空間のあるじ
校庭で遊ぶ子(演・Uncredit)
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おおざっぱでもないあらすじ(村山新治監督/浦沢義雄脚本)
子供は風の子…ってことで、マナミの学校のグランドは超満員…ああ少子化が嘘のようだ…。
一方、転校生マナミはまーだ暮らすに溶け込めていない。
気にかけてくれたクラスメイト田代くんにも素っ気無い。
そんな中、音楽の先生が現れて、後者から生徒を簿意払う。
子供は風の子寒くない寒くない!
彼はマナミを靴棚の陰に匿う。
でもあっさり見つかって、2人も叩き出される。
ところが、誰もいなくなった下足室にナイルの亀の悪魔が潜んでいた。
亀の悪魔はあっさり標的発見、先生に取り付いてサブタイコール。

そうとは知らない朝の中島家。
食卓でサナエはナイルの悪魔とトトメスの話を披露する。
パパはサナエの言い振りがトトメス本人になりきったように感じられる。
まんざらでもないサナエにマナミがおまじないを切り出す。
ボーイフレンドができるおまじない…。
転校早々にゲットできたマナミは上機嫌。
おまじないを始めたが、さばける主婦のママは2人をどやしつける。
2人はさっさと登校すると、さっそく田代くんと鉢合わせた。
田代くんは唐突にベートーベンの亡霊の噂を切り出す。
最近、町のあちこちに現れるらしい。
室内でくつろいでる子供たちの前に突然現れ、タクト一振りでポルターガイストを起こすそうな。
驚いて逃げ出した人が残していったおやつや漫画やゲームを横取りして遊んじゃうとか。
で、脅かされて外に逃げ出した子供たちは、みんな風邪を引いちゃった…らしい。
そんな話の道すがら、先生は相変わらずの剣幕で指導しながら出勤する。
サナエもちゃきちゃき元気すぎる先生に呆れ果てる。
元気よすぎてマナミはうんざり。
だって寒いもんは寒いの。
…と言う田代くんを変な奴よばわりしつつも、マナミは追いかける。
サナエが見送り終える頃には、マナミも追いついて2人並ぶ。
…すんごく嫌な予感…。
ほらね、門の陰から恨めしげにガン見するイツカ発見…。
教室では、田代くんが右隣のマナミに目配せする。
気づいたマナミもちょいちょい目を合わせる。
そんな2人を、真後ろからイツカは睨みつける。
休み時間…
校庭に向かっていた田代くんをイツカは待ち伏せしていた。
出くわすなりいきなりのビンタ炸裂!
鼻血たらたらで棒立ちの田代くんを放置してイツカは立ち去る。
棒立ちの田代くんをマナミは発見するが、事情は話せっこないよね。
…………
さて音楽の授業。
マナミはようやくイツカのメンチに気がついた。
マナミも負けじとメンチを切り返す…いい面構えしてるじゃん。
両サイドの電撃をびしばし感じて田代くんは困惑するばかり。
キョドった田代くんはあっさり先生にマークされた。
2人のことは言えない…哀れ、後ろに立ってなさい発動。
ぴりぴりした教室に似合わない冬景色のイントロをよそに、田代くんは音楽家のトルソに目を向ける。
ベートーベンにシューベルト…
不意にベートーベンの呪いを思い出す。
見上げれば、壁はバッハにモーツァルト…ああやっぱりベートーベンの肖像画…。
でもそんな田代くんの不安感に関係なく、マナミとイツカはメンチ合戦中。。。

放課後…
当事者は教室に残っていた。
止める田代くんだが、イツカに突き放されてあっさり引き下がる…相変わらずだな浦沢。
田代くんの元カノがイツカ…とわかったマナミは、面と向かって「悪趣味」呼ばわり。
イツカはあっさりブチ切れる。
イツカは憤然とランドセルを開き、マナミはのけぞる。
取り出したのは…おまじない本…。
マナミに鼻毛が伸びる呪いをかけてやろうって寸法だ。
…あるし…ピンポイントすぎるぜ浦沢。
で、想像図作っちゃうし…真奈美ちゃんお疲れさまです…せっかく男前なのに。
田代くんいわく、イツカは学校一のおまじないマニアだとか。
護符をかざしておまじない詠唱
…となれば、マナミもランドセルを開く。
マナミはイツカの耳がロバになる護符を用意する。
予告を聞いてイツカも想像図。
…いやマナミより見られますよ伊津佳ちゃん。
詠唱中に護符をむしりとってポイ。
今度はイツカの護符をマナミがポイ。
ぶくぶく太ポイ! でるでる出べsポイ!真っ赤なたらこのポイ!でてこいでてこいモジャモjポイ!
田代くん呆れて出て行っちゃいましたよ。
だが…
廊下が暗転して靴音が迫ってきた。
脱兎…
相変わらずおまじない合戦中の教室に飛び込む。
2人のおまじない合戦で悪霊がやってきた…ものと田代くんは考える。
案の定、どストレートにベートーベンが教室に現れた。
田代くん…気絶…。
イツカが真っ先に飛び出し、マナミも逃げ出した。
はいCM。
置いてきぼりの田代くんそっちのけで、ベートーベンは体育館まで2人を追ってくる。
そうと知らない田代くんは目覚め、鉢合わせした先生にありのままを説明する。
「へ?」
教室に案内しようとしたら、先生に捕まった。
保健室へ強制連行…を振り切って田代くんは逃げ出す。
柱に隠れて先生をやり過ごし、田代くんは2人を探す。
でもあてはない。
困り果てて外を見ると、下校中のサナエに出くわした。
だが…
マナミとイツカはポルターガイストで浮いたボールに取り囲まれていた。
一方、田代くんは意地でサナエに事情を知らせる。
…いないし…
とっくにサナエは下足室に飛び込んでいた。
それでは、イブンバツータ・スカラベルージュ!

2人は結局教室に逃げ込んだ。
イツカは急に鼻毛の件を謝る。
マナミもロバの耳の件を謝る。
お互いおまじない大好きだし、巡り会わせがよければ仲良くなれたかも。
2人とも今川焼が好きだし…相変わらず消え物ネタが得意だな浦沢。
でも気づくのが遅すぎた、このまま取り殺されるかも。
…とイツカが切り出したところで、マナミは急に蒸し返す。
もちろんイツカも受けて立つ
…ああやっぱり浦沢だ。
お取り込み中だが、改めてベートーベン見参。
さっきの罵り合いをすっかり忘れて、2人は抱き合って怯える。
ベートーベンはタクトを振りながら、2人を窓際に追い詰める。
ポルターガイストは窓を開き、カーテンを2人に巻きつける。
カーテンは2人を締め上げ、窓の桟から外に引きずり出す。
…こんな凶悪な魔物だったっけ?
落ーとーさーれーるー!!!
ふと黒雲にわかに掻き曇り、雷鳴からトトメスが降臨する。
至近距離でベートーベンに対面し、ふたたびサブタイそのまんまコール。
吊られた2人をバックに名乗りの儀。
ベートーベンはポルターガイストを浴びせる。
教室は大激震、壁もブチ破れる。
トトメスはステッキを召還し、姿見を出して裏に隠れる。
ベートーベンは姿見の真正面からポルターガイスト…はい反射して強烈な自打球へ。
電撃びりびりしつつ、ベートーベンは悶絶し、元のトルソに戻ってしまった。
術が解け、解放されたイツカは、トルソが音楽室の物だと見破る。
ナイルは何でも知っている、真相に気づいたトトメスは先生たちに問うことにした。

校庭に先生達を集め、トトメスは謎解きにかかる。
葬送行進曲に続き、トトメスは音楽の先生を指し示す。
そんなわけで、憑依するちょっと前から回想してみよう。
憑依すると、先生は音楽室に向かい、ベートーベンのトルソに願をかけた。
ばれた先生は余裕綽々で理由を問う。
犯罪の香りがしたとでもトトメスはほざきやがります。
わけのわからない説明を聞き届け、先生はトトメスの首を狙う。
トトメスは振り切って大木に取り付く。
飛びつかれる寸前に大木の向こうにテレポート。
ぐるんぐるん時計回りにおっかけっこが始まる。
トトメス再びテレポート。
先生は一人っきりでぐるんぐるん回る。
枝にテレポートしたトトメスは、ステッキで落ち葉の吹雪を巻き上げる。
吹っ飛ばされた先生は、トトメスに気づくや音楽室に逃げ込む。
今度はシューベルトのトルソに願をかける。
……徴兵検査も失格する近眼虚弱体質のシューベルトには無理だと思うぞ。
しかし、実体化する前にトトメスが乗り込んできた。
縛れ、パピルス!
ぎりぎりぎりぎり…亀の悪魔は締め出された。
それではピラミッドへ。
あと49匹…。
正気に戻った先生だが、相変わらず子供は風の子…らしい。

そんな話は中島家の食卓で。
最近の子供はポケットに手を入れてるとパパは言う。
じゃあパパが子供の頃は?
サナエに問われたパパ、「入れてた」とあっさり。
相変わらずの浦沢であったことよ。

空間の詳細
loc*st*138氏からの頂き物。冒頭の校庭シーンで空間発動。鉄棒で連続回転にチャレンジしてる女の子が白いものを披露している。白いものに裾を入れてガードしているんだが、これって肝心の恥ずかしいところは隠せないのよね。

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毎度のことながら、エキストラじゃな。。。