6月18日
大阪松竹座
市川團子さん主役のヤマトタケルを
観に行ってきました
30年以上前に母と
猿之助（猿翁）さんの
ヤマトタケルを観に行き感動し
その後は
リュウオー
南総里見八犬伝
三国志と
金沢から高速バスに乗り日帰りで
名古屋まで観に行っていました
当時スーパー歌舞伎は
賛否あったようですが
早替わりや宙乗り
本物の水が流れ落ちる
滝の中での立ち回りは
分かりやすく革新的で
若い歌舞伎役者さん達が
生き生きと演じられていたと
記憶しています
猿之助（猿翁）さんは
物凄く長い台詞も
立板に水の如く澱みがなく
その言葉ひとつひとつを
聞きながら
演出も全てされているなんて
きっと頭のいい人なんだろうなぁと
うっとりとその姿を
観ていたのを覚えています
今回お孫さんの團子ちゃんが
そのヤマトタケルを演じると聞き
どうしても近くで見たいので
松竹歌舞伎会に入り
チケットは5列目をゲット
30年振りに母と共に観劇です
主役だからと言う事もあるかも
知れませんが
まだ大学生とは思えない
圧倒的なオーラ
声の艶
女形の時は初々しくも美しく
きりりと結ぶ口元は
口角が少し右に上がり
お祖父様とよく似ています
DNAってすごい
でもお顔はお祖父様より小さくて
かわいい
最後の宙乗りの姿は
神々しくさえ見えました
よくぞ歌舞伎役者に
なってくれました
これからが本当に楽しみな
役者さんです
3時間超の舞台も
波や火の役をされてる皆さん
脇役の皆さん
裏方さんあってのこと
素晴らしい舞台でした
お久しぶりの笑三郎さん
ヤマトタケルの叔母役でしたが
笑いを取りつつ
舞台を締める風格ある
美しいお姿でした
調べたら私より1つ年下笑
寿猿さん
猿弥さん
笑也さん
当時もいらっしゃった役者さんかと
思います
私は今は大和に住み
平群や纏向と言う言葉に
ちょっと反応し密かに楽しみました
令和版ヤマトタケル
スーパー歌舞伎はやっぱり面白い
千穐楽まで無事
終わられる事を祈ってます