空間のあるじ
13年前の神崎優衣(演・小関美穂)
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おおざっぱでもないあらすじ(石田秀範監督/小林靖子脚本)
転落死を装って消えた浅倉、浅倉の逃亡に手を貸す蓮、蓮を引き戻す真司…
ミラーワールドでの三つ巴のライダーバトルは時間切れに近づきつつあった。
その頃、発見した写真の洋館を訪ねた手塚の前で、優衣に異変が起きていた。
ということで本編スタート。
手塚は鏡の部屋で神崎に対峙する。
洋館と神崎の関係を確信し、手塚は神崎に探りを入れる。
ライダーバトルの目的を問う手塚に神崎は答えない。
神崎は戦意のない手塚に戦意を促そうとする。
神崎は新たなカードを手塚に投げる。
戦わなければ、次の脱落者は手塚…言い残して鏡が割れた。
無人となった部屋で、手塚は使い切ったスケッチブックのカバーを見つける。
その隙を突いて、神崎は手塚にモンスターをけしかけ、戦意を煽る。
手塚は取り落としたサバイブのカードを一瞥する。
一方、メタルホーンも使いこなして王蛇は2人を翻弄していた。
時間切れの蒸発が始まっても、王蛇はファイナルベントのヘビープレッシャーを仕掛ける。
それでも時間いっぱい、2人はミラーワールドから飛び出した。
浅倉も舞い戻ってきたが、蓮は真司を促して廃墟を去る。
やる気満々だが疲労困憊の浅倉は、追えずにダウンした。
未だに戦果なく、芝浦に図星を突かれて荒れ狂っていた蓮だが、浅倉脱獄の騒動で吹っ切れたらしい。
恵理の命を救いたい蓮の重さを受け止めようと戦いを挑んだ真司に、蓮は正直感謝する。
借りができたと蓮は呟くが、真司には伝わらなかった。

洋館で倒れた優衣は、ひたすら絵を描く夢から目覚めていた。
写真に写っている兄妹は幼い頃の神崎と優衣ではないかと、ライダーたちは考えていた。
しかし、手塚の調査によると、窓に映った地下鉄は最新形式で、十数年前には存在していなかった。
最近の写真に子供の頃の兄妹が映るはずがない…。
手塚は調査を続けるつもりだが、蓮は優衣を巻き込むことに反対する。
気丈な優衣が倒れるほどの衝撃、真司も同意する。
手塚は吹っ切れた蓮の清々しさに気き、蓮もまんざらではない様子で去る。
真司は事の顛末を手塚に打ち明ける。
安堵した手塚はマッチを磨り、ライダーの運命を予知する。
戦いは続く…次に消えるライダーは……
順当に行ってライアでしょうけど。
一方、去った蓮は優衣を見舞う。
深追いを止める蓮に反し、優衣は知りたいと願う。
炎が消えると、手塚は真司の呼び声に答えず、間を置く。
次に消えるライダーは…やはりライア…と手塚は呟く。

さて、一晩ぶっ倒れていた浅倉は…
目覚めに真司や蓮や北岡のウザさを思い出してイライラを募らせるのだった。
浅倉は4人まとめて潰す作戦を練る。
その北岡も、浅倉の死亡記事を目にした。
安心する吾郎ちゃんに反し、北岡は浅倉の生存を確信する。
北岡もライダーバトルが進展しない苛立ちをふと覚える。
神崎直々に「時間切れ」の念押しを受けている。
いやな空気を察した吾郎ちゃんは、買出し名目で外出していった。
さらに浅倉の生存を信じる約1名。
令子の生存記事について、OREジャーナルには抗議電話がぽつぽつと。
編集長も坊主頭を賭けてクレーム対応中。
…まあそんな間抜け時空で、真司は令子の単独行動を引き止める。
軽く受け流す令子に対し、いつにも増して熱い真司を不思議がる。
話がコロコロ変わる靖子姐さんの脚本、いきなり花鶏に転送…。
子供の頃の写真を見たがる優衣の願いを、おばさんは頑として拒否する。
ないものはない…で押し切れそうにないと思うや、探し物に逃げる。
そんな花鶏に吾郎ちゃんがやってくる。
ウェイター蓮に浅倉の安否を尋ね、蓮の口ぶりで生存を確信して去った。
花鶏に独りきりになった蓮の耳に、あの異音が聞こえてきた。
浅倉が吾郎ちゃんを待ち受けていた。
身構える吾郎ちゃんだが、浅倉は車の窓ガラスからベノスネーカーを呼び出した。
なんぼ吾郎ちゃんでもベノスネーカーでは…
蓮が駆けつけた時、すでに浅倉の姿もなかった。

手塚は真司と待ち合わせた。
聞き込みの結果、13年前に洋館で爆発事故があったことが判明した。
4人家族の両親が死亡、兄が重傷、しかし妹が無傷の原因不明の事故だという。
13年前の事故が現在のライダーバトルに何らかの関係があると手塚は見る。
少なくとも、神崎を知る手がかりにはなるだろう。
しばし待って、真司は手塚の平常心を不思議がる。
次に消えるライダーの占いは当たる、だが運命は変えられる。
そんな手塚に、真司はようやく経緯を問う。
手塚はライアになるべき男ではなく、親友がライアになるはずだった。
しかし、親友は死んだ。
鳳凰モンスターガルドサンダーに食い殺されたことは明かさず、手塚は手短に告白して去った。

北岡の昼寝は浅倉からの電話で打ち切られた。
吾郎ちゃんを拘束し、全ライダーの招集を要求する。
ちょうど蓮が北岡を訪ねてきた。
そんな折、手塚はモンスターの気配を感じる。
その背後から、ガルドサンダーが触手を伸ばしてきた。
触手を首に巻かれた手塚は、バイクを掴んで堪える。
この尾羽には見覚えがある。
デッキを出して瞬間変身!
気配に気づいた真司が駆けつける寸前、ライアはミラーワールドに引きずり込まれる。
変身っ! 龍騎も乗り込む。
ライアは触手で翻弄されながら持ちこたえる。
飛び込んだ龍騎が触手を切断する。
ガルドサンダーは火球になって飛び回る。
龍騎は炎に巻かれてライアと分断される。
ライアはコピーベントでドラグセイバーを手にする。
圧倒されて切り裂かれ、ガルドサンダーは遁走する。
ライアらしからぬ深追いに戸惑い、龍騎はライアを呼ぶ。
一方、北岡は吾郎ちゃんを助けに行かないことを決意する。
自分のためだけのライダーバトル、それを踏み外すと、龍騎やナイトの二の舞だ。
吾郎ちゃんの献身的な活躍を屁とも思わない冷酷な主人に蓮は怒りを覚える。
逆切れした北岡は、机上にデッキを放り出す。
口うるさいナイトをぶっ倒してやる、って気迫はびしばし感じられた。
一方、ガルドサンダーは反撃に転じていた。
吹っ飛ばされたライアを龍騎が庇う。
だが、ライアは龍騎を払いのけて前進する。
龍騎の羽交い絞めを振りほどき、ライアはファイナルベントイン。
エビルダイバーに飛び乗り、体当たりのハイドベノン炸裂!
仇討ちを果たし、ライアは親友を思い起こす。
一方、腹に据えかねた蓮もデッキを見せた。
決闘成立、2人はミラーワールドへ向かう。
この決着やいかに、そして吾郎ちゃんの運命やいかに?
まだまだ続く。

空間の詳細
事故回想シーンで空間発動。爆発直後、体育座りでママを呼びながら泣き叫ぶちび優衣の脚はぴったり閉じているのだが、その隙間から白いものがちらっと眺めることが可能。この回想シーンは減光のうえ強烈に青フィルターがかかって、さらに粉塵が漂っているので見づらい。終盤に同じフィルムをカラーで流しているので、そっちが見えやすいと思う。

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あるじのその他の分布地
よくある名前の子役なので、1999年版悪霊島や富江replayの小関美穂と同一人物かどうか怪しい。