空間のあるじ
公園で襲われた子供(演・Uncredit)
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おおざっぱでもないあらすじ(雨宮慶太監督/高久進脚本)
大作は公園のそばでゴウシを待っていた。
記念碑の除幕式が始まる直前、ゴウシは乗りつけた。
大作がゴウシを引いて駆け去ると、ほんわかムードのアバンと裏腹なサブタイ。
大作とミチルの亡父津村氏が作った妖精の記念碑が披露された。
…超巨大戦艦に特攻するテレサのポーズですが。
自然への愛を込めた津村氏の遺作をゴウシも見上げる。
この公園は平和そのものだった。
じゃぶ池には宮崎もいないし…BLACK45話では大開陳だった幼児ふるちんは見切れてます。
広場の遊具は満員御礼だし。
さっそく記念碑をモチーフにしたスケッチも始まった。
ゴウシは遺児兄妹とともに記念碑を見上げ、津村氏の想いを想起する。
その夜…記念碑の周りにゴーレムが湧き出した。
トットバットとブックバックのコマンドの下、ゴーレムは記念碑に布を被せる。
台座を残して妖精の彫像は持ち去られた。
お持ち帰りの品はプリプリガンには大好評だったが、バンドーラ様はお怒りの様子。
芸術だの愛のメッセージだの、歯の浮くお言葉が嫌いなのですよこの方は。
バンドーラ様は、最も醜いドーラモンスターを所望した。
自称芸術家のプリプリガンには不本意だが、バンドーラ様の剣幕にはかなわない。
ということで、ドーラタランチュラ完成。
定番のクモ怪人だが、腹部っつーより背負った袋です。
…バードイーターはともかく、バブーンやアースタイガーとは似ても似つかないな…。
バンドーラ様はかしずくドーラタランチュラに悪魔の魂を授ける。
やがて、台座の上に再び彫像が帰ってきた。
だが、深夜にもかかわらず、カブトが彫像にたかり、蝶があたりを舞っていた。

翌日、ゴウシは面々を連れて公園を訪れた。
夏休み真っ最中、公園は子供たちで一杯だった。
犬を見て飼いたがるダンに「お前、自分の世話だけで精一杯だろ」と容赦ないゲキ。
そんな小ネタを挟むうちに、大作とミチルがゴウシを引っ張っていく。
蝶が一杯だという。
そのとおり、記念碑の周りは白い蝶が乱舞していた。
津村氏の魂が記念碑に宿り、蝶を呼んだのかもしれないとゴウシは思う。
ゴウシはかつて、湖を訪れた時に津村氏と出会った。
ぶなの森でスケッチする津村氏は、ぶなの木を森の命の源と説く。
森を発した水の行方、森に集まる鳥や虫の話を聞く。
ゴウシは乱開発を心配し、津村氏は自然の報復を恐れる。
津村氏は記念碑のモチーフをぶなの木に定め、自然の集う彫刻を目指した…。
白神山地の世界遺産登録まであと1年…。
ということで、白い蝶は津村氏の願いに応えたものだと大作やゴウシは思う。
しかし、直後に踏みにじるのが高久脚本。
蝶を追って走り回っていた子供たちが、ばたばた倒れた。
ジュウレンジャーは救急車を呼ぶ。
搬送された病院での診断は、眠り病。
ひたすら眠り続け、やがて力尽きる…。
ワクチンのストックは少なく、患者が増えると手の打ちようがない。
拡散を防ぐために、方法は分からないが飛び出した。
一方、バンドーラ様はご満悦だ。
案の定、白い蝶はバンドーラ様のそばで舞っていた。
眠り病が蔓延し…バンドーラ様は白い蝶を握りつぶし、ふっと吹き飛ばす。
…子供たちはみんな死に絶えるのさ。
ドドララドドララバンドーラ♪
やってることは鬼畜なのだが、バンドーラ様はノリノリでCMへ。

公園に残っていたダンとボーイは異変に気づいた。
この公園にいる昆虫は蝶だけだ。
ばれたと判断した蝶の方が先に攻撃してきた。
もちろん得物は大天使モスラ様以来チョウ目が継承してきた毒鱗粉。
ゴウシが1匹叩き落した。
蝶は文字通り粉々に砕け、石灰みたいに崩れ去った。
これが眠り病の病原体、下手人は言うまでもない…とバレる。
メイは蝶の発生源をいぶかしむ。
ゴウシは記念碑に鍵があると考えて走る。
もうネタバレしたとあって、蝶の群れは遠慮なく鱗粉を撒き散らしていく。
記念碑を取り囲んだものの、どう調べていいものか思案する。
さすがに破壊するのも、大作とミチルの手前、気が引ける。
よく観察した大作は、彫像のすり替えに気づいた。
妖精の髪飾りは花だったはずなのに、この像は蛇だ。
ゴウシは像にドーラモンスターの気配を感じた。
正体公開中のジュウレンジャーに遠慮なし、ダイノバックラー!
マンモスはモスブレイカーをガンモードで構える。
だが、すり替えに気づかないミチルが止める。
大作がすり替えを言い聞かせる。
偽物には違いないが、ミチルにはパパの遺作そっくりの像だ。
大作は眠り病を止めるためには破壊やむなしと訴える。
マンモスは偽の像に悪魔が宿っていると訴える。
ようやくミチルは頷いた。
モスブレイカー・シュート!

粉々に砕けた像の代わりに、ドーラタランチュラが現れる。
やっぱり腹部の袋が大きすぎます…。
本物の行方をマンモスが問うと、あっさり破壊処分を明らかにする。
ドーラタランチュラは饒舌に一連の経緯を説明する。
公園の昆虫はドーラタランチュラが像に誘引して食い尽くした。
体内の毒素を交配して蝶に作り変えて放流していたんだと。
…タランチュラっつーより地蜘蛛のやり口だな。
子供たちにも昆虫たちにも残酷な手口…ビーファイターでなくても怒る。
グリフォーザが飛び込んできた。
これから戦闘開始、マンモスは大作にミチルを託す。
ゴーレムがわらわらやってきて、ヨンレンジャーは生身で応戦。
一方、マンモスはグリフォーザと斬り結ぶ。
パワーは互角だが剣技はグリフォーザが上を行く。
マンモスが押される。
気づいたゲキはヨンレンジャーに声をかけてダイノバックラー。
だが、タランチュラの癖に投網をジュウレンジャーに投げつけ、グリフォーザの一撃をアシスト。
…徘徊クモだってしおり糸ぐらい垂らすのは承知してますよ…。
糸に絡まったジュウレンジャーを見て、グリフォーザとタランチュラが嵩にかかる。
いち早く脱したマンモスがカウンターのレンジャーガンを浴びせる。
一気に劣勢と見たバンドーラ様は、巨大化の杖を投げ下ろした。
ろくに組み合ってないのに、ドーラタランチュラは強制巨大化。
ならば、現れよ守護獣達よ!
合体ダイノミッション! 出動大獣神!
…乗り込みからダイノミッションまで、久々に見たような気がする。
タランチュラの突進をグー一発で退けて戦闘開始。
タランチュラは最高神クモンガ様譲りの糸スプレーを大獣神に浴びせる。
…本物の糸はお尻からむりむりひり出すんだけどさ…。
足を糸スプレーで固定され、さらに蜘蛛糸梓弦!
しかもこの蜘蛛の糸、電撃を通すコードだった。
電撃を浴びて大獣神がダウンする。
しかも、五守護獣に強制分離。
ティラノザウルスが格闘を担当し、四守護獣は援護射撃に回る。
だが、ジュウモンモスを駆るマンモスはどうしても許せない。
ドーラタランチュラを倒そうと突進する。
まずは鼻からのモスブリザードで冷却。
凍りついた…かと喜んだが、ドーラタランチュラは氷を割って動き出す。
返り討ちのビームを支援守護獣に乱射する。
ティラノザウルスのジャンピングキックにも飛び掛って返り討ち…ハエトリタン並みの機動力。
まずいほど一方的…。
ところが、例によって落雷とともにブライが降り立つ。
ダイノバックラー、そして響け獣奏剣!
今回はがちょんがちょん歩きながらドラゴンシーザー召還!
ティラノザウルスより重い攻撃で圧倒する。
転がされたドーラタランチュラは常磐津攻撃に加えてミサイルランチャーを使う。
ドラゴンは獣奏剣の演目をマーチに変更、ミサイルでお返しして網を脱した。
ティラノとシーザーのツープラトン攻撃…の出鼻をくじいてビームが襲う。
今度はシーザーがいるのでドラゴンミッション!
剛龍神に合神するや、いきなりの超爆裂龍神突き!
ランスが貫通したドーラタランチュラは破裂して散った。

妖精の像は二度と戻ってこない。
ゴウシは代わりにぶなの苗を大作とミチルに託した。
数十年の時を経て、ぶなは大木になるだろう。
…と大平さんはおっしゃるが、ぶなって陰樹…芝生広場のど真ん中で大丈夫かな?
津村氏の理想を実現しようとする大作とミチルを見守りつつ、ゴウシは像に込めた想いを想起する。

空間の詳細
常連の総裁閣下からの頂き物。
襲撃シーンで空間発動。ばたばた倒れる子供たちのシーン2カット目。倒れた子の背後に倒れていく子の膝が開き、ぶかぶかの白い逆三角形が一瞬現れる。

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あるじのその他の分布地
これまたいつものように、エキストラじゃな。。。