空間のあるじ
コンドールジュニア(演・小池朱実)
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おおざっぱでもないあらすじ(まつしまみのる監督/伊東恒久脚本)
魔界島に乗り込んだコンドールマンだったが、食糧倉庫に浸水が始まった。
食糧倉庫を守るため、コンドールマンは戦闘を止めて扉を押さえねばならなかった。
文字通り手も足も出せないコンドールマンを尻目に、ゼニクレージーとコインマーは食糧を運び出す。
そんなこととは露知らず、石松とジュニアたちは海岸でコンドールマンを待ちわびる。
コインマーの居眠りが終わった頃、コンドールマンは扉が軽くなるのを感じた。
倉庫に押し寄せる海が干潮を迎えつつあった。
そうと知らず、黒井食糧大臣が様子見に訪れた。
コンドールマンに気づかれたと知って、黒井は後の祭りと高笑い。
食糧もあらかた搬出したので、黒井は無用心に近寄る。
すっかり潮も引いたし、コンドールマンはハイキックをくれてやる。
黒井はゼニクレージーに戻って引っくり返る。
ゼニクレージー大反…コンドールマンにボッコボコに蹴られまくる。
コンバットの援軍を受けてようやく脱出。
蹴散らされるコンバットの後ろで踊ってるだけです…使えませんこの頭脳労働者。
ここはコインマーにお任せするっきゃない。
コインマーはコイン爆弾と磁石の手で立ち向かう。
コンバット2人がかりでコンドールマンを押さえつけるが、反転キックで吹っ飛ぶ。
ゼニクレージーは退路に電流格子を落としていた。
まともに寄りかかったコインマーは思いっきり感電してぶっ倒れた。
お勤めご苦労様…じゃらじゃらじゃら。
格子越しにゼニクレージーは皮肉たっぷりの別れの言葉。
島ごとぶっ飛ばす爆弾をオンにした。
コンドールマンはすかさず扉を突き破って外に出た。
発破をかいくぐって磯に出ると、貨物船太洋丸は沖に去っていく。
専用ジェット機で脱出したゼニクレージーは上機嫌で、爆発を見下ろしている。
コンドールマンが海に飛び込めば攻撃してやるつもりだったが、不要みたいだ。
ゼニクレージーは東京に急がせる。
コンドールマンは発破の中でゴールデンコンドルに化身する。
んー…もどかしい…すんごい至近弾!
間に合った…。
とは誰も予想だにしなかった。
モニタリングしていたサラマンダーは勝ち誇る。
お喜びの中に帰還したゼニクレージーを上機嫌に迎え入れる。
ハールマゲドン! じゃ~んと人間体に変化。
黒井はさっそく成功報酬を無心する。
サラマンダーはアッホ呼ばわりで拒否、国民から絞り上げるよう助言する。
ゲムスラーに入れ知恵され、大臣命令で国民を日干しにする手を思いついた。

一方、対岸の海岸では、魔界島の爆発が知れ渡った。
石松は頭を抱えてしょげ返る。
それでもまことはコンドールマンの勝利を信じる。
ジュニア達も同調して、立場のない石松は無事を信じたい…けど…。
しゃがみ込むジュニアを尻目に、まことは磯の突端へ走り出す。
泣かないでまことちゃん…
あ!
ゴールデンコンドルが羽ばたいてくる。
石松はまことを抱き上げ、ジュニアも小躍りして歓喜した。
飛び去るゴールデンコンドルは、羽に手紙を結わえて落としていった。
「食糧は取り返す 黒井食糧大臣はモンスターだ 注意」
まさかの展開にジュニアは張り切って知らせに散る。
一方、ゴールデンコンドルは油断して皮算用中の太洋丸に迫る。
ゴールデンコンドルの口ビームを浴びたクルーは全員コンバットに戻る。
コンバット戦闘不能、全部へたり込んだ。
太洋丸反転、目指すは晴海。
無事に接岸した太洋丸をコンドールマンは見守った。
…というところで高らかにCMへ。
大臣室への電話で入港を知らされた黒井は怒り狂う。
「これはモンスターに奪われた輸入食料品です」というコンドールマンの書置き。
埠頭には市民が集まって配給を受けていた。
一方、コンドールマンはゼニクレージーへのとどめを誓っていた。
黒井の化けの皮を剥がす絶好の機会は来るであろうか?
対する黒井は、埠頭中継中のテレビを杖で叩き壊しつつ、次の手を考える。
この恨みと「償い」は…って台詞がすんごい守銭奴。

パトカーが巡回し、掲示板に張り紙を貼っていく。
石松やジュニアが覗いてみると、コンドールマンの顔写真。
喜んで文面を見てみると…手配書…。
船団襲撃犯の濡れ衣を本格的に着せようとする黒井の復讐だ。
ありえない濡れ衣にジュニアは町の交番へ抗議する。
巡査はコンドールマンを知っているジュニア達を本署に案内する。
ちょうど石松も本署に乗り込もうとしていた。
意気揚々とパトカーに案内されるジュニアだが、敵は国家権力なのよね。
本署に巡査が案内してくれたとあって、石松は上機嫌。
しかし、隣のまことは気づいてバックミラーを指差す。
はい予想通りコンバット警官でした。
助手席のコンバット警官が後部座席に催眠スプレーをぶちまける。
これにてコンドールマンが来たときの人質ゲット。
そうとは知らず、一心は掲示板を一瞥してゼニクレージーの仕事を唾棄する。
街を歩き回るうちに、交番の前に落ちたジュニアのバッジを発見した。
野良インコが「コドモアブナイ」と教えてくれた。
人通りもコンバットかもしれない警官にも気にせず、その場でコンドール・マン!
マッハコンドルを走らせる。

ジュニアたちと石松は倉庫に連れ込まれた。
ゼニクレージー直々に出迎える。
コンドールマンの行方を尋問するために、殺さない程度に痛めつけるようお達しする。
これで食糧を取り返せる…って本来の任務忘れてませんか?
ゼニクレージーは対コンドールマンのネガティブキャンペーンの仕上げに乗り出す。
テレビ中継で全国にコンドールマンの悪事をでっち上げるのだ。
中継の準備も整ったし、ジュニア達の前で堂々と黒井に化ける。
鼻で笑った黒井が去った直後から、コンバットは竹刀片手の尋問を始めた。
早く早く…。
やがて到着し、コンバットを蹴散らす。
激闘1分未満、救出成功。
やがて黒井の記者会見が始まった。
今回到着した食糧は病原菌で汚染されているとホラを吹く。
緊急回収とともに、コンドールマンに濡れ衣を着せる。
会見に臨んだ堅介とマキは抗議するが、あっさり偽SPに取り押さえられる。
抵抗及ばず2人がつまみ出されて会見再開。
繰り返しコンドールマンを貶める黒井に「違う!」の一喝。
コンドールマンはスタジオに乗り込んだ。
つまみ出せコールに乗って飛び込み、OPインストに乗って戦闘開始。
偽SPを蹴散らし演台に迫る。
「今こそ、みんなの目の前で、欲に凝り固まったおまえの醜い正体を暴いてやる!」
…いや、醜くなくて笑える正体だと思うけど…。
満を持して、コンドール・アイ!
じゃ~ん!
思いっきり全国生中継。
カメラの放列を掻き分け、ゼニクレージーは遁走する。
…と見せかけてコインを投げ飛ばす。
コンドールマンは念力波でコインをことごとく打ち返す。
大量の自打球にひいひい言いつつ、ゼニクレージーは外に逃げ出した。

日本のシンボル東京タワー前で最終決戦だ。
一方的なぼこぼこ加減でゼニクレージーが膝を突く。
腹の金庫から札束出して命乞い。
「お金で正義や人の心が買えると思うのか!」
「買えるとも! 人間は欲の皮を被った獣よ!」
この番組随一の名言なのだが、あの…欲の皮じゃなくて皮の下に欲がありません?
銭で買えないものはない…ガス噴射。
コンドールマンがコンバットを楯にすると、みな凍った。
冷凍噴射を自慢するゼニクレージーだが、コンドールマンは間合を詰める。
ゼニクレージーが対応できない連続ジャンプ。
そして3クッションキック1・2・タワーから3ーっ!
吹っ飛んだゼニクレージーは手提げ金庫に戻ってしまった。
これでEDも三幹部に差し替えか…ってことはなく、ずーっとゼニクレージーなのよね。
勝っ…た余韻もなく大月さんの雄叫びがタワーの上から響く。
脱出失敗、石松とジュニアは捕らえられていた。
コンドールマンに見せ付けながら、サラマンダーは反撃に出る。
ジュニアをタワーから突き落としてやろうと意気込むサラマンダー。
地上から睨み上げるコンドールマンに勝機はあるのか、次回に続く!

空間の詳細
救出シーンで空間発動。倉庫の格闘に決着がついて、縄を解いて立ち上がるまでの間、体育座りのスカートの中が開通して、白い恥ずかしい布が丸見えになる。
ゴールデンコンドル飛来シーンで、石松がまことを抱え上げた瞬間にブルマが見えるが、リカちゃんのブルマはいつものことなので省略。

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