月曜日の朝
(目覚ましの音と共に慌てておきたトン子
洗面所で、顔を洗う
ふと、鏡に写った自分の顔を見る)
トン子
(心の中)
ああ、自分の顔嫌いだな。
何で私だけ皆みたいに可愛くないんだろう。
写真に友達と写ったり、
ましてはそれをSNSにあげられるのも
本当はすごく嫌だ。
まったく狂気の沙汰としか思えない。
可愛いって言われることもあるけど、
それはお世辞なのか
可愛くないって言われることもあるし。
果たして私の顔は美か醜か。
beauty or not beauty that is the question
B or not B
Beauty or Ugly
それとも、もっと滑稽なもの?
B or U
who are U(YOU)?
who am l ?
私は誰?
見る人によって変わるってことか。
私の顔はいくつあるんだろう。
ふと、自分の顔を触り、
いろんな表情をしてみる
美しいは醜い
醜いは美しい
自分の姿が他人にどのように写っているのかなんて
想像もできない。
時間がない。
(慌てて家をでて、学校へ)
(今朝は礼拝堂で朝礼。
トン子はギリギリ間に合って、中にはいる。)
正面には十字架にかけられた
キリストの像が飾ってある。
トン子
(心の中)
God or human?
キリストって、人間だよね?
みなで呟く
父と子と、精霊のみなによって、アーメン
(朝礼では校長先生の長い話がはじまる)
トン子
心の中
いや、神の子か。
じゃあなぜ最後に神はキリストを見捨てたのか?
キリストがそれを望んだ?
自ら十字架にかかり、神になった。
神になりたかったから、十字架にかかったのか?
そもそも神はキリストを見捨てたのか
救ったのか
それとも、最初からただ黙ってみていただけ?
キリストって、復活したよね?
ってことは?生きてる?
生きてるのか死んでるのか?
まさかゾンビとか?
朝礼終わる
瑠菜
おはよー、トン子、ギリギリセーフ
トン子
間に合って良かった。
あー眠い
トン子
(心の中)
私って、夜もネガティブな考えがグルグルしちゃってて、
ぐっすりねむれてないんだな。
いつも眠いや
(あくびをする)
ふわぁー
トン子
(学校の洗面所の鏡をみる。)
?
(鏡に見たことのない、黒いマントをきた
西洋人の青年が写っている。)
青年
ははは
自分が可愛いかどうかで悩んでるのか?
滑稽だな
お前もうすうすは気づいてるだろう。
それは見るやつの持っている鏡次第だ。
人は皆自分の鏡を持っている。
真実を写すためのな。
ただし、鏡が歪んだり、割れたりしているやつもいる。
そんな鏡には、真実もちゃんとは写らない。
あとな、鏡に写るのはいわゆる外面だけじゃないからな。
お前は、余計なことは考えずに
自分の鏡を磨き続ければいいんだ。
そして自分の鏡を守れ。
誰にも奪われるな
わはは
あーとな、神とかキリストのことだが、
それは俺もよく解らん
わははは
わははは
(クラスの笑い声で目を覚ます。
授業が、終わって休み時間になっている。)
トン子
あーまた寝ちゃった。
変な夢みたな。
笑笑
トン子
(洗面所の鏡の前で、
顔を見る。)
(心の中)
うーん、
自分の鏡か。
この物語はフィクションです。登場人物はすべて架空の人物です
無断転載などは禁止します。
内容は随時修正される場合があります。

