空間のあるじ
光子(演・永沢日和)
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おおざっぱでもないあらすじ(小西通雄監督/藤川桂介脚本)
宏はダチョウサイズの卵を倉庫で温めていた。
きっと鳥が孵化するに違いない、そしたらみんなに自慢するんだ…。
夜遅くの孵化作業、父ちゃんが怒鳴りつけて宏を探す。
無言で誤魔化しながら宏は子供部屋に戻る。
一方の父ちゃんは、倉庫の卵を発見した。
電気代の無駄、白熱球を消そうとするより早く孵化が始まる。
残念、ダダの人食い昆虫ダダゼーミでした。
飛びつかれて首にかぶりつかれた父ちゃんの悲鳴を聞きつけた宏のアップにサブタイぴこーん!
ダダゼーミは各地に発生した。
公園で待ち合わせ中のお姉さんが、地中から這い出したダダゼーミに魅入られた。
一足遅かった彼氏は、無残に白骨だけ残った彼女と対面する。
木陰から観察するダダゼーミを目撃した彼氏が電話ボックスに逃げ込んだ。
通報はしたものの、ダダゼーミは電話ボックスに体当たりしてガラスを割り、彼氏にも食らいつく。
通報に関係なく、通りすがりの譲治が絶叫を聞きつけた。
遅かった…彼氏も白骨になっていた。
辺りを探る譲治にダダゼーミは上空から奇襲する。
譲治はとっさになぎ払ったものの、ダダゼーミはよろよろ飛び去っていった。
何だあれは…譲治捕獲失敗なり。
一方、とある洞窟で親衛隊がダダゼーミを呼び出す。
卵の効能はご覧のとおり、親衛隊は絶賛する。
ただし、譲治にばれたからには物量作戦で反撃…ということで産卵を要求する。
ダダゼーミはみーんみんみーと上機嫌。
地上には人類の白骨だけが残る…に違いない。

雷親父でも父ちゃんは父ちゃん、目の前で食い殺された宏は泣きじゃくる。
防衛隊基地に招かれ、ようやく卵の話を明かし始める。
きのう森の洞窟で見つけた卵だという。
虹色の卵と聞いた竜治はダダロイドと考えた。
兄弟は例の森というかいつもの断崖に向かう。
先客あり…健治たちは虫取りに夢中になっていた。
そんな折、いつもの洞窟からみんみん声が聞こえてきた。
釣られた仲間が洞窟に乗り込んでいく。
卵が5個産み捨ててあった。
仲間は1個持って洞窟を出る…陰でダダゼーミと親衛隊がほくそ笑んでいるとも知らず。
仲間は健治たちに虹の卵を見せつける。
健治達は道案内どおりに卵に到達した。
ちょうど5個5人前…。
一足遅く、キョーダインがたどり着く。
「兄貴、あんなところに洞窟が…」って佐々木さん来たことあるっしょ。
そんなわけでキョーダインは巣に到達したのだが、すでに健治たちが持ち去った後だった。
グランゼルは宏の父ちゃんを食ったダダゼーミの子を巨大昆虫と言い当てる。
森の木の幹に鋭利な刺し傷が多数あった。
樹液を吸った親ダダゼーミの手がかりになるかもしれない。
一方、円盤に帰ってきた健治は、卵をゴンベスの死角に隠しながら部屋に引きこもる。
気になるゴンベスは食い下がるが、健治は鍵をかけて白熱灯を卵に浴びせる。

一方、健治以外は親にバレて卵の返還に逆戻りしていた。
とは露知らず、スカイゼルは吸汁痕のある木を探していた。
そんなところに崖の上からダギダギの生首が大量に降ってくる。
…降らせすぎだスタッフ…剣友会の人数考えてよ。
わらわら現れたダギダギをスカイゼル単騎でなぎ倒す。
そうと知らず、仲間たちは巣に戻ってわからずやの親どもを愚痴る。
そんな時間潰しをしているうちに孵化が始まった。
蝉には見えないが、何だこりゃと呟いてるうちに跳びかかってきた。
子ダダゼーミに追い立てられ、仲間たちは出口めがけて逃げ惑う。
残響たっぷりの悲鳴を聞きつけたスカイゼルは、ダギダギを蹴散らして洞窟に飛び込む。
本命ダダゼーミは、洞窟の入口からスカイゼルを監視してみーんみんみ~。
果たして何が待ち受けているのかぴぃ~ん・ぴき~ん!
ということで、スカイゼルはあっさり子供たちと鉢合わせする。
みんみん飛び回る子ダダゼーミを叩き落とし、子供たちを枝道に匿う。
しんがりに立ち、追いすがる子ダダゼーミを迎え撃つ。
頑丈なのか柔軟なのか、食らいついて引っぺがされて壁に叩きつけられても食い下がる。
しつこいしつこい、スカイゼルは床に叩き落としてベルトミサイルで撃破した。
もう大丈夫、と子供たちが飛び出してきたところで、親衛隊とダダゼーミが奥から現れた。
何者か質問に答えず、ダダゼーミはビームを放つ。
破壊力はありそうだが至近弾にもなってない気が…。
また子供たちを枝道に匿ううちに、親衛隊がダダゼーミを紹介する。
なるほど本命のお出まし、スカイゼルは洞内で撃破することにした。
親衛隊もスカイゼルを紹介し、ダダゼーミをけしかける。
やる気満々の双方、戦闘開始。
互いに空中戦が得意な技巧系、蹴りも投げもことごとくかわし合って実力伯仲。
ダダゼーミは目からビームを連発で浴びせる。
足に至近弾を食らったスカイゼル、急に動けなくなった。
倒れ伏したところに、ダダゼーミは火炎放射を浴びせてスカイゼルを追い込む。
一方的な劣勢だが、子供たちが応援している。
スカイゼルはジャンプでダダゼーミを飛び越え、懐に入って連打を打つ。
吹っ飛んだダダゼーミにベルトミサイル。
親衛隊は逸るダダゼーミを宥めすかしながら奥に退く。
ダメージを受けたスカイゼルに追撃の余力はなかった。
グランゼルが駆けつけたが後の祭り、スカイゼルはダウンした。
スカイゼルに駆け寄った光子が健治の身を心配する。
もし検事が孵化に成功してしまったら…。
グランゼル大忙しだ。

無線連絡を受けたゴンベスはドアを叩くが、健治は信じない。
だって虹色だもん…すげぇ空虚な根拠…。
いつも抜けてるゴンベスだが、今回は健治の命が掛かってる。
体当たりで扉を破ろうとチャレンジするが、どうにもならないうちにグランゼルが到着した。
返事がないのでグランゼルも体当たり。
あっさり扉は開いたが、健治はシューターから逃げ出していた。
グランゼルは健治の捜索に、ゴンベスはスカイゼルの回収に。
一方、決戦に備えて吸汁中のダダゼーミ。
…めっさ樹液に縁のなさそうな杉の木ですが…。
不意にコンドールマンが始まりそうな雷雲が立ち込め、ガブリン自ら現れた。
しゃべんないガブリンとダダゼーミの会話はブラウン管の外の地球人にはわかりもはん。
親衛隊の相槌なのか言い訳なのかを聞き届け、ガブリンは退場していった。
健治は森まで卵を庇ってきた。
宇宙昆虫じゃないよね…じゃあるという証拠の方がありすぎますが。
残念、孵化しちゃいました。
子ダダゼーミを跳ね飛ばしながら健治は逃げる。
最小サイズなので、見た目が蝉っちゅーよりGです。
子ダダゼーミはしつこく健治に食らいつく。
たまたま守備隊の四駆と鉢合わせした。
せっかく半年生き延びてきた精鋭なのに、子ダダゼーミは隊員2人をあっさり食い殺す。
ぞっとする健治だが、グランゼルの到来を目視して態度をころっと返す。
健治を残存隊員に預け、グランゼルは子ダダゼーミに右ストレート。
ものごっついパンチであっさり撃墜したが、子ダダゼーミは再び飛び立つ。
一方、子供達の方を借りてスカイゼルは退避していた。
ゴンベスが飛び転がってきて脱出成功。
ゴンベスはスカイゼルを問診し、計器のリズムを狂わされたことを見抜いた。
ではグランゼルが戦闘してるうちに修理しちゃってください。
グランゼルは何度目かのアタックの末に、子ダダゼーミの爆破に成功した。
健治が安心して駆け寄ってくると、新手の子ダダゼーミが地中から現れる。
ついでに親ダダゼーミもな。
木に止まったダダゼーミは、さっそく目からビームをグランゼルに放つ。
二の腕に命中したグランゼルは戦力激減。
エツ子が健治を誘導するが、ダダゼーミは健治めがけて目からビーム。
至近弾で健治は転がる。
グランゼルの前に親衛隊が踊り出て、3対1のフルボッコが始まる。
トレンチに蹴落とされたグランゼルにダダゼーミが火炎放射を浴びせる。
勝ち誇るダダゼーミと親衛隊だが、もちろんわれらのスカイゼル到着!
スカイアームで先制攻撃、親衛隊1体撃破。
火中に飛び込んでグランゼルを救う。
スカイゼルは親衛隊2体とダダゼーミを単騎で攻める。
親衛隊を放り捨てて爆砕!
再び目からビームがスカイゼルを狙う。
二度目はない、空中戦からスカイキックで撃墜。
間髪入れず岩石落とし…うわわ痛そう…
ダダゼーミ、大絶叫とともに激燃え!

また健治は病院送り。
仲間たちは見舞いに来た。
丸井隊長は、卵の届け出を子供たちに願い出る。
一方、仲間たちは見舞いに虹の卵を贈る。
及び腰の健治に割ってみるよう勧め、割ってみますと…
鳩を仕込んだクス玉で一安心。

空間の詳細
虫取りシーンで空間発動。相方が虫を捕まえて駆け寄る瞬間、藪を飛び越えてしゃがむ隙にワンピースの裾からブルマがちらっと現れる。。

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あるじのその他の分布地
・ザ・カゲスター#31「吸血カズラの子供さらい作戦!」(1976年)