今回のzeroクラウン3Lは女性オーナーさん
三重県は愛知県との県境方面からお越し下さいましたO様のGR182
ガレージ保管ということです、とても7年経過には見えません。
すご~く、キレイ ☆~^^v
エンジンルームもとってもキレイ ^^♪
オイル量が少し少ないようで、 加えて 結構汚れています・・・
そろそろ換え時?の絶妙なタイミング??
(クリックで拡大します、ブラウザーの戻るで戻って下さい)
お立ち台に登らせて下回りを覗いてみたら、オイル漏れを発見しましたが
これっぽっちの滲みプラス程度で歴然とオイルが減少?
・・・ちょっと考えにくいです。
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ブローバイで燃えてしまっているか
今後「落ちるんですFIC」作業を行うとすれば
その時にプラグホールから燃焼室内の覗き見をして
何らかのサインが読み取れるかもしれません。
こちらは、交換前のオイルの色です
さっさと手の届く汚いところを拭き取ってしまう悪い癖があるので
金属部分は既に一度拭ってあります、
それでも、オイルの色がエスプレッソなのがわかりますよね?
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1.
オイルをチェンジャーで吸引しました、
6L入っている筈ですが5L足らずしか抜けてこないので
2.
オイルパンのドレーンプラグを外してみましたが
一滴もオイルは出てきませんでした
つまり、次回のオイル交換は吸引でOK ^^♪
オイルエレメントを外すと0.4Lほどのはずですが、
ようするに出てきたのは全部で5Lほど
オイルフィルターのハウジングをパーツクリーナーでキレイにお掃除をしました
オイル粘度のようにも思いましたが、
へばりつく感じの汚れ?だったでしょうか
ピカピカになりました
エレメントの中身を装填して取り付けます
そして、オイルを6L注入してエンジンスタートっ!!
使用オイルはアリシンで5W30
2分ほどエンジンを回してオイルの漏れをチェックして、エンジン停止、
3分ほど待ってレベルゲージをみると・・・「???」
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あら?
なんと、・・・もう汚れています
???
アリシンがほぼ常温でも 単にねっとり軽い汚れくらいは落としてしまうわけですね
私もちょっと驚きました
前回のオイル交換は昨年11月の車検時だそうで
3ヶ月の割にはオイルの汚れが濃かったわけです
この部分に関して 改めて作業後にお話をお伺いしたところ
「実は一度ヤっちゃって・・・」
何か?
オイルのランプが点いた
だそうです、
それは、プレッシャーゲージのWarningですね ^^;;
◆オイルパンのオイルポンプ吸い口ストレーナーが塞がった?
◆オイル量が減ってしまい、オイルを吸い上げられなかった?
普通はそのいずれかだと思います
そもそも6L入るためにオイルに対しては多めの量で幾分かのマージンをとっていますが、
メーカー推奨のオイル交換サイクルは・・・
クラウンの場合おそらくは 15000kmに一度、オイルエレメントと同時交換
シビアコンディションの場合はその半分、とか
「その間、オイル量に関して減少があれば補充を行うこと」
大雑把かつ やや分かりにくい指示だと思いますが
少なくともこれを守っている限り「壊れることはありません」
ということになっています
が、
実際には徐々に調子は悪くなってくるんですね。
はぃ、
これを守っていてオイルのランプが点灯したということは
途中でのオイル量とオイル状態のチェックを怠ってしまった
わけで、
過ぎてしまったこと、仕方のないことで・・・
その後の、 今回のオイルの汚れ方とオイル量
・
・
・
・
共通した思い当たるフシ??
結構オイルを消耗するのかも
前回の車検時にオイル交換をして11月から2月までの長くて4ヶ月の間に
1L以上のオイル消費があったかも?
あとは、
妙に濃厚な汚れの正体はなんだろう・・・
ちょっと気になってきますね
ということで
少し気を付けて観察を続けて行くべきですね。
そこで
以下のようなメールを差し上げました
女性オーナーさんに
出来るだけ分かりやすく 努めたつもりですが・・・^^;; ←簡潔に述べるのがどうも苦手なので fーー;
O様、本日はありがとうございました。
お車の調子はいかがでしょうか?
良くも悪くも些細なことがエンジンからの伝言です
何かお気づきの点が御座いましたら 是非 お聞かせ下さい。
◆作業後にお伝えしましたが
1.オイルの汚れに関して
交換直後にチェックしたオイルが既に色づいていること、少し気になりました。
・今後、1000km毎くらいに
・オイルゲージのオイルを白いティッシュで拭って「すぐに」
・いつも「同じ照明の下で」携帯写真に収める
・(屋内・昼光色の蛍光灯下などが良いです)定点観測といいます。
という作業だけ行って下さい、記録として良い資料になるはずです。
※1000km毎というのは気にするのが難しい場合
給油毎に、と決めて資料を蓄積するのも良い方法です。
気に留めるて頂くことが大事です、機械は道具なので使ったらその都度手入れが最良です。
2.オイル量に関して
抜いたオイルの総量は5Lほどでした、今回6L入れましたが若干少なめです。
Low○---○Full
Lowからひとつ目の「-」あたりです。
「漏れ」或いは「燃え」で減少する傾向にあるかも知れませんので
この部分もチェックして下さい。「エンジン停止後3分以上待ってから計測」
お手数ですが、ちょっと気に留めて頂けましたら幸いです。
機械のケアは女性にとって「面倒なこと」と思います、
しかしながらその面倒な気配りによって機械は救われます。
機械はニンゲンと違い新陳が無くて代謝だけなのでとても正直です、
数百万の資産を使い捨てにしないために・・・^^;;;
もったいない・・・、この業界に生まれ育って本当にそう思うんです、
最適で最短のケアを伝授しています
是非、クルマの声に耳を傾けてカラダで感じ取ってあげてください。
くれぐれも安全運転で
マスタールウブ 嶋本
「眠っているクルマを揺り起こす仕事人」
ドクタールウブのマスタールウブ
<<お気軽にお問い合わせ下さい>>
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