「趣味:陸上観戦」と言っておきながら、箱根駅伝を観戦したことがないのは不本意ということで、行ってきた!!
東京で二番目に好きな街、日本橋にあるご存知「ますたにラーメン」に行って日本橋界隈で見るつもりで出かけるも休み。。。
仕方なく並びのじゃんがらラーメンで茶を濁して、いざ観戦場所を物色するも、まだ1時間半もある…。
ということで、せっかくだし観戦場所を大手町のゴールに変更して歩きだしたが、かつて陸上観戦では味わった事のない人、人、人…。
コース沿いの歩道は隅田川花火大会級の人出。
物凄く後悔しながら歩き続けて結局落ち着いたのはゴール後方の各大学の待機ゾーン。ということはコース沿いではない。
ということは、走ってるのを見たのは(スーさんの鈴木建設の元祖本社ビルの)国分ビルのビジョンと携帯でのワンセグのみ。。。
携帯見ながらあともう少しでゴールと顔を上げると、タイムラグから既に東洋大学の(後から知った)高見君がゴールしてて、歓声とカメラのフラッシュで気付くという情けなさ。
この大会、関東の大学のみ参加の試合なのに、マスコミの頑張りなのか、正月の昼間に暇な人が多いのか、距離が長いがゆえ襷がつなからなかったり、涙の途中棄権やらがあって、なんとも日本人気質にバッチリはまってるのか、とにかく物凄い注目度。
当日、翌日のテレビへの取り上げ方も凄く多くて、大学駅伝選手権の伊勢神宮優勝の日本大学よりも、東洋大学の方が断然注目を集めてる不思議。
観戦してる方々も位置づけはきっと年一回のお祭りで、年明けの恒例行事になっているのだと理解。
語り尽くされてるのだろうが、よく考えたら1校10人走れて、20校出場できるってことは、毎年200人が「箱根ランナー」。
それでも箱根の山を駆け上がる柏原君の力走は知っていても、日本選手権の10000mで優勝した旭化成の岩井君を知っている人は少ない…。
本当は「陸上日本選手権」が日本の陸上界で最も名誉があって、
注目度があって、集客力が あるべきなのに。。。
ただ、関カレ、全カレ、日本選手権ではとても味わえない雰囲気
を味わったのは間違いない。
ゴール付近の各校の応援合戦、歓声やその雰囲気は寒さだけ
が理由ではない鳥肌が立ちっぱなしだったのは揺るぎもない事実。
そして、近くにいたダニエル君は本当に素敵な目をしていた。
数年前は単に助っ人外人に見えたアフリカ出身の彼が、
今年は4年生のエース、しかも日大の苦戦の状況にはばからない
悔しそうな目をしていたことに、これがチームスポーツであることに気づく。
そういえば一昔前もラグビー早明戦は唯一国立競技場が満員になる
試合で、しかも往復はがきによるの抽選だった覚えがある。
ラグビー日本選手権も国立競技場が一杯になるくらいに人が入れば
いいのに。
いずれにしても、こういった学生スポーツから広がってそれぞれの
日本選手権へ興味が沸く人が増えて、注目度や集客が上がってい
けばいいのに、と思うのは私だけではないはず。。。
日本のチームスポーツの人気の行く先はまだまだ先にあるのだ。