ルカは誰よりも敏感な子でした。


もう少し、おっとりと、どっしり構えて欲しいと思うほどに。


私の知り合いや、外で会う方に対しては、本当に不思議なことに、私が密かに苦手意識を持っている人に対して、ルカも殊更、敵対心をあらわにしました。


私の本心がバレてしまうのでは、とヒヤヒヤするほど。


ルカに何を言った訳でもなく、むしろ苦手な人にも態度に出すような事はしていないのに…
ルカは感じ取っていたみたい。


逆に私が好きな人達のことは、ルカも好きでした。
内弁慶なので懐くほどではなくても、その差は明らかでした。







そんなに敏感な子だから…


病気で苦しい時、「そばに居るのに、どうして助けてくれないのかな」と、私に対して思っていたかな…


今までルカの訴えること、言いたいことは、何でも理解してきたし、私が分かっている事も、ルカは分かっていました。


なのに、ルカがこんなに頑張って病気に耐えていたのに、治してやれなかった。
楽にしてあげられなかった。








「you're free」 by Park Won

僕たちを苦しめるつもりはなかったんだよね

思っていたより早く答えを見つけ出しただけ

僕が知っている誰よりも 君は敏感な子だから

そこでは痛みなんて感じないということに気づいたんだね

これ以上は登れないこの地の歌

もう天使の翼をつけてしまったんだろう

そこでは堂々と太陽にくっついて遊んでよ




食べたかったケーキの島 

ドーナツチューブに乗って渡って

読んだ面白い本の中に入れる魔法もあるんだって

ここでは怖くて苦しくて出来なかったことも

そこでは君は自由なんだから    you're free




君は笑いを作って 僕は歌で伝える

疲れた時はお互いにふざけた事も全て受け入れて

僕らの間に秘密なんてひとつも無くて 毎日そうやって戯れて

僕が苦しめられた時には僕より本気で憎んでくれる

そこでは堂々と太陽を眺めながら走って




行きたかった海の中を泳いで行けばいい

そしたら四角い黄色いあの子に必ず逢えるよ




ここで想像していたこと 僕達が話したことを

そこでは全部やって

全部食べて  

いいものだけを見て

そして全部忘れてもいい

you're free


 



今この歌を毎日聴いています。




ご訪問ありがとうございました。







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