日本一の価値観 | LukeのBlog

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ヤクルト・スワローズ、ヤクルト・レビンズ(ラグビー)、ラグビー、ガンバ大阪、陸上、サイクルロードレース、東大野球部、東大ウォリアーズ(アメフト)、Xリーグを熱烈応援中で趣味・料理。

いつぞやの西武vs読売の日本シリーズ、食い入る様に見入ってて、まだ歯も白すぎず色んな意味で黒くなかった頃の清原さんの涙に貰い泣きしそうになり、2001年の古田さんのキャッチャーフライに号泣した日本シリーズを思い出します。
揺るぎもない日本一でした。

大人になったからなのか、見慣れたのか、何かしらの要因で魅力がなくなったのか…。
最近の日本シリーズに対して野球ファンと称していながら、関心というか執着しなくなってるのは事実です。
語り尽くされているでしょうが、それはきっとクライマックスシリーズという日本人には不向きなシステムが原因に違いないのかも。

一昨年『リーグ3位から日本一や~!!』
去年は『借金19からのメイクミルミルや~!』
なんて本気で言っていましたが、いざ140試合の消耗戦を消化してのリーグ優勝が近づいてくるにつれ、リーグ優勝の重みを強く感じ、“敗者復活戦”の日本一にはさっぱり価値観を感じなくなってきました。

もちろんリーグ優勝したチームがクライマックスを勝ち上がって日本シリーズに出場するのがいいに決まってますが、短期決戦は時の運もありますし“それ用の野球”があります。
いや、スワローズがCSで敗退した場合の伏線を張ってる訳ではなくて偽らざる気持ちです。

“下克上”を成し遂げた選手やファンは“歓喜”で間違いないと思いますしその思いに疑いは全くありませんが、リーグ優勝を果たしながら日本シリーズ出場を逃した選手やファンはどんな気持ちなんだろう…、と最近素直に思うようになってきたのです。

悔しいけど意外とサバサバして割り切れていて、
『ゆ~てもリーグで一番強いチームはウチらや~(ドヤ顔(-_☆))』
と自負しているのではないかという気がしてなりません。
すなはち、リーグの代表が2チームあると…。

NPBの収益源になるものでしょうし、シーズン終盤のこの盛り上りは疑いもない事実。
でなければ去年や一昨年終盤のスワローズの盛り上りはかったし、今年も既に灯の消えたチームがあるわけで…。

なんとか皆さんがお腹にスッと収まるような落としどころはないのでしょうか。
ないんだろうな~。