こんにちは!目黒火曜クラス担当講師の堀口です!昨日は一段と寒かったですよね〜💦ここ最近昼間はそこまで寒さを感じませんでしたが、昨日は昼間も寒かったです…!
皆様体調にはお気をつけください
さて目黒火曜クラスではグスタフ・クリムトの模写に入りました!
クリムトは絵の材料に金を使ったり鮮やかな色彩が特徴の画家で、作品は「接吻」や「乙女」ウィーン大学の大講堂の天井画(第二次世界大戦時にナチスドイツから守るためお城に隠されていましたが焼かれてしまった)の「哲学」「医学」「法学」等が有名です。
他には日本の扇子を持った女性や銀行家の女の子の絵など肖像画も沢山手掛けています。
クリムトはウィーン万国博覧会で日本から来た琳派の絵に魅了され影響を受けているのですが、確かにくねくねした線など琳派のような画風がクリムトの作品からも見られます
授業風景です
授業のはじめにスライドで説明をしました!
生徒さんからの質問が絶えません笑
特に質問が多かったのはウィーン大学の大講堂の天井画について。
クリムトの作品はどれも色鮮やかな物が多いのですが、この天井画はモノクロなんです。
それには理由があります。冒頭にも少し書きましたが、第二次世界大戦の時にドイツのナチス党は沢山の美術作品を没収しました。(ヒトラーは抽象的な絵画が好きではなかったと言われています)この天井画も対象になると考えた関係者は、ナチスドイツに没収されることを恐れとあるお城に隠されていました。そして隠されたまま最後には焼かれてしまいます。
なので現在ではモノクロ写真でしか作品を見ることが出来ません。
ちょっと講義のような感じで難しいかもしれませんが
スライドを見終わった後にどこで生まれたか
(答え…オーストリア)何のグループに所属してたか(答え…ウィーン分離派)等後から生徒さんに質問したりしました。
覚えておいてくれたら嬉しいです
では模写に取り掛かりましょう!
次回も少しチャレンジしましょう!
次回もクリムトの模写の続きを行います!
よろしくお願い致します!
堀口