空間のあるじ
チコ(演・小貫千恵子)
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おおざっぱでもないあらすじ(内田一作監督/鷺山京子脚本)
まだまだ続く加賀越前ロケ。
釣人が磯で無数の蛾に襲われた。
蛾の群れは釣人に止まって殺す。
サタンのドクガルダーは蛾の群れをけしかけ、釣人の遺体を食わせる。
釣人は骨だけになった。
…蛾の口にそんな肉をついばむ機能はありません。
特にモチーフの真珠蚕は口すらありません。
大成功、ドクガルダーのにひひ笑いをバックにサブタイぱぱぱぱー。
ドクガルダーの報告を受けて、ドクターサタンは上機嫌。
水晶球には大原博士の研究室が映った。
人食い蛾の繭がまるまる育っている。
博士に育てさせた繭を2日後に一斉羽化させ、人々を一気に襲撃する計画。
ドクガルダーは上機嫌なサタンに激励されてむやみに張り切る。
しかし、山代での蛾襲撃事件はニュース沙汰になっていた。
ニュースを見た影夫は、サタンの仕業を疑う。
確か2週前にも行ったはずなのに、鈴子はタケシたちの旅先だと今更言い出す。
今更驚愕した影夫はさっそく出かけることにした。

そんなわけで大原博士の別荘。
タケシたちがミエを呼ぶと、ミエはみんなを雑木林に連れ出す。
ミエは手紙に心配事を書き、人目につかないところで明かそうとしていた。
ミエは博士が何か悪事を働いている予感を抱いていた。
博士はミエが交通事故に遭った3ヶ月前に豹変してしまったという。
励まそうとタケシはミエの右肩を叩く。
何気ない肩叩きだが、ミエは必要以上に痛がる。
完治していなかったとタケシは反省するが、ミエは完治したと言う。
ただ、時々右肩に痛みが走るという。
そんな折、近くでカップルの悲鳴が上がった。
やっぱり人食い蛾に襲われていた。
タケシたちが駆けつけた時、すでにカップルは白骨化していた。
1匹とまったままです…。
影夫と鈴子は加賀温泉駅に降り立つ。
目指す山下家まで徒歩。
ホテル長からタケシたちの外出を聞かされたら、行き先もあっさり読めた。
大原博士が昆虫学者であることも影夫にはわかっている。
蛾の研究については日本一…ほrたあっさり接点が。
一方、タケシたちはミエの案内で研究室へ。
躊躇するミエを鼓舞してタケシたちは無許可で鍵を開ける。
部屋の中は繭だらけ。
中央のガラスケースには人食い蛾。
タケシがガラスケースを開けようとするところに博士が入ってくる。
開口一番、ガラスケースから去らせる。
真相が何となくわかったミエは博士を責める。
当然ながら、大人の事情があって、博士には止められない。
タケシたちをやんわり追い出そうとしたが、ドクガルダーもやってくる。
博士は説得するが、ドクガルダーはタケシたちにボウガンを向ける。
下っ端たちも乱入し、博士を連行していく。
タケシたちは部屋の隅に追い詰められた。
だが、カゲスターとベルスターも乱入してくる。
タケシたちをベルスターに預けて戦闘開始。
下っ端を蹴散らして屋敷の外へ。
ドクガルダーはボウガンを構えるが、接近戦で飛び道具は逆に不利なのよね。
肉弾戦ではカゲスターが圧倒するが、放り投げて間合いができるとボウガンが威力を発揮する。
ドクガルダーは隙を見て飛行し、小型爆弾で空襲する。
しまった、ドクガルダーは逃げおおせた。

サタンの大目玉にドクガルダーは大恐縮。
もう一度だけチャンスをもらう。
サタンは博士にミエを連れ出すよう命じる。
ミエでカゲスターを釣る作戦、ドクガルダーは感心する。
もちろん博士は断る。
しかし、ドクガルダーはミエの体内に埋めた爆弾の話を持ち出す。
起爆装置はおでこのボタン。
ボタンを指し示され、博士は動揺する。
一方、影夫と鈴子は、交通事故の時に何かがあったと読んだ。
鈴子は東京で調査し、博士が何を使って脅されているのか掴むことにした。
そんなわけで山下家。
タケシたちと雑魚寝しているミエの枕元に博士が忍び寄る。
目覚めたミエを抱いて、博士は山下家を抜け出した。
影夫が目覚めた時は、すでに見えの姿はなかった。
びょ~ん・だっだ!
翌朝、タケシは屋敷前で探偵ごっこ。
だが、チコの方が上手だった。
博士の部屋の地図、東尋坊そばの雄島に赤丸が書かれていた。
行きたがるタケシを止め、影夫は雄島に向かう。
タケシはナイスアイデアを思いつき、やっぱり雄島に行くことにした。
一方、鈴子の内偵で、ミエを治療した主治医の殺害が発覚した。
手術の翌日の事件という。
提供されたミエのカルテを封筒から出すと、長い紙片が落ちた。
紙片にはモールス符号が打ち込まれている。
ミエの右肩に爆弾を仕掛けたことが告発されていた。
主治医は口封じをかろうじて切り抜けたことになる。
鈴子は怒りを覚えつつ席を立った。
一方の雄島。
影夫は拘束された博士親子を発見した。
ただし、ドクガルダーの待ち伏せつき。
取り囲まれた影夫は余裕綽々の邪悪な笑顔で戦闘開始。
下っ端を蹴散らして影よ…ドクガルダーが止める。
ドクガルダーはよーく跳ねるスーパーボールをつまんで見せる。
ダイナマイト10個分の破壊力がある、ということで崖に投げる。
見事にいつもの採石場が爆発する。
あれがミエの体内に埋めてある。
起爆装置はドクガルダーのおでこのボタンだ。
身動きできないまま、影夫は下っ端にぼこぼこにされる。
山代に急行する鈴子に鈴が「おーしーまー!」
雄島なのか大島なのか…。
地理に詳しい鈴子は雄島にぴんと来た。
そんなわけでいつもの採石場。
ダンプ2台が用意された。
ドクガルダーは影夫を車裂きにしようと企む。
博士親子の前で、影夫は左右のダンプに拘束された。
何もできない博士は非道なドクガルダーを罵るしかない。
ドクガルダーはあざ笑う。
そんな中でも、ベルカーは雄島を目指していた。
ダンプが左右から影夫をじわじわ曳いていく。
たまりかねてミエが気を失う。
長い…長いよ2分近く。
博士は拘束されたまま挑みかかるが、一撃で下っ端に倒された。
早く早く…ベルスター影カッター!
影夫の拘束を解いたベルスターが高らかに名乗りの儀!
ならば、ドクガルダーはおでこのボタンを押す。
ベルスターは電波遮断効果のあるマントを投げる。
影マントは気絶したままのミエに覆いかぶさった。
起爆阻止!
その間に影夫は立ち上がり、影よ行け!

EDに乗って名乗りの儀!
ボウガンの発破に耐えてジャンプ、そして戦闘開始!
ノーマントのベルスター、いつもよりサービスばっちりです。
ボウガンの援護射撃もあっさりかわし、逆に下っ端を吹っ飛ばす。
タケシたちは巨大蚊取り線香を抱えて救援に来た。
蚊取り線香を博士親子のそばに置いて揺り起こす。
まあ、人食い蛾はいませんが、ナイスアイデアです。
親子を連れ出すついでに、タケシは巨大蚊取り線香をドクガルダーに投げつける。
蚊取り線香に巻かれたまま、ドクガルダーは人食い蛾を召還する。
人食い蛾はカゲスターとベルスターの周りに集まる。
カゲスターは影マントバリアを振るう。
…影車輪とどこが違うんだろ。
人食い蛾はあっさり撃墜された。
飛び道具に頼りっきりのドクガルダーに肉薄、腕をチョップでへし折る。
ぼっこぼこの殴り合い投げ合いだが、マントと羽が邪魔そう…。
ドクガルダーは鱗粉手裏剣を投げるが、カゲスターはことごとく叩き落とす。
そんじゃあまあ、カゲキーック!
ハイルサタンと思いきや、ドクガルダーは飛行して遁走する。
それでも追撃、頼むぞカゲロベエ!
承知承知~カゲロベエはドクガルダーを握りつぶす。
でかしたぞ、墜落したドクガルダーに影パーンチ!
今度こそちゅどーん!

もう右肩の爆弾は起爆しない。
簡単な手術で除去できるという。
解放された博士もミエも明るく笑った。
一方で、サタンはいつものように負け犬の遠吠えをほえながら次回に続く。

空間の詳細
救出シーンで空間発動。巨大蚊取り線香をお持ちして地面に置く瞬間、踏ん張りながらしゃがみ込んで恥ずかしい布が出現する。


あるじのその他の分布地
・がんばれ!! ロボコン#28「メチャラクチャ! 困ったまいった新入パワー」(1975年)
・5年3組魔法組#6「男になった女の子」(1977年)
・超神ビビューン#27「月村がのっぺらぼうに やったぜベニシャーク」(1977年)
1979年のドラマ版「野生の証明」にもちょこっと出ている。