アコードSiR-Tにお乗りだった埼玉のＨ様
昨年の夏に乗り換えられた Ｆｒｅｅｄ 現在８０００ｋｍ
L15A型:1.5L 直4 SOHC i-VTEC
今回の作業はブーストリング
DIYでアコードから移築されたものを見直し（装着位置も見直し）
実は上の写真は既に
↓これだけの部品↓ を取り外したところです
ワイパーアームからカウルパネルとカウル・アンダーパネル
ワイパーモーターは幾らか宙ぶらりん状態
これでようやくエンジン全体が真上から見られるようになりました。
・・・けど、スパークプラグはカウルの下にあるので・・・
この写真にすら、まだ写りません
整備性の良いクルマ・・・ではないですね・・・（汗
Ｈ様のＤＩＹでアコードから引っ越してきたブーストリングは青四角に入っていました
a)装着箇所の見直し→スロットルに取り付けます
b)入り口と出口側の装着方向が逆でした・・・
流用されていたブーストリングは円筒形でなく結構イビツ・・・、
移設先はサイズも異なるために新しい物を作成します
他の車両の例と同じです、ここに移設です
ところで、
ここまで分解して気づくのが
スパークプラグの位置・・・
黄色い四角「インテークチャンバー」の後ろにあります。
この状態でもまだ見えません
横からのぞき込めば、なんとか見える状態 ＾＾；
カウルパネルが付いた状態ではこの角度からも殆ど見えないでしょう。
ここまでバラさないとプラグの向きすら確認出来ませんが
今後ご自身で作業をされますか？
とお訊きすると「３年後か５年後か・・・どうだか....(-_-);;」とおっしゃるので
この際、プラグの先端加工とインデクシングを一緒にやってしまうことになりました。
そうと決まればさっさとやりましょう
作業の妨害をする部品は取り外します
インテークチャンバーをどっこいしょと右にどかして
スロットルボディも外しました「黄色い線」のところにスパークプラグがあります
結構なバラバラ事件です
というわけで
◆加工プラグでのインデクシング
L型フックのOpen側は４本共に前向き＝Excellent!!!に決まりました（ラッキー＾＾♪）
インテークチャンバーをどっこいしょと元に戻して
スロットルボディを取り付ける・・・ やれやれ、基（もとぃっ）
これでようやく元に戻りました
ブーストリングの作業に入ります
スロットル内部の寸法を計測して
ぴったりサイズのブーストリングを作成して取り付けます
固定金具はこの車両のスロットル内部には段差が存在しないため
３点留めとしました。
（作成の報告は書くだけなのですぐに終わりますね、笑）
◆厄介なエアーダクトは正規の位置よりも少し後ろに配置しておいて
ブーストリングをスロットルにセットしたら
慎重にエアダクト（エアクリーナー）箱を元の位置に装着して完了です。
エアクリーナーからスロットルまでが一体型なので
この作業が結構シビアでした。
DIYでの装着は無理なので
プリウスのように通信販売でお届けすることは考えておりません
この車両はご来店頂いての作業になります、
あしからずご了承下さいませ。
◆今回のピット作業代金
ブーストリング本体作成装着：２万円
マフラーピースはH様ご自身で既に装着済み
スパークプラグ・インデクシング４本：８０００円
プラグ先端加工：今回は４本で１万円
その他、部品脱着工賃：８０００円
所要時間：約６時間
今回はバラバラ事件のために
途中のテストドライブが出来ませんでした。
作業を完了しての確認ドライブはH様にお好きなところを走って来て頂きました、
「アクセルを少し入れるだけで走るようになった、クルマが軽い感じで運転がラク＾＾♪」
というご感想を頂きました。
作業後は改めてゆっくりとお話をして晩ご飯をご一緒して（私は朝ご飯）;
H様は帰路に就かれました、ご到着は日曜の午前２時過ぎだったようです。
安全運転で何よりですね！！
到着時点のご報告を戴いております
リッター１９で疲労度も少なく帰宅をされたということでした！
ありがとうございます！
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