空間のあるじ
相原ケイコ(演・伊藤愛)
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おおざっぱでもないあらすじ(小笠原猛監督/荒木憲一脚本)
東京上空に二つの太陽が昇り、いきなりサブタイコール!
一つは中天に静止して、気温は猛暑レベルに達した。
季節はずれの夏を満喫する連中もいるにはいたが、これが一時的なものでなかったら…
政府は科学者を招聘し、原因を探り始めた。
しかし、政府はクライシスからエレニウム鉱石の提供を要求されていた。
例によってクライシス50億人の地球移民計画に使える謎物質らしい。
時限転換装置の開発に使えるというジャーク将軍のお言葉…動力源なのね。
もし拒否すれば、人工太陽の放熱温度を上げるだけのことだ。
しかし、クライシスにはRX以外の脅威があった。
相原教授は磁力で超反重力を生み出す「磁力砲」の開発を進めていた。
電磁砲レールガンすら凌駕する威力で、人工太陽はたやすく撃破されてしまう。
ジャーク将軍は相原教授を抹殺するよう命じる。
早くもマリバロンが先手を打っているという。
気合の入ったジャーク将軍、マリバロンとガテゾーンに共闘を命じた。
ぶっちゃけ、ボスガンを除く三大隊の共闘はうまくいってるんだけどな。

玲ちゃんは「赤い牙」の存在を探り出した。
政府を脅迫している組織だという…まさにクライシスのダミー。
科学アカデミーや内閣情報室まで赤い牙や人工太陽の対策に追われている。
これは報道管制されたでっかい事情がありそうだ。
光太郎は国立科学アカデミーを探る。
相原教授が磁力法を抱え、アポなしでアカデミーを訪れた。
守衛が難色を示している間にチャップが湧き出す。
光太郎乱入、教授を玲ちゃんに任せて戦闘開始。
さっそくクライシスも怪魔ロボットクロイゼルが出動する。
さすがに光太郎ではクロイゼルの相手は無理。
塀の向こうまで吹っ飛ばされて着地するや変身!
キカイダーぽい懐かし宙明節の「戦場のライダーRX」をバックに戦闘続行。
教授が追い詰められていると察知したRXはライドロンを呼ぶ。
どうやら教授と玲ちゃんはライドロンに収容できたようだ。
ということで、クロイゼルとの一騎打ちに向かう。
クロイゼルは人工太陽のエネルギーを受けてビームを放てる。
直撃のわりにRXのダメージはそれほどでもなく、キックを食らったクロイゼルは撤退した。
合流した教授はクライシスの存在を知らなかった。

自宅に2人を招いた教授は、総裁に渡せなかった磁力砲を見せる。
地場を利用したエネルギー開発を目指し、それを応用したのが磁力砲だ。
教授は磁力砲を完成させ、人工太陽を吹き飛ばすつもりだった。
クライシスが危惧したとおり。
もちろん、現実の電磁砲すら完成していないのに、磁力砲が学界に認められるわけがない。
政府に招聘されたアカデミーからはじき出されたために、独力で研究を続けてきた。
光太郎は教授が狙われる事情を把握する。
そこに教授の子供たちが帰宅する。
奥さんが亡くなって以来の父子家庭らしいが、お姉ちゃんも弟くんもいい子と光太郎は感じる。
が、2階の子供部屋から悲鳴が上がった。
教授を先頭に駆け込んでみると、子供部屋は荒らされていた。
磁力砲そっちのけで3人は近所を探し回るが、足取りはつかめなかった。
教授抹殺も磁力砲破壊も思いのまま…なのだが、マリバロンは教授に脅迫映像を送る。
磁力砲を引き渡さなければ…捕らえたケイコとシンイチを見せつける。
人工太陽のエネルギーを増幅し、監禁部屋を暖房する。
摂氏40度オーバーの灼熱地獄だ…湿度落とせば何とかなるけどね。
シンイチは悲鳴を上げるし、ケイコは黙ってシンイチを抱きしめるし。
見ていられない光景を見せつけながら、マリバロンは消えた。
歴代ライダーに出てくる科学者がいつも強いられる究極の選択を突きつけられた。
光太郎は磁力砲の完成を求める。
クライシスが2人を帰す連中じゃないことは光太郎がよく知っている。
光太郎は2人を救うことを誓い、並行して磁力砲の作成を進めることにした。
教授を移動させるために、光太郎は教授のマークⅡで監視の四駆を釣り出した。
そして捜索を始める。
人工太陽のエネルギーで拷問しているのだから、東京に囚われているはずだ。

教授は玲ちゃんに匿われて別荘に来た。
しかし、教授を呼ぶ2人の声に惑わされて手がつかない。
マリバロンはテレパシーを使って教授に一方的な念波を送れるのだ。
マリバロンはテレビをつけるように命じる。
シンイチは朦朧としていた。
ケイコは発火した観葉植物に愕然とする。
マリバロンいわく最後通告、2人が力尽きるまで10時間の猶予を告げる。
教授は夜通し磁力砲と格闘した。
朝、磁力砲は完成した。
玲ちゃんがうたた寝している隙に、教授はテレパシーでマリバロンと交信する。
そして一人、別荘を抜け出して取引に向かった。
してやられた玲ちゃん、光太郎に揺り起こされるまで気づかなかった。
しかし、教授は家族写真の裏に詫び状を残していた。
取引現場は明神が原。

教授はクロイゼルとまみえる。
磁力砲を欲するクロイゼルに、教授は2人の行方を問う。
案の定、崖の上の柱に縛られていた。
やっぱり返す気はない、教授はクロイゼルに砲口を向ける。
クロイゼルもビームを打ち返す。
正面からぶつかったビームは合い打ち、宇宙刑事地割れ発生。
しかし、教授は激震で磁力砲を取り落とす。
磁力砲そのものは無事だが、クロイゼルは人工太陽を除去する手段は尽きたと判断した。
人工太陽のコントローラーはクロイゼルの体内にある。
クロイゼルは人工太陽を東京に降下させる。
磁力砲に飛びつく教授だが、クロイゼルのビームに追い散らされる。
2人は拘束されたまま父を応援する。
しかし、降下してきた人工太陽の熱で天変地異が起き始める。
コンビナート炎上、ビル倒壊…この場面でサタンローズのガソスタ見たら吹くだろうな。
教授はがっくりうなだれる。
しかし、アクロバッターのエグゾーストが。
またまた宙明節な「バト激進RX」に乗ってRX登場。
ビームをかわしてクロイゼルを跳ね飛ばし、チャップを蹴散らして2人を解放した。
RXは崖の上なのに、2人は崖の下で教授と再会…編集さんやっちゃいました。
飛び降りたRXはクロイゼルと戦闘開始。
クロイゼルを押さえ込んだRXは、教授に砲撃を促す。
しかし、RXを振り切ったクロイゼルはビームで教授を足止めする。
ひっくり返った教授は膝を痛める。
教授に砲撃を任せることができない。
RXはロボにチェンジ。
クロイゼルは間合いを取ってビームの手数を増やして対抗する。
遠距離火力攻撃同士で五分と思われたが、クロイゼルはロボに組み付く。
鈍重なロボでは懐に飛び込まれては不利。
しかも人工太陽の降下につれて、クロイゼルのエネルギーは増大する。
頭突きできるほどの零距離からクロイゼルはビームを浴びせる。
重防御のロボといえど限界はある。
見かねたのはケイコだった。
くぼ地から飛び出し、転がる磁力砲を取り上げた。
教授に届け、一緒に構えて砲撃!
人工太陽は磁力砲を浴びて大気圏外へ押し返された。
狼狽するクロイゼルをよそに、ロボはボルティックシュート召還。
どてっ腹に零距離射撃のハードショット一発!
クロイゼルと人工太陽はほぼ同時に四散した。
ロボは相原家に感謝する。
人工太陽は消えた。
RXにも視聴者にも、エレニウム鉱石脅迫はどうでもいいこと。
本来の目的を粉砕したことなど、RX自身が知る由もなかった。

空間の詳細
磁力砲奪還シーンで空間発動。岩陰から飛び出して磁力砲を拾いにしゃがむシーン。スカートの中身は真っ暗だが、それは中身のブルマのせい。拾い上げて振り返ると白いものが中に見えるが、それは太もも丈の長いスリップ。
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フルスクリーンだとこんなサイズの空間。
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あるじのその他の分布地
・機動刑事ジバン#31「真夏の夜のニンジャ合戦」(1989年)