人は支え、支えられながら生きるものなんだろうけど、歳を
とるにつれて薄っぺらいうわべだけの付き合い方に段々器
用になってきてるような気がする。
正面から人と向き合うのが段々億劫になってきてる様にも
感じるのだ。
それは衝突すると深く傷つく事を知っていて、臆病になって
いるのかもしれない。
確かに共に喜び、共に泣き、時には激しく衝突する間柄を
築くのには時間と精神的パワーを要する。
そうして得ることのできた友人や愛する人を持つと、そのか
けがいのない大きさに何のために人間をやってきたのか気
づかされる時がが来る。
人は一人では生きていけないのだから。
聖書 伝道の書 4章9~12節
ふたりはひとりにまさる。
彼らはその労苦によって良い報いを得るからである。
すなわち彼らが倒れる時には、そのひとりがその友を助け
起す。しかしひとりであって、その倒れる時、これを助け起す
者のない者はわざわいである。
またふたりが一緒に寝れば暖かである。ひとりだけで、どう
して暖かになり得ようか。
人がもし、そのひとりを攻め撃ったなら、ふたりで、それに当
るであろう。
三つよりの綱はたやすくは切れない。