だいたい茶碗を集めることが趣味ならばお金がいくらあってもたりないけど、春に茶会の手伝い
をさせてもらった時に目にした茶碗になんだか引きつけられた。
この茶碗は千利休の頃から作られだした楽茶碗でいわゆる『黒楽』。
裏の印によると明治4年(1871)に十二代目楽吉左衛門を襲名した弘入の作品。
見分け方は印の楽の白の右側が8になってるのがこの人の作品らしい。
価値はわからないけど実家の押入れで無造作に転がっててはいけないことだけは間違いない。
小ぶりな茶碗だけど存在感と、質感に圧倒される。
それにしても最近興味を持ったばかりなのでいかんせん勉強不足。
次に京都に行く際はもう少し勉強して真っ先に楽美術館に行ってみよう。