世間一般的には断然海派が多いらしい。
前提をはっきりさせておくと、勝手なイメージをしてる海は夏の海水浴場で、山は登山無しの上高地とか軽井沢の高原リゾート。
そういえばお腹が出る前で体重が55kgくらいの若かりし頃は海派だった気がする。
夏の海ってなんだか不純な目的で目を爛々とさせて出かけた覚えがあるし、それでいて思ったよりいい事なくて、結局野郎同士ではしゃいで遊ん意外にそっちのほうが楽しかった青春的な思い出くらい。
そもそもほとんど泳げないし、海ってしょっぱいし、鼻に海水入ったら痛いじゃんか…。
あと、海の家のシャワー。
跳ね返る砂にどうやったら足元ともどもキレイになれるか解明できないままでありました。
そういえばホテルでバイトに明け暮れた頃は夏になると泳げないくせにホテルのガーデンプールで監視員やったり、ビールや軽食を運んだり、日が暮れたら芝生の庭でやってるビアガーデン&ジンギスカンでウェイターみたいなのをやっててすごく楽しかった覚えがある。
今は知らないけど当時監視員なんて泳げなくても大丈夫。
ホテルのプールなんて狭いし深いところでも余裕で足着くし、人を助けるのに泳げる必要はない。
ということで、ビールを運んでる最中に溺れかけた子供を発見して洋服着たまま飛び込んで助けた覚えもある。
シーズン券でしょっちゅう来る、お高くとまっててお金持ってそーな空飛ぶ素敵なお姉さんに声掛けられて、バイト終わりに遊んでもらった覚えもある。
お子ちゃまだったし、その方はイケメンの友達がお気に入りみたいだったので何があったというわけもないけど、あの頃のナショナルフラッグシップな航空会社は輝いて見えた。
あんな綺麗な方々に囲まれて仕事ができるなら、と本気でパイロットになりたいとも思った。
さて、山。
高所恐怖症ゆえ、登山はホルモンやレバーと同じくらいイケません。
頂上を征服した気持ちは味わったことないけど頂上を征服したいとも思わないし、右も左も崖…、なんていう峰を歩けるわけない。
高いところへはリフトもしくはゴンドラがいいです。
山の方が好きという原点はおそらく春スキーの気持ちよさから来てるのでしょう。
これを山というかどうかはわからないけど、高原リゾートで何もしないのが一番好き。
時間を持て余してレンタサイクルで高級別荘見学サイクリングして高原の老舗ホテルでランチとビールみたいな。
これは山とはいいませんか?
そうですか。