子供は正直です。
いつしか空気を読んだり、余計なことを言わなくなるけど、それまでは聞かれた事に素直に答えてしまう。
良いところでもあり、都合の悪いことでもある。
すごく克明に覚えてることがあって、なぜか今日電車の中で思い出してしまった。
幼稚園のころ、誰かに母の歳を聞かれて答えられない事があって、すかさず家に帰って母に歳を聞いた。
32なんだって。。。
翌日幼稚園に行ってそれを自慢話かのように言った覚えがある。
ね?余計なことでしょ?
それからたぶん2年か3年経ってまた母の歳を聞かれる機会があって、また母に聞いた出来事をなぜか今日思い出してクスッと思い出し笑いをしてしまった。
また32だって。。。
『ママは歳とらへんの?』
『そうや、ママはとらへんねん…』
『へ~』
母は子供が正直で、外で余計なことを聞かれたら答えてしまうのを案じて前と同じ歳を言っに違いない。
…あぁ見えてもサバよんではったんやわ(笑)…
そして大人の自分は矛盾にも気付く。
母は歳をとらないだけではない、彼女が私を産んだのは31の時だったのである。。。