空間のあるじ
須川マキ(演・斉藤菜保子)
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おおざっぱでもないあらすじ(本多猪四郎監督/藤川桂介脚本)
和美に中軽井沢への招待状が届いた。
心当たりのない招待を気にし、早苗に相談する。
早苗は行くべきでないと強く勧めるが、和美は行くつもりであった。
悪戯なら何者の招待なのか突き止めてやろうと和美は決心していた。
それでは信越線へ…
思案する和美の前に生島と須藤が現れる。
生島は亡父の部下で、以前から親しく和美の世話をしている男であった。
にもかかわらず、怖いBGM…。
中軽行きは生島にも黙っていたはずなのに…和美は不審がる。
さらに車掌が和美宛のメッセージを届ける。
謎の手紙には、顔合わせに期待する旨、生島たちに接触しないように、と書かれていた。
もうとっくに生島と須藤はボックス席の反対側に。
生島は手紙に興味を示すが、和美は破って隠蔽する。
そんな和美の動向を心配する毛利チーム。
先生が和美の叔父から依頼された身辺警護だ。


軽井沢駅に降り立った和美の背後に、さっそく物騒な連中がついてくる。
生島たちは和美の車をハイヤーに追わせる。
やがて和美はホテルに着いた。
出迎えたのはホテルマンに扮した早苗と一平だった。
一平は続行する生島も迎え入れた。
ベルガール早苗は部屋に和美を招き入れてネタ晴らし。
それから壁の絵を指し示す。
招待者からのプレゼントだそうだ。
一方、一平は生島たちを和美の向かいの部屋に案内した。
生島は和美に電話する。
和美にはありがた迷惑な生島だが、生島は傍若無人にボディガードを志願する。
生島は須藤を和美に付きまとわせる。
そんな2人を気にした一平は尾行することにした。
外を散策する和美を遠く須藤が追う。
不意に木立に隠れ、追ってきた一平を襲う。
しばし森の中で乱闘。
やがて一平が押し負ける。
乱闘騒ぎに和美が気づいて息を呑む。
と、そこに鷲サイズの鳥が現れた。
一平にのしかかって拳を振るう須藤に鳥が襲いかかる。
かいくぐって逃れた一平は和美をかばう。
標的を須藤に絞った鳥は、眉間に一突き食らわせて飛び立った。
須藤は息絶えていた。
一平は10-34、通信で事情を知った岩城も軽井沢に向かった。
一方、生島も部下に連絡しつつ須藤の最期を知った。
生島は計画を早めることにする。
電話を気にする和美をあしらいながら、生島はそ知らぬふりを続ける。
様子を見ていた早苗は、生島の素性を気にする。
和美には生島に裏があるとは思えないようだが…。
思いっきり裏があった。
軽井沢の仲間を集め、生島はミーティングを始めた。
ボスが軽井沢に潜伏し、ブツを相当数隠していると読んでいる。
たった4人の部下だが、虱潰しに探すよう命じる。
しかし…
生島がこっそりアジトを抜け出したそばで、部下2人が鳥に襲われていた。
もう1人増えた3人が襲撃を伝える。
2人の死体を始末するよう命じるのが精一杯だった。
その夜、岩城が到着した。
先に警察で須藤の仏さんに会見してきたという。
計画的な殺人と岩城は見抜く。
目撃者の一平は信じないが、その「鳥」が曲者だった。
鳥はロボットで、誰かが操っていると岩城は睨む。
なぜなら…須藤の死体には毒針が刺さっていた。
一見、撲殺か刺殺、しかし実は毒殺だ…そんな鳥はいない。
早苗は岩城に生島の調査を持ちかける。
そんなチームの様子を生島は扉の外から探っていた。
三郎が気づいたが、暢気な一平は気のせいと取り合わなかった。
そこへ先生から通信が入る。
須藤はかなりの前科者、生島にも要注意だ。
その生島は、12年越しの野望を達成しようと企んでいた。
チームの始末を急ごうとする手下どもを押さえ、ボスの燻り出しに全てをかける。
和美を使ってボスを捕まえる気だ。
今日明日が勝負と生島は発破をかける。
その世、寝付けない和美は明かりをつける。
ふと見ると、贈られた油絵が溶けていた。
油絵には手紙が塗りこめられていた。
…藤川センセ、それ怪奇大作戦でやりました…。
亡父からの手紙だった。
事情があって死んだ振りをして軽井沢に潜伏しているが、一目会いたい一心を綴っていた。
ボスが…いや、お父さんが生きている!
愕然とする和美をアップしてCMへ…。

翌朝、和美は出発した。
察した生島たちも三郎も動き出す。
…三郎…氏素性まるわかりです…。
案の定、生島の車を抜こうとした途端、体当たりを食らって転がされた。
三郎の10-34に岩城は追跡続行を命じる。
今度は距離をとって、要所でナビの通信を送る。
岩城が通信に従って追跡する中、先生から通信が入る。
生島は12年前に銀行を襲ったギャング団の一員だった。
そんな後ろの大騒ぎはいっさい知らず、和美は橋のたもとでハイヤーを降りた。
神社の脇から山に入る。
待ち合わせの沢に男が現れた。
父と名乗ったが、和美には信じがたかった。
本当に父なら、12年もほったらかしに何をしていたのか。
男は詫びるだけで核心に触れない。
ただ、今後の心配が要らないことは強調する。
そして和美を招く。
岩陰に埋めたトランクを掘り起こして開く。
聖徳太子みっちり。
当然、和美は大金の出所を心配する。
そこへ生島たちが現れた。
生島は手下に和美を捕らえさせる。
そして大金の出所をあっさりばらす。
和美には信じられない。
生島には知ったこっちゃなにので、ドスを抜いてブツの引渡しを迫る。
ドスの切っ先は和美に向けられた。
杉山は応じなかった。
代わりに怪鳥ラゴンを呼ぶ。
飛び出したラゴンは生島に飛び掛かる。
生島と杉山の脅しあい…。
和美を取り押さえられたまま、手下どもはとんぼ返りした。
杉山は総崩れの一団にラゴンを放つ。
振り返った和美は、ラジコンセスナで遊んでいた父の姿を思い出す。
いつの間にかプロポを構えた杉山を父と認識した。
散り散りだった連中は再び和美にドスを向ける。
ラゴンは旋回するのみ。
やがて、岩城は橋のたもとに到着した。
三郎の案内で現場に駆けつける。

一方、杉山はついにラゴンを去らせた。
生島の命じるままに、トランクを放り投げる。
和美を連れたまま、生島たちはとんずら。
その前にチームが立ちふさがる。
「貴様ら銀行強盗にそいつを渡すわけには行かない」
岩城の啖呵から戦闘開始。
一平がさんざん苦労してるのに、早苗があっさり和美を解放。
一方、一人でとんずらした生島を岩城が待ち受ける。
ぶん回すトランクを蹴落とし、ドスをかいくぐる。
転がり落ちたトランクは杉山が拾い上げる。
一部始終を観察していた先生は、生島を引き受けて岩城を杉山の追撃に向かわせる。
トランクを振り回し、木の枝をしならせて杉山は抵抗する。
岩城は木の上からの攻撃で反撃する。
逃げ惑う杉山に和美は自首を訴える。
応えない杉山は終に岩城に捕まった。
一平に生島を譲ってやってきた先生は和美を促す。
和美を前に、先生は再び自首を薦める。
杉山は応えず、再びラゴンのプロポをつかむ。
ラゴン再び飛来。
しかし、先生がレシーバーで混信した。
ラゴン制御不能!
慌てふためく杉山の前で、ラゴンは沢に墜落して火柱となった。
すべて終わった…杉山はへたり込む。
それでも、和美は駆け寄って杉山を抱きしめる。
事件解決、チームは軽井沢を去っていく。

空間の詳細
常連にゃん太氏からのいただきもの。回想シーンで空間発動。ラジコン飛行機を飛ばす杉山の横で天に手を伸ばす幼児期のあるじはつんつるてん。ミニスカートから白いパンツが丸見えにはみ出している。

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あるじのその他の分布地
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