一番の問題は野球界を動かせるという傲慢さにある | LukeのBlog

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ヤクルト・スワローズ、ヤクルト・レビンズ(ラグビー)、ラグビー、ガンバ大阪、陸上、サイクルロードレース、東大野球部、東大ウォリアーズ(アメフト)、Xリーグを熱烈応援中で趣味・料理。

問題はもはや29日開幕論より読売首脳の発言にあると考えます。

最初から「東北を野球で励ます」とかミエミエのきれい事ではなく、球団はたまた球界の危機を前面に出して、謙虚に条件付きの29日開幕や、12日開幕を語っておけばマスコミもそれに先導された世論もある程度収まりがついたはず。

25日開幕やら29日開幕の傲慢な強硬論に加え、読売首脳の発言やそれを大きく取り扱った、いや取り扱わざるを得なかったマスコミに問題がある。

これまでの彼らの発言はというと…
「(開幕したくなければ)勝手にすればいい」
「23区は普通に電気を使っていい地域だと思ってる」
「開幕日はお上が決めることではなくて我々が決めること」
「パ・リーグが勝手に決めてる様だがそれならそれで(交流戦をやめる)考えもある」

何が問題かと言うと、一球団の首脳の考えが機構のコミッショナーに影響を及ぼすと牽制してるとこ。
言い方によっては自分の意見がコミッショナーを自由に動かし、野球界をも思い通りに動かせると言う事を言い放ってしまったことに気づく必要がある。

それに加えて今日のコミッショナーのSMAP発言。
そんな人が野球界のトップにいて、ボールに名前を彫り、我が物のように動かしていたと思うと心から悲しくなります。

バブル崩壊以降、旧態依然とした組織は淘汰されつつあるというのに、いまだに田中角榮時代の政治をしていて、しかもそれでこの世界を統治できると言う傲慢さ。

世論は電力問題も去ることながら、この傲慢で強硬な態度に嫌気がさしているというのに気づいていない。

言い方に問題あれど、渡邉某の考えやリーダーシップは共感するところが沢山あったのに、彼すらも経験したことのない未曾有の事態に自身のコンパスが狂ったとしか思う他ない悲しさ。

そろそろ謙虚に事情を出すべきところは出して自分の主張をしてみてはどうでしょう。
球界再編騒ぎなどとはワケが違う、日本という国の危機がここにあってその方向性を問われているわけだから。

も~、ぐちゃぐちゃにしちゃって~。
はぁ~、私事の小さな事ですが神宮球場でウィンナー盛りをつまみにビールを飲むこのうえない幸せなひとときを返して欲しい…。