空間のあるじ
チコ(演・小貫千恵子)
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おおざっぱでもないあらすじ(内田一作監督/石森史郎脚本)
加賀ロケ後半戦スタート。
カニガブラーとキノコンガの共同戦線で、カゲスターとベルスターは人質の千景ごと囚われた。
カニガブラーの泡カプセルにカニガブラーが迫りながらサブタイどーん!
カゲスターはカプセルを破れないが、カニガブラーは鋏で破れるってのが理不尽設定。
しかし、カゲスターは余裕綽々。
千景をベルスターと包んで砂隠れ。
そんなわけで、砂の中を移動して脱出した。
地団太踏んでカニガブラーとキノコンガが突っ込む。
千景をベルスターに預け、カゲスター戦闘開始。
キノコンガを飛び蹴りでふっ飛ばし、カニガブラーをいなしつつキノコンガを主に攻撃。
キノコンガの杖をとって逆にひっくり返す。
キノコンガが傘を投げつけるが、カゲスターは一刀両断。
カゲキックでキノコンガもこれまで。
爆死と同時に、キノコにされたタケシと千秋、屯田警部と業平刑事は人間に戻った。
取り残されたキノコンガは悔しがりながら地中に逃げた。
そんなわけで、千景のお遍路さんも再開、山下屋を旅立つ。
面々に見送られて旅立った。
それはそうと、カニガブラーをどうしたものか、影夫は思案する。
アジトに逃げ込んだとすれば、アジトを見つけるだけのことだ。

さて、越前海岸では、海女の母子が作業に取り掛かっていた。
船上で命綱を手繰るケンイチが海面を見下ろすと、血が湧き出してきた。
命綱を引いたが切れている。
母ちゃんは上がってこなかった…ケンイチは船端で泣きじゃくる。
遺体が上がったところに影夫と鈴子が出くわす。
仏さんをくるんだ筵をめくるまでもなく、カニガブラーの仕業と影夫は断定する。
泣き続けるケンイチを影夫は励ます。
鈴子も仇討ちを誓い、健一の涙を拭う。
やがて、ボートで上陸した男が土産物屋の影夫たちに接触する。
風村でボートを購入した北山を名乗る。
そして、モーター不調をでっち上げてボートに案内する。
影夫と鈴子は乗り込んで点検を始めた。
鈴子は工具箱を開いたが、蓋の鏡に北山ならぬカニガブラーが映っていた。
鈴子は鏡と北山を見比べたが、やっぱり鏡はカニガブラー。
鈴子は影夫に鏡を見せる。
ばれちゃあしょうがない、カニガブラーは突っかかる。
即刻下船して戦闘開始。
カニガブラーは目的を叫びながら、両手の爪ミサイルを放つ。
爆発をかわして、影よ行け!
下っ端どもを蹴散らすうちに、カニガブラーは爆弾を召還して投げつける。
カゲスターもベルスターもあっさりかわした。
カニガブラーは海に飛び込んで逃げ出した。
肩透かしの2回戦終了。
なのに、カニガブラーのワゴンを発見、カゲローカー+ベルカーで追う。
カニガブラーはワゴンを乗り捨てて東尋坊の洞窟へ。
カゲスターとベルスターも洞窟に乗り込む。
だが、あっさり落石に阻まれてしまう。
ドクターサタンは直々にカニガブラーを呼び、次の作戦を命じる。
カニガブラーは謎の紳士に化けた。
ずーん・じゃっじゃっ!
落石を取り除け、洞窟を抜け出すと、山下屋の裏に出た。
カニガブラーはどこへ消えたのか?
警戒を強める中、謎の老人は悠々とみやげ物店で九谷の壷を見て回る。
一方、東尋坊ではケンイチが敵討ちを誓っていた。
そんなケンイチの耳にカニガブラーの声が聞こえてきた。
岬に現れたカニガブラーの独り言で犯人が判明する。
ケンイチは銛を手に岩陰から飛び出そうとして踏み外す。
気づいたカニガブラーは下っ端をけしかける。
ケンイチは銛で下っ端と渡り合う。
カニガブラーの投げ鋏も叩き落とした。
カニガブラーは鋏を再生して接近戦に持ち込む。
母ちゃんの仇、ケンイチの銛はカニガブラーの胸を突く。
場所は的確だが、装甲が厚すぎた。
カニガブラーは逆ギレして下っ端に追わせた。

一方、面々は窯元巡り中。
暢気に九谷焼の歴史をレクチャーする影夫…教科書どおり。
窯元のろくろ技を堪能して絵付け工程へ。
ところが、鈴子の鈴が「かーにーがーぶーらー」
カニガブラーが何なの?
とにかく鈴子は警戒する。
窯元を出たところで、逃げおおせたケンイチに出くわした。
ケンイチにアジトの案内を頼もうとした矢先、タケシたちを乗せた車が走り出した。
ご主人いわく、白髪の紳士が連れを騙って連れ出したそうな。
車の行き先はわからない。
カニガブラー関係者と見た影夫はケンイチから東尋坊のことを聞き出す。
越前海岸をひた走りながら、老人は人質要員に高笑い。
影夫もケンイチを同乗させて追った。
下車して歩道へ。
タケシのハンカチが落ちていた。
タケシたちは沖のボートに乗せられていた。
カニガブラーも同乗している。
ケンイチを屯田刑事のもとに走らせる。
…東尋坊から山代…徒歩では行けませんが。
影夫と鈴子もボートで追う。
東尋坊に乗り付けたカニガブラーは、タケシたちを縛り上げる。
接岸すれば人質の首をはねる心積もり。
接岸に備えた機雷が感応して水柱を上げる。
高笑いのカニガブラーだが、とっくに影が行って岬に飛び移っていた。
飛び降りて戦闘開始。
それにしても自殺の名所東尋坊の断崖にぶら下がっての下っ端スタントお疲れさま。
カニガブラーは泡を吐く。
泡をかいくぐったカゲスターは、カニガブラーの触角をむしり取る。
ここでカゲスターは説得を試みる。
カニガブラー聞く耳持たず。
やむなし、戦闘続行、救出だ。
しかし、人質は断崖の上に連れ去られていた。
突き落とされてはいけない、カゲスターベルスターは戦闘を止めた。
無抵抗のうちに下っ端どもがぼっこぼこに打ち据える。
カゲスターは人質の解放を要求する。
カニガブラーは自滅への断固拒否。
せっかく断崖に上げた子供たちを波打ち際に引き戻す。
潮溜まりに立たせ、カニガブラー自らタケシの首筋に鋏を立てる。
しかし、隙を突いてケンイチが敵討ちの銛を放つ。
首筋に食らったカニガブラーがひっくり返る。
人質がケンイチに気を取られた。
拘束を振りほどき、カゲスターは人質のそばに飛ぶ。
人質は屯田刑事のもとへ。
EDに乗って決着だ。
UFOマントを投げつけ、カニガブラーを連れ去る。
ちょこっと殴って蹴って投げて、カゲキーック!
東尋坊にもかかわらず、派手にハイルサターン!

山下屋に帰ると、ケンイチも出迎える。
お母さんがいなくても、立派な人間になるんだ。
男と男の約束だぞ。
影夫とケンイチは固く握手した。

空間の詳細
常連にゃん太氏からの頂き物。
千景さんお見送りシーンにて空間発動。走りながら手を振ってる一瞬の隙に、ワンピがたくし上がって白い裾がちょろっと姿を現す。

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あるじのその他の分布地
・がんばれ!! ロボコン#28「メチャラクチャ! 困ったまいった新入パワー」(1975年)
・5年3組魔法組#6「男になった女の子」(1977年)
・超神ビビューン#27「月村がのっぺらぼうに やったぜベニシャーク」(1977年)
1979年のドラマ版「野生の証明」にもちょこっと出ている。