空間のあるじ
動物園の客(演・Uncredit)
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おおざっぱでもないあらすじ(古澤憲吾監督/島本十郎脚本)
光は伊豆でのんびりしていた…のだが…ふと見上げた青空が点滅している。
電波状態もすこぶる悪い。
ガロガがなにか企んでいると光は睨み、スカイラインに乗り込んだ。
一方、そのガロガでは、ガロガスパイダーの完成をゴールドガロガが告知していた。
それを受けたレッドガロガは、ライオン搬送中のトラックを確認していた。
ライオンと聞いて金ガロガは面白がる。
ガロガスパイダーの効能はいったい何だろう?
…ということで、光は妨害電波の発信源辺りを捜索する。
…と、てのひらサイズのでっかい赤いクモがふよふよ飛んでいく。
糸を風に乗せて飛べるのは子グモのうち、あからさまに地球のクモじゃない。
光はスカイラインに飛び乗ってクモを追う。
一方、標的の輸送車は、何もない採石場で休憩を取っていた。
「ライオン輸送車」とは書いてありますが、中のライオンが窒息しそうな箱です。
ガロガスパイダーはその箱に着地した。
そんな中、血相抱えた男が箱に飛びかかる。
箱を封印した錠前に手をかけるが、その手の指には水かきが…。
思いっきりガロガな工作員に、到着した光は銃撃を浴びせる。
銃声に導かれ、下っ端ガロガがぞろぞろ現れた。
赤ガロガ「お前はまた邪魔をする気か?」→光「今度は何を企んでいるんだ?」
質問に質問を返さない、これ鉄則。
まあお互い聞く耳持ってないので、戦闘開始。
下っ端ガロガは1分ほど2人がかりで光を攻め立てる。
それでもかいくぐり、うまく乗り切るのが光の格闘術。
ところで伊豆ロケと採石場採りのフィルム、光量があんまりにも違いすぎます。
戦況と背景の明るさが正比例しちゃってますが。
いずれにしても、光は圧倒しながらも、わらわらに押される。
ならば、ゾーン・ファイト・パワー!
変身は防人家にも伝わった。
父さんと妹弟がメカルームに降り、ファイターの位置を確認する。
富戸コスモランド付近…ああライダーやキカイダーに出てくる地球儀温室のところね。
それじゃあ蛍と明もゾーン・ファイト・パワー!
アストロダッシュで伊豆まで一っ飛び…スモーキー使わないんだ…。
さて一方、下っ端ガロガはねじねじ棒で戦い始めた。
逆にねじねじ棒をうばったファイターにはあんまり効いてないようだけどね。
人数が減らないのに、どうしてもファイター優勢。
エンジェルとジュニアが到着したが、あんまり出番はなさそうだ。
嫌がらせの足払いをジュニアがやってみたり、ちょこっとツープラトン巴投げしてみたり。
そんなわけで、量より質のファミリーが圧倒した。
ファイターの投げたねじねじ棒を食らった赤ガロガがようやく撤退指令。
どさくさ紛れに、ガロガスパイダーで世界の猛獣を発狂させて…と計画暴露。
そして、ガロガスパイダーを指し示す。
相変わらずふよふよしてやがりました。
みっともないガロガどもの撤退だが、当初の目的は達成…されたのか?

あんだけ丁寧な紹介をされたのに、兄弟はガロガスパイダーを見失ったという。
動物園で張り込んでみたとはいえ、ガキの使いを前に父さんは考え込む。
猛獣を手先とするからには、動物園を狙ってくると踏んだ孫の判断は正しいとグレートは考える。
そんな家族会議中に、防人家は停電し、赤ガロガの高笑いが響く。
地球征服を時間の問題と赤ガロガは豪語する…結果的に時間切れでしたけどね。
猛獣がガロガスパイダーによって目覚め、人間に復讐するだろう。
という期日を明日に設定した。
人が集まる動物園ええ猛獣が暴れれば、大混乱は必至だ。
光は動物園に以上探知レーダーを仕掛け、夜襲に備えた。
それでは明日の実地捜査だ。
父さんも調査に出向くことにした。
そんなわけで翌日の動物園。
ファミリーは動物園の各所に散って警戒する。
明はゴリラゾーン担当、ゴリラを真似て遊び半分。
ところが、餌の時間に踏み込んだ厩務員にゴリラが襲い掛かった。
ゴリラご乱心か…いや、厩務員の方がまともじゃなかった。
ゴリラに引っかかれた厩務員の手に水かきが!
どうやら発狂には成功したが、手なづけるのは失敗だったようだ。
明がファミリーに無線連絡している間に、ゴリラは勢いで脱走した。
大パニックの園内でファミリー集合。
ふと上空を見上げた蛍がガロガスパイダーを発見した。
ふよふよ飛んでいった方向に発狂ゴリラがいるはずだ。
ファミリーは人垣を掻き分けてガロガスパイダーを追う。
みーみみーみみみ~

大山鳴動してゴリラ一匹…。
ゴリラ1匹にかける労力があればチンパンジー一群くらい発狂できるでしょ。
マイティライナーで追尾したファミリーは、山の上にゴリラを発見した。
下車すると下っ端ガロガが迎え出る。
赤ガロガの命令で下っ端ガロガが阻止に飛び出す。
その隙に、ゴリラの血をガロガスパイダーに吸わせれば、だ。
光がなかなか前進できない中、ゴリラ自身も身の危険を覚えて逃げ出す。
赤ガロガが笑う中、とうとうガロガスパイダーはゴリラの肩に飛び降りた。
噛まれたゴリラは哀れ巨大化してしまった。
動物たちは子供の夢と父さんはお怒りだが、動物自身の都合も考えてあげてください。
夢もへったくれもない赤ガロガの言い草に、父さんは命がけで守ることを宣言。
高らかに赤ガロガはガロガスパイダーを次の標的に向かわせる。
ふよふよふよふよ…不気味ではあってもスピード感ぜんぜんないな。
蛍と明はガロガゴリラを引き受けることにする。
ならば光はガロガスパイダーを追え。
ということで、ゾーン・ファイト・パワー!
マイティライナー・フライト、ガロガスパイダーを追う。
ちゅか、手のひらサイズなんだから接近中に潰しとけよ。
追撃を受けたガロガスパイダーは、大井川鉄道の線路に降り立った。
見失ったファイターは下車して捜索を始める。
ところがだ、線路近くの不発恐獣ミサイルが炸裂した。
いったん飛び上がった恐獣が落下傘降下してくる。
クモっぽい恐獣スパイダウロス降臨。
…ん? スパイダーがミサイルに乗り込んだのか別個体なのか?

その頃、ファミリーとガロガの乱闘も続行中。
戦い慣れてるエンジェルとジュニアはともかく、父さんが怪しい。
一応、ウルトラ警備隊の隊長だったことは…中の人の話だ。
押され気味ながら、父さんはガロガゴリラの前進に気づく。
メーサーショットなら対応できるはずだが、所持するのはエンジェルとジュニア。
なのに、数に任せて2人とも押し潰されていた。
父さんは必至の絶叫でエンジェルを呼ぶ。
エンジェルは隙を突いてメーサーショットを投げ渡す。
どんぴしゃりでキャッチした父さんはメーサーショットを放つ。
初弾がガロガゴリラの右目を直撃、次の狙撃も左目を潰す。
のた打ち回ったガロガゴリラは、立ち上がって猛進する。
乱闘を抜け出したエンジェルとジュニアのゾーンビームにメーサーショットをシンクロ。
ガロガゴリラはあっさり破裂して消えた。
まったく見苦しい下っ端ガロガどもの引き際ですこと。

スパイダウロス相手に等身大では無理、ということでダブルファイト!
暢気にのこのこ歩いていたスパイダウロスも急に本気モード。
ファイターとくんずほぐれつ、やがて飛び始めた。
かわして、いなして、ぶちかまして着地。
ファイターの反撃…を前に、急にうずくまる。
呆気に取られるファイターが躊躇しつつ乗ると、不意に裏投げをかます。
やっとまともに組み合って殴る蹴るの応酬…動いてる腕はやっぱり2本だけです。
と、ここでクモ怪獣の標準装備が炸裂した。
まともに糸を浴びたファイターが右腕ごと綿飴になる。
突進を肩透かしされ、地に倒れたファイターに本格的な糸が吹っかけられる。
なにしろ東宝には、モスラとクモンガという二大綿飴職人がいますからね…。
すっかり繭状態に巻かれたファイターには、這うことも難しい。
そこにエンジェルとジュニアが飛んでくる。
ゾーンビームの援護射撃でスパイダウロスはひっくり返る。
この隙にファイターへビーム照射、糸は消えてなくなった。
再び立ち上がったファイターだが、ベルトのゲージは赤ランプに変わる。
スパイダウロスに突っ込んで、隙を作ったところでマーカーにエネルギーチャージ。
ようやく御大歌唱入りOPに乗って鬼の反撃開始。
イントロ中は流星パンチの連打でぼっこぼこ。
それから投げて投げて投げて投げて、さらに流星キック4連打で宙に舞う。
死んだ振りに警戒しつつ接近すると、やっぱり死んだ振り解除、をかわす。
流星風車からの一撃でダウンを取った。
それじゃあミサイルマイトいきましょうね。
エンジェルとジュニアのビームも加わって、スパイダウロスは砕け散った。
戦いが終わり、兄弟が集まる。
伊豆を駆け抜けるスカイラインに父さんが乗ってないのが気になるが…
まあ、ゾーンファミリーは伊豆を守ったことにはなるな。

空間の詳細
常連総裁閣下からの頂き物。ゴリラ発狂通報シーンで空間発動。明からの通信を受ける光の背後に、柵から動物を見下ろす2人連れがいる。右の子のスカートの裾から白いお尻部分がちょこんと姿を見せている。

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あるじのその他の分布地
いつものことながら、エキストラじゃな。。。