空間のあるじ
チコ(演・小貫千恵子)
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おおざっぱでもないあらすじ(内田一作監督/鷺山京子脚本)
いきなりドクターサタンのどアップから、ナメクジーガーを召還した。
ナメクジシャワーを浴びた者はすべてサタンの奴隷になるのだ。
ナメクジーガーの触覚から出る超音波命令を受容するのだ。
ということで、カゲスターを葬るために、影夫のクラスメイトの坂田を紹介する。
どう利用するのかはナメクジーガー次第ということでぱぱぱぱーん。
坂田はタケシたちの野球コーチだった。
厳しいなりにチームの面々から慕われている。
影夫や鈴子もグランドに陣中見舞いに来た。
その練習後、帰宅する坂田をナメクジーガーが待ち伏せする。
いきなり飛び出し、ナメクジシャワーを浴びせた。
気絶した坂田の腕に(S)マークが1つ。
2つになると凶暴化、3つになると奴隷化するとか。
ナメクジーガーの命じるままに、坂田はよろよろ起き上がる。
坂田はフィッシングショップを訪れた。
目の据わった坂田に異変を感じるや、坂田はバットで襲い掛かる。
影夫と鈴子はわけのわからないままに坂田を取り押さえる。
病院送りにしたものの、検査に立ち会った屯田警部もただならぬ気配を感じる。
呻いているのに、脳波はまったく検知できなかった。
タケシたちは病院を訪ねたが、事情を知る鈴子たちは面会謝絶を告げる。
それでも病室に向かうタケシたちに警部は共感する。
しかし、坂田のマークは3つに増殖していた。
ナメクジーガーは命令を伝える。
タケシたちが病室に到着した頃合に超音波を放つ。
坂田は目覚め、タケシたちを呼ぶ。
正気に戻ったとしか思えないナースは、院長を呼びに飛び出した。
ノーマークになった操り坂田はタケシたちに重大な使命を言付ける。
「ちょおふーひーこーおーじょーお・はーいーきょー・なーめーくーじいがあー」
と鈴子の鈴が伝える。
鈴子は調布に向かう。
一方、操り坂田はタケシたちを廃墟におびき出していた。
操り坂田は腕のマークを見せ、一回転して下っ端に変身した。
そしてナメクジーガーも現れる。
ナメクジーガーはタケシたちにシャワーを浴びせる。
鈴子は立ちはだかる。
タケシたちは逃がしたが、鈴子がシャワーをまともに浴びた。
ナメクジーガーはタケシたちを操り坂田たち下っ端に追わせる。
作戦成功、ナメクジーガーはからくりを鈴子にレクチャーする。
ただし、一部始終は散り散りに逃げて廃墟に立てこもったタケシが盗み聞きしていた。
一方、タケシ以外は逃げ損ねて下っ端に囚われた。
ナメクジーガーはシャワーを浴びせようと持ち場を離れる。
しかし、左腕のノズルを突き出したところで、ロープに取られる。
給水塔の上からカゲスターが引っ掛けた。
名乗って飛び降りて戦闘開始。
下っ端を追い散らして子供たちを解放。
しかし、素面の操り坂田には手出しできない。
カゲスターがナメクジーガーと交戦中、下っ端は再び子供たちを追う。
まずいかも…と思ったら、屯田警部が現れた。
操り坂田に躊躇しながらも、警部は上空に威嚇射撃。
下っ端は一斉に姿を消した。
これで子供たちは救われた。
が、廃墟を抜け出したタケシは別行動…サタンのワゴンを発見した。
ワゴンの下に潜り込む。
一方、警部が乱入したので、ナメクジーガーは姿を消した。
さて、棒立ちの鈴子は…ゆるゆる動き出した。
鈴子を操れたということは、分身ベルスターも操れる。
朗報を聞いたドクターサタンは、ベルスターをカゲスターに戦わせることにした。
びょ~ん・だっだ!

所かわってフィッシングショップ。
タケシを心配する仲間たちを影夫は慰めていた。
しかし、警部は嫌なものを見つけてきた。
「サタンのアジトをさがしにいく」…タケシの書置きだった。
父ちゃんは悲しいやら悔しいやら、チコたちはタケシを弁護する。
坂田や鈴子の仇討ちをタケシが望んでいるのはよくわかる。
そんな中、最凶(S)マーク2になった鈴子がゆるゆる現れる。
すがりつく警部の髪を鷲掴みにして押し返す。
愕然とする影夫の前で、鈴子はナメクジーガーの声を口走る。
飛び出した鈴子は売り物を投げつけて暴れだす。
影夫の胸倉を掴んで放り投げ、チコを捕まえて張り倒す。
止める警部を打ち倒し、立て直した影夫に椅子を投げつける。
かわしてもみ合ううちに、鈴子の袖が破れて(S)マークが露わになった。
ははははは! ははははははは! …鈴子脱走…。
ナメクジーガーは、鈴子に影夫を引きずり出させる。
街に捜索に出た影夫は、対向車線にサタンのワゴンを運転する鈴子を見つけた。
思いっきり罠だが追跡開始。
どんどん荒地に引きずり出されていく。
そんな外の事情に関係なく、潜入に成功したタケシは火薬庫に潜入した。
一方、鈴子を見失った影夫は下車する。
さっそく下っ端に取り囲まれて歓迎される。
藪の中からナメクジーガーが現れてあざ笑う。
お前の周りには爆薬が…と言った後で爆薬班登場。
3個のスイッチを一斉点火…影夫あっさり煙をかいくぐる。
そして、影よ行け!
下っ端を蹴散らして第二戦開始。
ナメクジーガーはシャワーを浴びせる。
カゲスターマント返しで逆噴射…えっと影車輪とどこが違いますか?
勝ち誇るカゲスターにナメクジーガーは下っ端スーツのベルスターを紹介する。
サタンからの大鎌を投げ私、操りベルスター参戦。
何度目かの対ベルスター戦、相変わらずのカゲスターをベルスターは一方的に攻める。
一方、タケシは黒色火薬の道を作っていた。
虫眼鏡で白熱電球の光を集めて着火!
そんな中の事情に関係なく、カゲスターは防戦に専念していた。
ベルスターが正気に戻ってくれれば…どうしましょうか。
と、その時、調子付くナメクジーガーもびびる基地爆破。
カゲスターはベルスターから離れてナメクジーガーのそばに飛ぶ。
ナメクジーガーを直接攻撃。
割り込んできたベルスターの鳩尾を思い切り蹴って気絶させる。
…結局、先にそれやっとけって感じです。
これで形勢逆転か…と思われたが、脱出したタケシが操り坂田に出くわしてしまった。
タケシはうまく逃げ出して人質回避できるかどうか…。
一方のカゲスターは、ズバットアタックでナメクジーガーに馬乗り。
2本の触角をむしり取る。
スターシュートを投げつけようとしたら、ベルスターがもがき出した。
最後の最後まで、触角が超音波アンテナだったとカゲスターは気づかなかったようで…。
まあ何にしても、ベルスターも正気に戻ったし、タケシも人質回避のようだ。
触角をむしられて弱体化したナメクジーガーは尻餅を突いて消えた。
ナメクジーガーはワゴンで逃走する。
ならばダブルカーで追跡だ。

EDに乗って追跡。
カゲスターは脇道を先回りしたが、ベルカーが遅れて挟み撃ちには失敗する。
それでもマリーナに追い込んだ。
ナメクジ怪人の弱点は塩…ってカゲスターは言いますが、海水は「水」だよ。
ノズルから機銃掃射して抵抗し、ナメクジーガーは下っ端を放つ。
下っ端をなぎ倒されて、キレたナメクジーガーはカゲスターに踊りかかる。
恒例のカゲスターとベルスターの挟み撃ちでフルボッコ。
破れかぶれのナメクジシャワーだが、2人のスターシュート乱れ打ちがノズルを塞ぐ。
ベル車輪で吹っ飛んだところにカゲパーンチ!
海に叩き落されて、ハイルサタン詠唱ならず…ジャイアントロボの水柱バンクか。

一方、タケシは坂田の洗脳が解けたことに気づかず、逃げ惑っていた。
坂田が必死に呼びかけて、ようやく気づくとUターンした。
ひしっと抱き合う師弟であった。
ということで、毎度毎度の負け犬の高笑いで次回に続くのであった。

空間の詳細
鈴子発狂シーンで空間発動。逃げ惑うチコを掴み上げて振り回したら、裾からもこもこの丸いものがチラッと出現する。


あるじのその他の分布地
・がんばれ!! ロボコン#28「メチャラクチャ! 困ったまいった新入パワー」(1975年)
・5年3組魔法組#6「男になった女の子」(1977年)
・超神ビビューン#27「月村がのっぺらぼうに やったぜベニシャーク」(1977年)
1979年のドラマ版「野生の証明」にもちょこっと出ている。