
東京で変わり無い暮らしをしている私にできることなどたかがしれてます。
出きることと言えばスワローズの連勝をいいことに連日祝杯をあげる店を例の義援金居酒屋にする程度かと。
売上の一割を義援金に回すというのは大手チェーン店じゃあるまいしさぞかし大変でしょうが、まだまだやってます。
確かに350数万円の日赤への振込みの控えが壁に貼ってあります。
私もそろそろここで一万円くらい寄付したことになるのでしょうか…。
そんな店のメニューは“ガンバレ東北”コーナーと、“ガンバレ福島”コーナーに別れています。
ここの店主、なかなか解っておられる。
被害が甚大だったものの復興がはじまりつつある宮城・岩手地域と、福島の避難地域では瓦礫撤去すらできない地域や、避難地域外で普通に農作物を作っても風評被害により売れないという地域への応援スタンスは違って然るべし。
宮城・岩手地域は加工物の商業商品で、福島は農作物。
なるほど。
で、宮城産の人生二度目の“牛タン網焼き”と、福島・白河産“超うまいトマト”をいただきます。
牛タンの美味しさの良し悪しのボーダーラインを持ち合わせていない私には偉そうな事を言う資格はありませんが、一言で言うなれば
『食べれた!』
であります(笑)
今の私の牛タンに対する最上級の誉め言葉。。。
(おとなのじじょう…ならぬ子供の頃からの事情です、お察しください)
トマトはというと、これはお世辞抜きで
『これまでの人生で一番美味しいトマト』
でありました。
実はこれを食べるために2日連続でこのお店に通っております。
仕入や季節が終わってしまうと、もう食べれなくなってしまうのかも…、と思ってしまうくらい美味しいトマトであります。
高知のどこやら産のフルーツトマトはとても有名で何度か食べたことありますし、それを使っての一皿2千円を超えるパスタもありますが、今の私に言わせれば
“おととい来い!”
くらいの代物でありまして、イタリアン料理出身の店主もこれ程美味しいとは…と絶句されています。
恐るべし白河のトマト。
もちろんスーパーなどの小売では手に入りそうもないのですが、小心者の私には仕入元や生産者を聞くにも聞けず…
ただただ、トマトを食べるために居酒屋に通うのであります。。。