女性にもわかる・エンジン老化の原因と若返り | エンジンオイル交換の極意でクルマ長生き

エンジンオイル交換の極意でクルマ長生き

エンジンオイル交換っていつ何に替えたらいいの?誰も教えてくれなかった話を部品屋に育った私と考えましょう、車を快適に長持ちさせるためにメーカーのいわない本当のこと

女性にもお伝えしたい 
「エンジン老化のホントの話」 「原因の究明で若返り!」
このテーマはとても重要です


老化の原因はまず摩耗の前に起きること「汚れ」、この時点で食い止められます。
新車の試乗車がスムースなのは当然、

なぜなら、新車はもちろん 新品だから、ですよね

そこで、
新車の状態に戻せる大発見があります!
お急ぎの方は最後をみてね!



それでは新品だとどこがちがうのでしょう?



エンジンの中はオイル交換をしていても汚れてしまいます、
そんなばかな??


残念ながら・・・事実です

問題になるのは
エンジンにとって構造上避けることの出来ないブローバイ・ガス、
簡単にいうと 「圧縮」と「爆発」のガス漏れです
これはエンジンの必然なので 新車であってもゼロではありません。


このブローバイ・ガスがエンジン内部を汚します



いかなる高級車もハイブリッド車両も
エンジンの燃料がガソリンである限り、これは避けて通ることはできません。

新車は何処にも汚れがないので、ピカピカです

新車の調子がよいのは新品が摩耗をしていないから?ではなくて
汚れていない、ピカピカの状態ということが最大の要因です。


(このため、最高峰のレースオイル、最高のオイル・アリシンは非常に強い洗浄力を持っています)

・ これは常にピカピカを維持出来なければ最良の状態でゴールに到着できないためですが

レースの話をしてしまうと「レースはしないので関係ない」と思われるでしょうか、
実はレース用よりも普通に走行している一般車両のエンジンの方が内部は遙かに汚れます。


エンジン内部はアイドル回転付近で仕事をしている方が汚れがちになります、
逆に高回転で仕事をしているエンジンの方が内部は汚れません。

イメージとしては正反対に勘違いをしてしまいがちだと思います、

これはアイドル回転に近い方が「未燃焼ガスは多くなるし」「未燃焼ガスの燃焼処理効率も悪い」ためです。

現実に役員などの会議待ちが常となる「運転手付き法人車両」などは
 燃焼室、ピストンヘッドからインテークバルブが真っ黒の場合が多いです。



LPガスはキレイに燃えます!

タクシーハイヤーが客待ちをしてもエンジンが汚れないのは
燃料がガソリンでなく、残渣の極めて少ないLPGであるためです、
昼夜交代でドライバーが乗りますからエンジンの冷める間がないこともありますが
タクシーのオイルは殆ど汚れません、1万キロほど走行しても透明のままえなんですよ!!




さて、
みなさんの車はガソリンで走られると思いますから
その先の話になります、

昨日の記事でプリウスのピットサービスをご報告していますが
プリウス3#、エンジン内部のデトックス ^^その効果は?
ハイブリッドに限らず、ガソリンを使用するエンジンはみな同じです。

もう少し考えてみましょう



ブローバイ・ガスとエンジンオイル

1.ブローバイ・ガスは
 a)ガソリンの燃え残りを含む
 b)潤滑剤のオイルミストと
 c)水分です

ブローバイ・ガスの燃焼用ガス(混合気)への混入は、
昭和49年頃から実施されている「排気ガス還元装置の義務化」により

エンジンの仕事には邪魔になるゴミ 「廃棄物」を
燃料をガス化した「混合気」に混ぜて焼却炉=エンジンの燃焼室に捨てています。

ピストンで圧縮して爆発させるわけですが

この成分が燃えにくいために「燃え残り」が出てしまう、
これがエンジンの内部を汚す「残渣(さんさ)・デポジット」の正体です。

この汚れは加速度的に増えるもの、
 エンジンオイルは冷酷な悪魔のいじめにあいます



2.エンジンオイルは
 a)この汚れが堆積したり沈着することのないように
 b)オイルの中に溶かし込む
 c)抱き込んだまま潤滑の仕事をする
 d)抱えきれなくなってくる
 e)オイルとしての仕事が不充分になる(特に油膜強度)
 f)最適を維持出来ないと=> ブローバイが増える
---> さらに
 g)燃焼の邪魔になる汚れが燃焼室に流入する
 h)燃焼環境の悪化
 i)燃焼が上手く行かない
 j)排ガスが汚れる、チカラが出ない、燃費が悪くなる、オイルが更に汚れる
---> さらに
 K)燃焼の邪魔になる汚れは増大し、更に燃焼室に流入する
---->雪だるま式、汚れの増大へと進行します

オイル交換は
オイルが汚れを抱えきれるうちに、汚れごとエンジンの外に排出するため、
これがオイル交換の推奨される最大の理由です

オイル交換の都度調子が良くなる?
新油効果を体感されている、ということなら
それは新品のオイルの性能が気づかないうちにゆっくりと落ちていたという事実です。



いつもよりも少し早め、或いは優秀なオイルに変更する
という選択肢をこれまで斬り捨てて来ませんでしたか??
◆新油からの劣化速度が遅いほど優秀なオイルということになります
◆高級とか、知名度で選んでも中身は同じで値段だけが異なるオイルが多いのでご注意下さいね。


劣勢要因には必ず汚れがあります、
加えて粘度低下を伴う潤滑性能の低下です、
これはどうしてもブローバイ増大の傾向をみせるはずのものです。

さらに、
オイルが汚れないエンジンはあり得ませんが
オイルの汚れないオイルがあったとすれば、
それはエンジン内部の汚れをオイルが溶かしていないことになります。




見えないところで汚れているのがエンジンです

この常識はオイルの販売現場でも理解をしていますし、
整備の現場でも知られていること。

汚れを取るだけの為に
分解整備をするのはとても大変なのですが
従来は分解をする以外に掃除の出来なかった部分・・・

でも、その汚れというのはどこにあって
どんな悪さをしているのか?
壊れるまで分解されないエンジンのこと
実はこれまで一般ユーザーの理解に不親切だった部分です。

それじゃぁ、ホントはどこが汚れるのでしょう?

フラッシング(洗浄)で汚れた洗浄油の出てくるのを観ると、
ついついキレイになったと思ってしまいますが、はたして肝心の箇所はどうなのでしょう?

キレイになれば新車並みに回復しなければなりません。
しかし、フラッシングの結果でみると必ずしもそういう事実はありません。
洗浄油は汚れたけれども、エンジン内部の肝心な部位はキレイになっていない、・・・わけですね。

なぜなら、
ガソリンに由来する汚れは必ずしもエンジンオイルの循環する部位とは限らないためです、

つまり

ここのよごれがエンジン老化の原因だったのです
摩耗はその次に深刻な汚れが進行してから発生します
普段のお客様のオイル交換廃油を私は常に一晩おいて容器の底を観察しますが
フィルター内部の廃油も抜き出したとしても
新車から5000kmを過ぎたエンジンから著しい金属摩耗粉を確認することはありません。

結論です



エンジン老化の原因は摩耗ではなく「汚れ」

1.最初の汚れは燃焼室に起こります
2.犯人は構造の必然で発生するガソリンの「ブローバイ・ガス」
 (これはオイルの選択で抑制することができます)
3.付着した汚れが落ちると新車レベルまで復帰できます
 (オイルでは溶けない汚れを取り除く作業があります)


汚れの付着する箇所 ビッグ・スリーは?

A) ピストンリング、特にトップリング(一番上)の汚れがブローバイの元凶です
              お注射
  ピットサービスメニュー「落ちるんですFIC」トップリングのデトックスで落とします

B) ピストンヘッドとインテークバルブ
  これは燃料に添加する洗浄剤を注入して除去する事が出来ます。
               点滴
  ---ピットサービスメニュー「吸気デポジット・クリーン(点滴)」ならば速効です---

C) ピストンスカート、クロスハッチ、特にピストン裏の汚れがピストン重量バランスを崩します
  これは洗浄系オイル添加剤バーダルRING-EEZEをエンジンオイルに添加して走りながら落として下さい。
               透析

お気軽にご相談下さい!


機械はニンゲンと違い新陳が無くて代謝だけなのでとても正直です、
数百万の資産を使い捨てにしないために・・・^^;;;
もったいない・・・、この業界に生まれ育って本当にそう思うんです、
最適で最短のケアを伝授しています
是非、クルマの声に耳を傾けてカラダで感じ取ってあげてください。

くれぐれも安全運転で
マスタールウブ 嶋本

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