空間のあるじ
チコ(演・近藤美智子)
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おおざっぱでもないあらすじ(竹前重吉監督/藤川桂介脚本)
今日はミーコの誕生日。
蝋燭の火を消すと、ケーキからアドバルーンが揚がって祝福メッセージ。
このサプライズにミーコはびっくり大喜び。
それではミュージックスタート、ということでエレキに乗ってゴーゴー開始。
そんな様子をメチャ太郎たちに気づかれた。
メチャ太郎たちに踊れないとからかわれたブースカはプリプリのキリリンコ。
僕だって踊れるよ…とはいってみたものの、微妙にスイングするばかり。
またからかわれてメチャ太郎たちを突き飛ばす。
逃げ出した連中を笑うものの、ブースかは内心穏やかじゃない。
帰ってきてからも、ひとりでゴーゴーの練習に打ち込む。
大作は慰めるが、ブースカは悔しいったらありゃしない。
ブースカの体型では物理的に不可能だが、ブースカはスリムになって見せると決意する。

そんなわけで、ブースカは校庭の鉄棒に挑む。
…のに、ぶら下がっただけで鉄棒が曲がってしまう。
無理すぎた…大作はあきらめたほうがいいと考えるが、ブースカは食い下がる。
チャームスクールという手はあるが、ブースカにはたぶん聞かないだろう。
渋る大作を尻目に、ブースカは一人で向かう。
頑固なブースカについていけない大作、鉄棒そのまんまで立ち去った。
代わりに一部始終を見ていたメチャ太郎たちがいらん濡れ衣を用務員さんから食らっちゃう。
では、夢野さんを訪ねたブースカは日舞に路線変更。
…はやっぱりしっくりこないので、再びゴーゴーを。
夢野さんもゴーゴーは無理だと考える。
駄目出しを食らったブースカはしょんぼりしつつ去ろうとする。
あんまりなので、夢野さんはチャームスクールを紹介することにした。
パラサパラサ!
ところがだ…
バイクマシーンを漕げば、根元からばったり倒れてしまうし
バーベルを持ち上げれば、片手でぶん回してしまうし
700キロにウェイトをかけても持ち上げてしまうんじゃ効果なし。
しかたなく、ボートマシンに切り替える。
…ボートマシンぺっちゃんこ…。
オーナーはお帰りを願い出た。
ブースカしょんぼり退場……。
一部始終を観察していたゾロ目とゴン太に迎えられる。
連中はブースカをサウナマシーンに閉じ込めて蒸し始めた。
蒸して我慢して蒸して我慢して蒸して蒸してちゅどーん…。
サウナマシーンが破裂すると、ブースカは飛んでいってしまった。
で、ブースカについて夢野さんとこで協議中の大作たちのところまで飛んでいった。
屋根を突き破って着地、ご心配かけてすいません。

ブースカの意欲に任せることに決定したので、バレエ教室にやってきた。
ブースカの存在は取材中のスカウトにばっちり見られていた。
お構いなしに先生はレッスンを始める。
プリエの中腰…ぜんぜんしゃがめませんブースカ。
メチャ太郎たちは、ほったらかしにされた腹いせに妨害をたくらむ。
そんな思惑ほったらかしに、ブースカのレッスンは…
開脚すればバーを片手に浮いちゃうし…
スカウトは珍獣に興味を持つ。
最後の仕上げに一回転…のつもりが、ブースカだけぐりんぐりん。
ひっくり返ったブースカは、大作たちでは引き起こせない。
ところが、チャルメラを聴いただけで、ブースカは起き上がる。
行っちゃった…あきれた大作たちそっちのけで、スカウトだけが追いかける。
そんなわけで、メチャ太郎の策略でラーメン満腹、もう踊るどころか動けません。
しかも、メチャ太郎がトンズラこいたので、お代2500円なりにブースカはあわてる。
困っているところにスカウトが現れた。
お代を立て替え、名刺を渡す。
ワンツープロのプロデューサーは、ブースカを口説き落とす。
10年に一度の大スターと持ち上げられ、ブースカは有頂天。
一方、いたずら失敗にメチャ太郎たちは首をかしげる。
もうブースカも懲りたろうとバレエ教室で思案中の大作たちに、メチャ太郎は事情を説明する。
大作たちはラーメン屋に走ったが、ブースカを乗せた車がタッチの差で走り去ってしまった。
心配する面々をよそに、ブースカの書置きは能天気だった。

冗談抜きで、ブースカはスターになってしまった。
テレビに新聞に雑誌に、ブースカの記事があふれた。
大作たちはテレビ局の玄関で待ち受けた。
しかし、ワンツープロの面々は、超多忙なブースカを連れ去ってしまう。
帰宅を求める大作も言いくるめて、その隙に車に乗せてしまう。
それでも、ブースカは急に家が恋しくなった。
もちろん、みっちりスケジュールの金づるを手放すわけがない。
ブースカはわざと失敗してクビになろうと画策する。
ステージに呼ばれたブースカは、マイク前に立たず司会を困らせる。
会場は大うけ。
背中を向けて歌っても、尻尾のリボンが受けるし…。
マイクスタンドをひん曲げても、ごろ寝して歌っても、かえって観客は大喜びする。
だめだこりゃ。

大作が転寝していると、外に気配がする。
扉を開けてみると、ブースカが立っていた。
喜んだ大作はブースカを抱きしめ、仲間を呼ぶ。
そのまんまブースカを中心にブースカ音頭開始…
こそりワンツープロの2人が忍び寄る。
ブースカの背後から羽交い絞め
大ちゃ~ん助けて~っ
…というブースカの夢オチだった。
叩き起こされたも同然、寝起きの不機嫌もあいまって、ブースカは駄々をこねる7.
もうスターにも飽きたしね。
やめる方法を考えるために、電気あんかでブー冠をあっためて知恵をひねる。
高熱の仮病を装って、氷枕だ往診だのドサクサ紛れに逃げようと図る。
食い下がるプロデューサーを突き飛ばし、ベッドに寝かせる。
氷枕を手にしたマネージャーをやり過ごそうとしたが、あっさり見つかった。
たまたま氷枕がブー冠に押し付けられた。
ブー冠が冷えてブースカ機能停止。
結局ベッドに逆戻り。
しかし、あと30分で札幌に飛ぶスケジュールだ。
2人は医者を呼びに去った。
この隙に偵察班のヒロシとジロ吉が忍び込む。
ブースカを呼ぶが、気絶して反応がない。
トランシーバーで事情を知った大作は困惑する。
そこにメチャ太郎たちも現れる。
今日だけは休戦してブースカ奪還作戦だ。

ヒロシとジロ吉はブースカを乗せた車に発信機を取り付けた。
ルート確認、工事中を装ってゼブラを立てて通せんぼ。
一方、車のエアコンをがんがん効かしたので、ブー冠が温まる。
目覚めたブースカはスモークを起こし、車内は真っ白になった。
われ運転不能・われ運転不能…けほけほで車が止まる。
2人が飛び出した隙を付いて、縮小したブースカは窓から飛び去った。
ブースカがいないことに気づいた2人は、再び車を走らせる。
脱出したと知らない奪還部隊の自転車追撃隊は、そのまんま車を追う。
車の行動を完全掌握した大作は、投網砲を放って車を捕獲した。
取り囲まれて踏んだり蹴ったりの2人はしょぼくれる。
とはいえ、奪還作戦は失敗だ。
作戦の不備を指摘するメチャ太郎と大作がにらみ合う。
衝突は寸前でブースカの一言が止めた。
なんにしても、ただーいま。
ということで、少しはうまくなったブースカ音頭にて事件解決。

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ブースカ説得失敗シーンで空間発動。ブースカに駆け寄って押し問答中に、スカートの裾から白いもこもこが姿を現す。ミー子も冒頭のダンスシーンで足を上げすぎているのだが、前に人垣がいてブロックされてしまった。

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あるじのその他の分布地
ウルトラマン#4「大爆発五秒前」(1966年)
・ウルトラマン#37「小さな英雄」(1967年)