乗れるわけもなくこの街に泊まる始末。
最後の最後で心が暖まった真冬の京の夜は更けてゆくのでした。。。