空間のあるじ
メガネ(演・久保ひろみ)など仲間たち(演・西村なるみetc)
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おおざっぱでもないあらすじ(香月敏郎監督/宮内婦貴子・大野武雄脚本)
日曜の朝っぱらから石原家は鼓笛隊の音楽でやかましい。
叩き起こされたママさんはコメットさんを呼びつける。
どこの家が騒いでますのやろか…石原家です。
親の顔が見たいわ…鏡見てくださいママさん。
指揮者の武は大張り切りで演奏指導。
調子に乗って、マリちゃんの大太鼓をぶち抜いた。
あまりのうるささにベータンも耳栓代わりにターバンを巻く。
音源を発見したコメットさんは子供部屋に乗り込む。
遊びなら外でどうぞとコメットさんが追い出そうとするが、メガネは突っかかる。
秋の運動会の先陣を切る鼓笛隊に選ばれたので、練習中なのだ。
鼓笛隊に選ばれるのはエリートみたいに名誉極まりないものだ。
それでも近所迷惑なのは事実、武たちはようやく折れてぶーぶー出て行った。
コメットさんはちょっとかわいそうな気がした。
事情を知ったママさんは掌をあっさり返す。
まだ朝寝を楽しみたいパパさんを引きずって見物に出て行く。
ママさんの物好きぶりにコメットさんはにんまり。
コメットさんも面白そうなので見に行くことにした。
そういえばこの話、和製メリー・ポピンズが初期設定だったっけな…。

武たちは山の広場で隊列演奏にいそしんでいた。
パパさんもママさんも、武の張り切りように感心する。
意外とかっこいいもんで、コメットさんも微笑む。
その演奏を止めるように、穂積ペペが駆けてきた。
腹を立てかける武にテントを指差してみせる。
養蜂に来ているのだ。
大きな音を出したら、蜜蜂が具合を悪くする。
そう言われたら蜂が気になるのだが、かといってせっかくの練習場を離れたくない。
そもそもここは養蜂場でもないし…ごもっとも。
怪しい雲行きにパパさんが気づいた。
せっかちなママさんは止めようとするが、パパさんはもう少し伺うことにした。
売り言葉に買い言葉、ペペも生活が掛かってるのはともかく、練習を遊びと切って捨てる。
完全に臍を曲げた武は練習再開の実力行使に出る。
ペペも宣戦布告、網つき帽子を放り捨てて巣箱に走る。
武の仲間がペペを知っていた。
6月に転校してきた養蜂家の子だが、誰とも付き合わない通称ハチノコ。
…缶詰の中に水煮で入ってそうな…いや、食いたくありませんが。
ハチノコは指笛を鳴らす。
巣箱から手書きの蜂どもが沸いてきた。
アニメ蜂の群れは武たちに突撃する。
追い立てられた武たちはひたすら逃げまくる。
しんがりの武に蜂どもが肉薄する。
ぶっすりやっちまったら正式に犯罪者、ハチノコはストップの指笛を吹く。
蜂どもは急反転して任務を完了した。
ハチノコはリーダー蜂と対話する。
爺ちゃんは騒ぎを聞きつけて事情を聞く。
爺ちゃんは和解を勧めるが、ハチノコは不貞腐れる。
仲良くしないほうがいい、どうせ仲良くしても、次の養蜂場に旅立たなくちゃならない。
もう東京の花も終わり、南に行く時が迫っている。
友達になったら別れがつらくなる、ならばいっそ…。
学園ドラマの定番ですね。
そう言われてしまうと、爺ちゃんには二の句が継げない…。
一方、ようやく蜂どもから逃げ延びた武たちは一息ついていた。
悔しいけど相手には飛び道具があるし。
パパさんママさんとコメットさんは、ようやく手を出すことにした。
同級生なら仲間に入れてやればいい。
だが、弘子はきっつく突っぱねる。
ママさんは軽くスルーして、武を説得する。
武としては、ハチノコを加えてハーモニーが崩れるのは御免こうむりたい。
コメットさんも詰め寄るが、何を今さらな言い分に武は臍を曲げ続ける。
みんな練習再開してしまった。
もうハチノコは邪魔しようとはしなかった。
ただ、来年の運動会をどこで迎えるのか不安だった。
友達ができない寂しさを爺ちゃんは感じ取るが、ハチノコは強がる。
おばさんの家に下宿すれば転校もしなくてよいが…
ハチノコは図星を突かれて鼓笛隊に八つ当たり。
だが、爺ちゃんは大人の対応で演奏を受け入れた。
不意に演奏が止まった。
ハチノコは異変に気が突き、鼓笛隊に駆け寄る。
何だかんだ言っても友達が欲しいんだと爺ちゃんは実感する。
林寛子の次にかわいい子が倒れて泣き出した。
足に痛みが走って立てなくなった。
コメットさんは医者に連れて行こうとする。
せっかくの姫抱っこのチャンスを台無しにするタイミングでハチノコが到着した。
話を聞いたハチノコは、即座に虫刺されと判断した。
いきなり女の子の足にしゃぶりついて毒を吸い出す…おい代われよ。
不審がる女の子をよそに草むらに駆け込む。
とっても予想しやすい姿勢であれを準備する。
缶詰の空き缶に溜めたあれを女の子の足にかけまして、応急処置完了。
女の子は感謝する。
武は薬の正体を尋ねる…予想できないところがいかにもセレブな石原家。
ハチノコは即答、もちろんNH3の聖水でした。
えんがちょにならず大爆笑で済んで、いかにも国際放映らしい筋書きで和解成立。

CM明け。
ハチノコも鼓笛隊に加わった。
武が恐れていたとおり、ハチノコのリコーダーはぴーぴー悲鳴を上げる。
テンポが遅れてると武はチェックするが、メロディもさっぱりです。
ハチノコには荷が重いリコーダー…ハチノコ本人もしょげ返る。
家で練習を申しつけ、武は解散を指示した。
ここまではよかったが、メンバーはハチノコにさんざん嫌味をぶちまける。
ぐうの音も出ないハチノコはしょぼくれる。
石原家に帰っても、ハチノコを参入させた武を浩二が責め立てる。
しょうがないだろ、先生のお達しだ…武もぶすくれながら困惑する。
その夜…
設定上いきなり嵐がやって来た。
窓から外を見ながら、武はハチノコの苦労を想像する。
巣箱と蜂どもの安全確保にてんやわんやだろう。
浩二は何の考えもなく窓を開き、風に煽られてひっくり返る。
浩二は起き上がりざまに、飛ばされてきた蜂の遺骸を見つけた。
見せつけられた武は、ハチノコの蜂を心配する。
武はハチノコのところへ行くことにした。
意気投合した浩二と一緒にコメットさんを呼ぶ。
兄弟はコメットさんを野原に誘う。
案の定、ハチノコと爺ちゃんは、巣箱を積み替えていた。
ところが、一つの巣箱から蜂が出払って戻ってきていないことにハチノコが気づいた。
兄弟にほだされたコメットさんは、バトンを振って雷に乗る。
落雷とともに転送完了。
3人はハチノコのもとに駆けつける。
ハチノコは行方不明の群れを捜索に出ようとする。
もちろん爺ちゃんは引き止めるが、ハチノコと兄弟は聞く耳持たず飛び出した。
ハチノコは、指笛で群れを呼びながら先陣を切る。
さんざん走り回るうちに、武がはぐれてしまった。
声はすれども姿は見えず、悲鳴とともに土手を滑り落ちる。
ハチノコとコメットさんが手を伸ばす。
身軽なハチノコが武の手を取り、2人をコメットさんが引き上げる。
武は心の底から感謝をハチノコに告げる。
ほっとしたものの、捜索中の落石に逃げ惑う。
飛び込んだ木陰を武が見上げると、蜂の群れが枝に集まっていた。
行方不明の群れに違いない、一行は喜び合う。

鼓笛隊の練習は、相変わらずハチノコが足を引っ張っていた。
いつもの調子で武はハチノコに駄目出し。
これじゃハチノコも浮かばれない…コメットさんは個人レッスンを買って出る。
コメットさんはハチノコに付きっ切りでリコーダーを教える。
しっかり穴がふさがってないエア抜けが主原因だとコメットさんは見抜く。
徹底して指先のチェック。。。だんだんメロディができてきた。
武たちは一斉に拍手を送る。
この上達振りなら、ハチノコも大丈夫そうだ。
やがて運動会当日。
ハチノコは隊列に並んだ。
爺ちゃんも観覧しながら大喜び。
だが、この学校での思い出もここまでだ。
再会を誓う武と浩二の言葉を回想し、ハチノコは感涙に咽ぶ。
旅立ちの時が来た。
トラックの荷台からハチノコは別れを惜しむ。
武は握手を交わし、配置に着く。
鼓笛隊がハチノコに贈るのは旅愁の演奏。
ハチノコもリコーダーで旅愁をなぞる。
トラックが走り去るまで、互いにエールを送りあう。
見送るコメットさんももらい泣き。
先生も感激しながら、コメットさんのほっぺに5をくれた。

空間の詳細
脱出シーン~練習再開シーンで空間発動。
古株nomr*r氏いわく「女装生瀬勝久」な西村なるみがしゃがみながら、同じカットでお尻の富士山から前の逆三角形まで満遍なく披露…されても嬉しくない子かもしれない。
続いて林寛子がきっつい一言を放つカットの後方で、小太鼓の子の逆三角形が覗ける。残念ながら林寛子は空間不発。
そして練習再開、立ち上がりざまにメガネとマリちゃんが相次いで富士山披露。
…数は多いが、メガネがまあまあ見られる唯一の女の子かも知れませんな…。

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あるじのその他の分布地
どの子も出演情報不足気味。。。穂積ペペでさえ現在では老人役なんだもんな…。