空間のあるじ
幸子(演・福田薫)
イメージ 1
おおざっぱでもないあらすじ(大木淳監督/今村文人脚本)
ヴィレナス星の球形円盤が無差別空襲を仕掛けてきた。
マリンゴンで迎撃に出た千葉は、執拗に追撃して撃墜に成功する。
ガッツポーズの千葉を受けて真っ赤なサブタイ。
山林に墜落した円盤を上空から観測した千葉は、破壊を現認したものの、炎上していなかった。
乗組員の生存を危惧した海野隊長は、岬とマリちゃんに現場調査を命じる。
残骸がぶちまけられた現場…。
マリちゃんは座席のベルトが外れていることに気づく。
物理的な破壊痕はない…生存者が自力脱出したと岬は判断する。
その間に、警察の非常線設定が完了していた。
岬は民間人の立入り禁止を警官に要請し、マリちゃんと手分けして捜索に乗り出す。
雑木林を無造作に揺らす物体があった。
岬は銃を構えて匍匐前進で探るのだが…。
首輪つきの子豚でした…ぷはぁ!
安堵する岬と正反対に、いきなり子豚に足元をすり抜けられたマリちゃんは悲鳴を上げる。
捕獲を提案する岬に対し、マリちゃんは及び腰。
こんな山林に子豚がのこのこしているのもおかしい話なわけで…。
宇宙人の擬態もありうるとみた岬は捕獲を決意する。
残念…擬態してませんでしたヴィレナス星人。
捕物帳は山を降りて団地に展開する。
非常線封鎖中の警官も巻き込んで捕物帳。
せっかく巡査が捕獲したのに、パスされた岬はマリちゃんにパス、マリちゃんも巡査にパス。
やれやれいつになったら捕獲できるのやら…。

一方、非常線の検問。
すすき原に分け入って腹の中をすっきりさせようとした巡査がいたのだが…
ヴィレナス星人は巡査の背後からいきなりチョークを仕掛けてきた。
ちんちん出してる時に襲っちゃいかんだろ男の流儀として。
チョークした巡査を倒し、相棒の警官と消防団員を立て続けに光線で打ち倒した。
堂々の検問突破…
そんなこととは露知らず、子豚は飼い主のもとに帰っていた。
追い詰めた岬とマリちゃんと巡査たちもがっくし。
擬態してなかったということで一安心。
人騒がせな子豚ピコの飼い主ということで、幸子は平謝り。
宇宙人に捕食されたらせっかくのペット豚が哀れ…マリちゃんは外出自粛を求める。
高品格父ちゃんも、宇宙人の残党がいると聞いてピコのトンカツを連想してしまう。
お約束どおりのお笑いだが、現実を告げる半鐘が鳴り響く。
検問所は警官と消防団がばたばた倒れていた。
ようやく目覚めるくらいの長い気絶を食わされて、逃げおおせるにはいい時間稼ぎだ。
岬大失敗…。
上からは2人のSAF隊員資格剥奪を打診してくる…海野隊長の判断やいかに?
一方のヴィレナス星人は、高圧線や水道管を攻撃する…地味ながらライフライン攻撃は効くな。
その頃、海野隊長に状況報告した2人は、当然ながら大激怒。
千葉は無線を聞く振りで知らん振りだが、水島もライフライン攻撃を鑑みて声を荒らげる。
海野隊長は2人に責任を取らせることにした。
胸のSAFワッペンを引き剥がした。
SAF剥奪…千葉はさすがに口を挟もうとする。
海野隊長は有無を言わせず、2人で宇宙人を締め上げることを厳命する。
千葉は2人を心配するが、隊長の狙いを読んだ水島はにんまり。
2人はただの民間人、SAFの指揮下を離れて自由に捜索できる。
千葉と水島が善意で情報提供すりゃいいのさ。

現場付近はものものしく集団下校が行われていた。
山道をチャリで行く幸子は、道端に落ちたリングを発見する。
こんな美しい首輪、初めて見た…って、とてもメカニカルで首輪に見えません。
そんなわけで、ピコに装着。
何にしても、犬小屋とピコをしっかり結節して日が暮れる。
その夜…ヴィレナス星人は活動を再開した。
ヴィレナス星人は犬小屋を襲う。
きゃいんきゃいんに叩き起こされた主人に思い切り目撃された。
主人に光線を浴びせてヴィレナス星人は逃走した。
翌日の現場検証中、岬とマリちゃんは奥さんの証言を得る。
ヴィレナス星人はきゃいんきゃいんの首輪を持ち去ったという。
ガイガーカウンター片手に追尾した岬が見たものは…無数の首輪。
なぜに犬の首輪なのか…ピコの首輪を知らない岬は不審がる。
そこに水島の善意の情報提供。
付近一帯の犬が襲われ、首輪を奪われている。
首輪に似た重要な装置を探しているとSAFは読んだ。
水島と千葉は予測襲撃エリアの情報を流し、岬たちに勧める。

さて本命のピコだが、父ちゃんには心配の種。
大きくなったら、住宅地では飼いづらい…。
ピコはピコで、ペット禁止の団地の子らには存在感十分なようで…。
一方、ヴィレナス星人は本星と交信中。
本星は宇宙船を撃墜されたヘタレを見捨てることにした。
食い下がるヴィレナス星人だが、本星は例の装置で巨大化して戦って果てろと命じる。
涙涙のヴィレナス星人だが、それでも祖国の栄光を願わずにいられなかった。
その夜は外出禁止令となった。
幸子の学校も翌日は休校だ。
食の進まない幸子は残り物をピコに譲ることにする。
母ちゃんに似たんだな…と父ちゃんはしんみりする
…のだが、ヴィレナス星人は目前に迫っていた。
飼い主と同じく食の進まないピコは異変を察した。
暗闇からヴィレナス星人が現れる。
悲鳴を聞いた父ちゃんは鍬で応戦するが、パワーが違いすぎた。
父ちゃんの悲鳴を夜回り中の岬とマリちゃんは聞きつける。
駆けつけた時には遅かった。
父ちゃんの奮戦及ばず、幸子はヴィレナス星人に囚われた。
岬はピコの首輪に気づいたが、まず幸子の奪還だ。
しかし、幸子を楯にされては発砲できない。
幸子を連れ去るヴィレナス星人を追う。

2人を見失った岬は夜通し捜索して回った。
不意に見上げたガスタンクの上に、2人を発見した。
幸子を羽交い絞めにしながら、ヴィレナス星人はピコの首輪を所望する。
あの装置で「最後の使命」を果たすことをうっかり口走る。
聞きたいのは山々だが、ヴィレナス星人は幸子の髪を掴み上げて引っ張り上げる。
すっかり悲鳴要員です幸子ちゃん。
岬は銃を放り捨て、通信でマリちゃんに首輪を持ってこさせる。
盗聴していた海野隊長も行動開始。
首輪が届いた現場では、取引が始まった。
岬が首輪を投げると、ヴィレナス星人はあっさり幸子を解放する。
幸子をマリちゃんに預けて退避。
一方、岬と対峙しながらヴィレナス星人は装置を右手に通す。
二の腕までたくし上げてそのまんま巨大化。
ならば岬もファイヤー!

子門御大入りOPに乗って戦闘開始。
ヴィレナスのビームをジャンプしてかわす。
ヴィレナスがジャンプしてファイヤーマンを捕獲する。
互角のドツキ合いだが、ぎくしゃくしたヴィレナスよりファイヤーマンが優勢に見えるな。
ヴィレナスの投げつけたガスタンクをかわし、ファイヤーマンは間合を詰める。
ボディブローがまともにヒットして、ヴィレナスへろへろ。
ところが、丘の影に逃げ込んだヴィレナスに飛びかかった途端形勢逆転。
逆にファイヤーマンがフォールされる。
そんな中にマリンゴン到着。
肉薄してヴィレナスにビームを放つ。
思いっきり左胸にヒットして、ヴィレナスはばったり倒れこむ。
「え? 効いたの?」と覗き込むファイヤーマンがちょっとラブリー…。
そろそろ背後から接近したファイヤーマン。
だがやっぱり死んだ振り…ヴィレナスの奇襲であっさり投げられる。
再びドツキ合いに入るが、今度はヴィレナスが連続キックで優位に立つ。
伏せたファイヤーマンにキャメルクラッチ…落ちた!
立ち上がったファイヤーマンを打ちのめし、鉄塔で殴りつける。
耐えてかわして受け止めたファイヤーマンはじわじわ押し返す。
互角に戻ったところで、幸子がプラントの陰からエールを送る。
再びOP2番とともに締めの格闘。
崖際に追い詰められたファイヤーマンだが、無線局のパラボラを拝借する。
ヴィレナスのビームをパラボラで弾き返して自打球を誘う。
左目を潰されたヴィレナスの焼けっぱち突進をキックで返す。
投げて投げて投げて殴って殴って殴って、地に叩きつける縦ジャイアントスイング。
頭から地に突っ込んだヴィレナスは、脱出を図って顔を出す。
ファイヤーマン必殺技スタンバイ、ヴィレナスは地下に潜る。
ファイヤーフラッシュ!
地下に逃げたヴィレナスを追って逆落としのファイヤーフラッシュはヒットした。
ということで、岬とマリちゃんは復職
…いや、もっと頼もしくなって帰って来た。

空間の詳細
常連甘党総裁閣下からの頂き物。取引交渉シーンで空間発動。ガスタンク上でいじめられている間、ミニスカートがはためいて中の白いものがちらちら現れる。

イメージ 2
あるじのその他の分布地
もちろんU字工事にあらずの同姓同名の別人。ほかの出演情報は得られなかった。