空間のあるじ
三矢まこと(演・香山リカ)
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おおざっぱでもないあらすじ(まつしまみのる監督/山崎晴哉脚本)
前回、超絶有名キャラのゼニクレージーを撃破してしまったコンドールマン。
しかし、超強烈キャラのサラマンダーは、ジュニア達を捕らえて東京タワーに並べ立てた。
ぱーぱぱぱぱーぱー
そんなわけで、投降したコンドールマンはタワーに拘束された。
サラマンダーは取引交渉をあっさり撤回し、ジュニアの抹殺を口走る。
モンスター一族の辞書には卑怯の文字はないそうだ。
饒舌サラマンダーの一言で、奴が極東司令官であることをやっと知る。
今さら遅いわ、サラマンダーはコンドールマンに火炎を噴く。
炙られながらコンドールマンは呪文を唱える。
コンドールサンダーがタワーを撃つ。
ジュニアや石松に影響なし。
ただし、コンバットは全て消滅し、コンドールマンの鎖も切れる。
さあOPインストに乗って反撃のコンドールハリケーンだ。
タワーから吹っ飛ばされたサラマンダーは、何とか鉄柱にしがみつく。
ジュニアのお礼を聞き届け、コンドールマンはタワーを飛び降りる。
駐車場を悠然と去る大月さんにコンドールアイ!
じゃーん! もちろんサラマンダーだ。
大月さんのセダンに飛び乗るが、連戦で力尽きたコンドールマンは転げ落ちる。
しかも、新手がマンホールから飛び出し、引きずり込む。
肘で支えるコンドールマンだが、引きずり込まれた。
目撃したジュニア達は、石松に救出を頼み込む。
要は、地下に飛び込んでコンドールマン取り返して来いと。
男石松、意を決して飛び込んだ。
ら、やっぱり放り出されてきた。
地下の下水路では、コンドールマンはマダムバーベQと交戦中。
コンドールマンも戦いながら、バーベQの奥方と気づいた。
旦那の仇討ちと張り切って怪力を駆使するマダムを振り切り、コンドールマンは身を隠す。
コンドールマンを探すマダムは、マンホールを飛び出した。
びっくり仰天尻餅のジュニア達だが、石松の音頭で飛びかかる。
ぼっこぼこで叩き落とされたマダムに、立て直したコンドールマンが挑む。
コンドールマンは壁にぽこぽこマダムを叩きつける。
勝手に左右の壁でぽこぽこ跳ね返りだしたマダムをほったらかし、コンドールマン生還。
サラマンダーを危険視するコンドールマンは、ジュニアを立ち去らせる。
自らはサラマンダーを倒すのだ。
一方、スルーされたマダムもマンホールから飛び出した。
メガレッドの母ちゃん若かりし頃のお姿に化けました。

さて、ゼニクレージーの無様な最期は輪転機に乗って全国へ。
失敗っちゃあ失敗だが、サラマンダーは日本大パニックに違いないと摩り替える。
キングモンスター様も口車に乗せられて、悪くない評を下す。
それでも、世界で最も進展してないハンガー作戦については釘を刺す。
やっぱりサラマンダーに雷が落ちる。
サラマンダーは近いうちのコンドールマン抹殺を誓う。
ゴールデンコンドルに化身させなけりゃ勝機があると考える。
そこで、キングモンスター様は、うってつけのモンスターを派遣したという。
ハンガー作戦を棚上げしてコンドールマン抹殺を優先させる許可までくれてやる。
ただし失敗したら…念動力でサラマンダーの首が絞められる。
お戯れを終えてキングモンスター様が消え、サラマンダーはやっと解放された。
ゲムスラーに葉巻の火をもらって一息ついていたら
…扉が開いてコンバットが放り込まれる。
放り込んだ奴に怒鳴り散らすと、マダムは人間体の顔を見せる。
50年代の明朗デブ娘代表大井小町参上。
コンバットをぼっこぼこに踏み潰し、マダムに化けつつハールマゲドン!
強力な破壊力に感激したサラマンダーはマダムをハグしてチュー…
ゲムスラーはどん引きだが、いいんですよ大月さんなんだから。
一方、ジュニア達は行動開始。
モンスターどもの人相書きを製作した。
見せ合ったら、石松のサラマンダーがいちばんお粗末なのはお約束。
さっそく町じゅうに貼り回った。

一方、一心は毎朝新聞に向かう。
堅介さんに黒井食料大臣関係の会社リストを依頼する。
ゼニクレージーとサラマンダーを結ぶ線が見つかるかもしれない。
食料に直結しないが、倉庫会社がぼこぼこ引っかかる。
一心は倉庫を片っ端から当たることにする。
1件目の石黒建設倉庫…には鯨缶やアーモンドキャンデーがみっちり詰まっていた。
が、一心は異変を感じて堅介さんとマキを追い立てる。
石黒建設倉庫、木っ端微塵…。
証拠も食料も消えてしまった。
下手人はマダムだった。
一心は次の会社に向かう。
しかし、目前でゲムスラーの空襲を受けた倉庫は爆発した。
地下からマダム、上空からゲムスラー、二正面作戦を強いられ、一心は悔しがる。
一方、仕掛けるマダムは、コンドールマンの燻り出しに懐疑的。
しかし、缶詰1個に命を張る奴なのはサラマンダーがよく知っている。
マダムとゲムスラーはそれぞれの身内の敵討ちを誓うが、サラマンダーは別の件を懸念する。
コンドールマンが強いことが問題ではない。
モンスターが忌み嫌う「正義」を信じ広めてしまうことが問題だ。
正義が消えれば、人間は潰しあう…正義があればモンスターが介入しにくい。
ということで、サラマンダーは3人でコンドールマンをきりきり舞いさせようと企む。

その頃、ジュニアの活動はトラブっていた。
ゼニクレージーが倒れても、食料はちっとも帰ってこない。
すきっ腹を抱えた連中は、何が正義のシンボルだ…と言いたくもなる。
背に腹は変えられない…ぐうの音も出ないジュニアの中で、まことはそれでも正義を信じる。
通りすがりの一心も、正義を信じるよう訴えかける。
子供の口喧嘩に大の大人が出てきたとあって、相手側も一心に従う。
その場は丸く収まったが、図星を突かれた一心は焦りを覚える。
子供たちまでもが正義に疑念を持ち始めたのだから、正義のシンボルの名折れだ。
そんな一心を挑発するような倉庫爆破事件が続いている。
いつものように倉庫を当たる一心だが、セントラル貿易の倉庫で違う行動を取る。
同行する堅介さんとマキを締め出し、単独で潜入した。
ビンゴ…監視カメラが一心を捉える。
オフィスで映像を見ていたサラマンダーはゲムスラーに出撃を命じる。
一っ飛びでセントラル貿易に到達したゲムスラーは、薔薇爆弾を投下する。
爆弾は倉庫に達する前の上空で炸裂した。
コンドールマンが屋上で待ち受けていた。
ゲムスラーは薔薇爆弾を放ち、コンドールマンはコンドールアローで叩き落とす。
ゲムスラーは逃亡と見せかけて、トライアングル作戦に引きずり込む。
飛び去るゲムスラーを追ってマッハコンドルを飛ばす…いつもの港バンクだけど。
着陸したゲムスラーをマダムとサラマンダーが待ち受ける。
特にマダムはハイテンションで手ぐすね引き、岩を頭突きで叩き割る。
気合入れて振り上げたサラマンダーの拳がマダムの顔に入っても気にしない。
3人は手はずどおり配置に散る。
迫り来るマッハコンドルを銃撃してコンバットたちは待ち受ける。
ところが、停車したマッハコンドルにコンドールマンはいない。
コンドールマンは崖の上から飛び降りてきた。
コンバットを蹴散らしながら戦闘開始。
コンバット残党は瓦礫場に撤退する。
誘い込まれたコンドールマンの真下から、マダムのフォーク槍が突き上げる。
…のに、コンドールマンは槍をかわして岩の上を跳ねて行く。
マダムの奇襲失敗。
しかし瓦礫を抜けたコンドールマンはゲムスラーの急降下を食らう。
コンバットに地上戦を任せるうちに、ゲムスラーは着地して白兵戦準備を整える。
ゲムスラーのヌンチャクとコンドールマンの鞭が交錯して緊迫感はあるな…。
コンドールハリケーンに抗って耐えたゲムスラーだが、最終的に飛ばされる。
さらにコンドールミサイル直撃、ゲムスラーは2枚の翼を失った。
それでもゲムスラーは、コンドールマンを羽交い絞めにして締め上げる。
ようやく地下を掘り進んだマダムも、コンドールマンの足を取る。
しかしここまで…深手を負ったゲムスラーは怪人体を失い、人間体に戻る。
せっかくレッドバットン以来出演した一の瀬さんにはかわいそうな老婆化→消滅へ。
地上はうまく行かなかったが、マダムは得意の地中戦に持ち込む。
引きずり込まれた穴の上から、サラマンダーは火炎を流し込む。
マダムを振り切ったコンドールマンは飛び出してきた。
サラマンダーと格闘するうちに、マダムは地上に這い上がってきた。
マダムはフォーク槍を連続で投げつける。
知らず知らずにコンドールマンはフォーク槍に取り囲まれていた。
マダムのリモコンでバーベQレンジ発動、フォーク槍が炸裂して結界が発生した。
結界の中はまさに電子レンジの中、旦那バーベQと同じく焼け死ぬがいい。
サラマンダーが寄り添う隣で、マダムはリモコンをいじりまくる。
結界の中で耐えたり悶えたり忙しいコンドールマン…
脱出なるか、次回を待て。


空間の詳細
マダムバーベQ登場シーンで空間発動。マンホールから飛び出したマダムにびっくりして尻餅を突いてから蛸殴りに掛かるまで、開脚しながらブルマを丸出しにしている。例によって白いパンツはみ出してますよ~。

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あるじのその他の分布地
・超神ビビューン#22「蛙が娘になる? ごめんね母さん」(1976年)
・快傑ズバット#2「炎の中の渡り鳥」(1977年)
・がんばれ!! ロボコン#111「ガックリコ!! あと1点がほしいよォ!」(1977年)
ここの常連さんなら重々承知のことだが、いろいろと目立つ精神科医とは赤の他人。精神科医は当時すでに中高校生だからね。