小説が映画化されるらしいじゃないですか。
大好きなんです。
あのあずき色ともチョコレートともとれる何とも言えぬ色(阪急ではマルーンと呼ぶ)やら何やらが。
今時ステンレスやらアルミの車体にわざわざ塗装してる電鉄がどこにありますか。
関東の私鉄は未来永劫、いろんな意味で阪急電車は抜かせないでしょう。
何を隠そう(隠したことはありませんが)乗り物大好きなんです。
阪急電車は幼少の頃に今津線沿線に住んでいて電車=阪急、バス=阪急、タクシー=阪急、野球=阪急、百貨店=大丸(なんでやねん!)だったわたくしが乗り物好きになったルーツで間違いありません。
それ以来京阪神に住む機会はありませんが、盆・正月に祖父母の家に帰省すると喜び勇んで阪急電車を用もなく乗りに行ったものでした。
当時の嵐山線はまだ木造電車が走っていて照明には小さなシャンデリアがぼんやりと社内を照らし、阪急電車の過去の栄華を彷彿させていました。
過去に乗り物好きを隠しだてしたことは一度もありませんし、得したことはあっても損をしたことも一度もありません。
時刻表はスラスラ読めて目的地にサクサク行けるし、特急電車や新幹線でモーター音が響かない静かな車両を指定して移動もできます。
歴代彼女には機関車や電車の車両記号の意味やら、直流・交流の違い、鉄道会社毎の軌間を教えて、インバータの音の違いを教えようとしたところであいそをつかされる…。
ちなみに電車だけではありません、B-747のGE社製とPratt & Whitney社製のエンジン音、聞き分けられます。
写真好きになったのも乗り物好きになったが故で間違いありません。
子供は基本”撮り鉄”から入りますが、撮り鉄をするためにはカメラが必要。
祖父に譲ってもらったNikon Fを首にかけて東京駅や上野駅に始発で出向いて、当時全盛を博した寝台特急を撮りにいくのです。
高校生くらいになって、フィルム代と現像代を浮かせるべく化学の先生をそそのかして写真部を立ち上げ、本格的に写真好きになると、ホームから撮る写真に飽きてダイヤグラフを手に入れ、郊外に出掛けて景色の良さそうな駅で降りて、線路が見える山中や田んぼの農道に陣取って景色の中にほんの少し鉄道が写る様な写真にハマりました。
気がつけば福島まで行ってたり静岡まで行ってたりなんてザラ。
タモリさんみたいなおじさんになりたい。
お酒好き、料理上手、JAZZ好き、乗り物大好きで博学…みたいな。
乗り物(鉄道)オタクは決して気色悪いものでありません。
実に合理的かつ実用的な趣味なのであります。
※画像はwikiから借りました。。。
やっぱこのころの阪急が一番萌えるわ…、ゆーても7000系までやな