空間のあるじ
公園で遊ぶ子供(演・Uncredit)
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おおざっぱでもないあらすじ(内田一作監督/鈴木生朗脚本)
ある甲信地方の町に、有名な楽団が公演に来た。
…本物のチャーリー石黒と東京パンチョスですよ…森進一の師匠だ…。
ホールの二階席で、タイタンはつまらなそうに演奏を一瞥する。
タイタンは手鏡越しに、背後の茂を確認してほくそ笑む。
茂は地方都市に見合わないビッグバンドの公演を怪しんで調査していた。
第一部はつつがなく終了して幕が降りた。
休憩に入るや、タイタンは埃に咽びながら席を立つ。
茂はタイタンの演技に乗せられて気づく。
会場の監視はユリ子に任せ、悠然と会場を去るタイタンを茂は尾行することにした。
まんまとタイタンの術中にはまり、カブトローはタイタンの車を追って多摩川沿いを走る。
タイタンは行動開始を無線連絡する。
一方、幕間の会場では、市長がステージを訪ねていた。
チャーリーは社交辞令を受けて立つ。
そんなステージに、アゲハが一匹舞い込んできた。
市長そっちのけで、チャーリーはアゲハを見つめ、目の前を舞うアゲハを掴み取る。
そしてもぐもぐ…チャーリーにここまでさせますか内田監督。
チャーリーは急に八代声に変わり、奇声を上げる。
ああもちろん八代声は舟歌の姐さんではなくてメッサージュウの声ですよ。
びびりまくる市長の目の前でサタン虫がにょろりん…カマキリ奇械人分離。
バンドメンも一瞬でにゅの人たちに変身する。
逃げようと背中を見せる市長の足がにゅの一人にロックされる。
カマキリ奇械人は左腕のモーニングスターで市長を打ち倒し、右の大鎌で斬り倒す。
間もなく第二部、カマキリ奇械人とにゅの人たちは、再びバンドメンに乗り移る。
ごく普通に明るい聖者の行進に乗って幕が開く。
ユリ子は会場のシートに収まりながら監視する。
ユリ子はチャーリーの耳の紋章にまだ気づかない…。

さて、茂は郊外の造成地でタイタンの車を見失った。
タイタンが何者か知る絶好のチャンス、茂は深追いを決意した。
変ー身ーストロンガー!
そしてカブトキャッチャー発動。
…単なる赤外線ソナーですが…。
捕捉成功、追跡再開。
しかし、タイタンも一つ目に変身解除して後方を伺う。
タイタンはほくそ笑みながら迎撃に取り掛かる。
まずは毒ガススモークを浴びせかける。
「くそぅ、ジャーマンガスだ」は本郷猛…ストロンガーは平然とガスの中を追跡する。
タイタンは爆雷を落としてカブトローに踏ませる。
カブトローは爆炎に紛れて追ってこなかった。
タイタンは下車して勝ち誇りつつ哄笑する。
…と、毎度お馴染みテルミンじゃなくて口笛高く響き渡る。
真正面にストロンガーが立ちはだかる。
それでもタイタンは鼻で笑い、格の違いを見せつける。
悠然と特攻隊を召還する。
ロケットしょったにゅの人がぞろぞろ地下から這い出してくる。
いなして次々と自爆に追い込むストロンガーだったが…。
多勢に無勢、遂に4人にのしかかられる。
爆殺成功とみたタイタンは異次元に消えた。
Aパートで爆死してたまるか…ストロンガーは地中に逃げ込んでいた。
這い出したストロンガーは、タイタンを取り逃がして悔しがる。
一方の会場では…
ソチ五輪フィギュアSP直後には聞きたくないショパンのノクターンが流れ出した。
が…
チャーリーの指揮がヒートアップ。
珍妙な重低音のノイズが紛れ込み、会場の成人は皆悶絶する。
一方、子供たちは何が何だかきょとんとする。
チャーリーは社会的な身分そっちのけでタクトを振るう。
もはやノクターンの痕跡もない騒音に耳を塞ぎながら、ユリ子はようやく異常を察知する。
会場の異音は、屋上のスピーカーから街に流されていた。
シーズンオフのぶどう畑で、農夫達は発狂する。
子供を殺そうと、街の人々は児童公園に殴り込む。
会場でも、大人たちは子供たちに襲い掛かった。
音波洗脳大成功、モニタリングするタイタンもほくそ笑む。
大人と子供の同士討ちで、やがて人類は自滅するだろうと首領も満足する。
ようやく会場では、ユリ子がステージに飛び上がって制止しようとした。
無表情でばたばたするチャーリーに詰め寄るが、チャーリーはユリ子を突き飛ばす。
公衆の面前でえい・やあ・とう!
タックルは電波投げをチャーリーに放つ。
あっさりチャーリーが倒れて騒音は止まる。
身じろぎしない大人をすり抜け、子供だけが脱出を図る。
倒れたまま、八代声のチャーリーはバンドメンに音波発生を命じる。
騒乱再開、この隙にカマキリ奇械人はチャーリーから分離する。
遅きに失したタックルが構え、バンドメンが変身解除する。
カマキリ奇械人は単騎で乗り出し、モーニングスターを浴びせる。
大鎌でフォールし、モーニングスターでとどめの一撃を狙う。
そんな準備中に口笛高くやってくる。
無人の客席最上段に屹立するストロンガー。
「聞け悪人ども」省略の簡略口上から戦闘開始。
モーニングスターを逆手に取ってカマキリ奇械人をふっ飛ばしてタックルを解放。
タックルにはパニックの収拾を任せてカマキリ奇械人に対峙する。
モーニングスターを使って引っ張り合いと殴り合い。
にゅの人々はストロンガーにのしかかってフォールを狙うが弾き返す。
ユンボ置場に逃げ込んだカマキリ奇械人に追いすがる。
にゅの人をなぎ払い、ユンボの上からモーニングスターを振るカマキリ奇械人に迫る。
足元に潜り込んでしまえば、リーチの長すぎるモーニングスターは役立たず。
大鎌にも地を這ってのローキックで対応する。
懐に入ってしまっては、リーチの長い武器は意味がない。
「お前の力はそれだけか?」
…言いたくもなります。
挑発して電キックを浴びせかけるが、ここはリーチのあるモーニングスターで撃墜する。
かわしてかわして立て直し、ボディに連続キックを浴びせかける。
たまりかねたカマキリ奇械人は、大鎌をブーメランにして間合を取る。
モーニングスターでストロンガーを絡め取ろうとするが、電ショックを浴びる。
捨て台詞一つ残さず、カマキリ奇械人は離脱した。
逃げられた…口笛高~くやー…

何も知らないおやっさんもこの街にやって来た。
姿を見るなり逃げ出していく子供たちに首を傾げるばかり。
不貞腐れて農道を走っていると、ユリ子に出くわす。
ユリ子が保護していた男の2人も、おやっさんに怯える。
ユリ子に言い含められて、男の子たちはジムニーに乗る。
かくかくしかじかをユリ子から聞かされて、おやっさんはようやく納得する。
子供たちが潜んでいるという教会が見えてきた。
神父は神妙な面持ちで一行を迎え入れた。
神父には洗脳音波が届かなかったらしい…ということで、おやっさんとユリ子は安心する。
そんなわけはなかった。
神父が秘密の部屋に入ると、タイタンが待ち受けていた。
タイタンは神父に使命を促しながら浜田さんに化ける。
タイタンは茂の始末に向かうことにした。
そんなわけで、オフロードを行くカブトローにオートバイ部隊を差し向ける。
カブトローは6台の待ち伏せを受けた。
茂は部隊を蹴散らしつつ、擬似立ち乗りで変身ストロンガー。
変身前と変わりなく、部隊を蹴散らす。
あ…ウィリージャンプお見事!
ダートをこねくってスタックさせ、高台に登る。
バッテリーショート…って、中江さんの説明だとショートじゃなくブレーカー。
まあ、部隊のバイクはオーバーロードでイカレたので、カブトローは駆け去る。
その頃、おやっさんとユリ子はすっかりくつろいでいた。
子供たちに振る舞われた牛乳にもご相伴。
謙虚な聖職者を神父は演じ続ける。
ところが、紛れ込んだV3じゃなくて鬼やんまが一匹。
本能に負けた神父はやんまを一掴み、そしてもぐもぐ。
大人2人どころかすべての子供たちも凍りつく。
神父はそ知らぬ振りで慰めのオルガン演奏を買って出る。
ゲバコンドルの婆さんとは打って変わってホッとする演奏が始まったのだが…
それもほんの30秒のこと。
神父は鍵盤を鷲づかみに洗脳音波を発し出す。
今度は2人だけでなく、子供たちまで悶絶する。
ひゃっはーな神父はカマキリ奇械人の正体を垣間見せる。
気づいた時はすでに遅し、子供たちは2人を取り囲む。
子供たちが迫る中、カマキリ奇械人は神父から分離して演奏を続ける。
2人は子供たちの隙を突いて脱出を試みる。
しかし礼拝堂の出口はにゅの人らが待ち受けていた。
相手が子供では、おやっさんでも邪険に振り払えない。
自動演奏に切り替え、カマキリ奇械人はユリ子をモーニングスターで襲う。
ダメージを受けたユリ子はにゅの袋叩きに遭う。
おやっさんもユリ子もとうとうフォールされた。

カマキリ奇械人は、楽器を太鼓に持ち替えて川原に移る。
背中合わせに2人を十字架に架け、子供たちを煽り立てる。
洗脳されるままに、子供たちは十字架の下に枝を積む。
太鼓のリズムに合わせ、子供たちは輪を作って復讐の踊りを踊らされる。
カマキリ奇械人は子供たちに処刑を命じる。
子供たちは一斉にしゃがんで石を手にする。
火あぶりと思いきや石打ちですか…。
石つぶてを子供たちが振り上げたところで口笛高~く
カマキリ奇械人は慌てふためき、思わず太鼓を取り落とす。
音源が途絶え、子供たちは一斉に気を失う。
崖の上からストロンガーが現れる。
エレクトロンファイヤーで2人の拘束を切断。
2人に子供たちを任せてハイジャンプ!
アニキ熱唱OPに乗って戦闘開始。
睨み合いの背後から奇襲するにゅを返り討ち。
にゅ4体が飛び出して取り囲む。
まずは1体を撃破、及び腰の残り3体に飛び込んで一気に殲滅する。
カマキリ奇械人は大鎌ブーメランを飛ばす。
かわして収容したところで本格格闘へ。
モーニングスターの一撃を受け止めて引っ張り込み、カウンターの顔面パンチ。
追って大鎌の突きを抱え込み、懐に入ってキックを浴びせる。
よろけるところで電ショックを脚にチャージしてキック。
大鎌が焼き切れて吹っ飛ぶ。
やけっぱちでモーニングスターを振るが、飛ばす前に転がって懐に潜り込む。
連打でひっくり返して電ーキッーーク!
よろよろ着地したところにエレクトロンウォーターフォール!
ちゅどーん!
高見の見物がつまらんものになり、タイタンは葉巻をへし折って悔しがる。

いつものチャーリーとパンチョスが帰ってきた。
最前列で春のうららの隅田川を堪能するおやっさんとユリ子だが…
おやっさんは茂がいないことに気づく。
ユリ子も風来坊のことなんか知ったこっちゃない。
笑顔で音楽を堪能するユリ子と正反対、茂は次の敵を求めて走り出す。

空間の詳細
大人発狂シーンで空間発動。ぶどう畑から乗り込んだ公園で、滑り台の輪っか梯子によじ登ろうとしている女の子が大開脚で白いものを公開している。前を暢気に横切る男の子が邪魔だし、遠すぎるし、カメラがあっという間にパンしてしまうので、じっくりとは堪能できない。

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あるじのその他の分布地
毎回毎回のことながら、エキストラじゃな。。。

おまけ
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幼少時代の某スクラッチ職員と巷で噂されている女児がこれ。果たして真相は如何に?