恐怖の舞台~ハムレットにはまった

女子高校生の物語

 

「教室は舞台だった。でもあてがわれた役は

明らかに自分ではなかった。

だから私はハムレットになった。」

 

目次

登場人物

 

 

第9話~人魚姫の歌声

 

合唱コンクール当日。大きなホールで行われている。 

いよいよ本番前 演鶴子が、動き出す。 

涙ながらに、一人一人に労いの言葉をあけてまわる。

実際感極まって泣いてる人もいて、

演鶴子がハグをしたりしている。

 

トン子 

(心の中)

勘弁してくれ 

 

瑠菜 

まじか

 

トン子の前にも、演鶴子はやってきた、 

 

演鶴子

トン子、頑張ろうね。 

 

トン子

うっ、うん 

 

(心のなか)

口パクだけどね。

 

 

演鶴子

瑠菜もね 

 

瑠菜 

(取りあえず頷く)

 

 

歌がおわり、泣き出す人も。

演鶴子も泣いている。 

 

 

審査委員長(ステージで)

2年生、優勝はE組

 

キャー!! という歓声

演鶴子

よっしゃ!!優勝

 

演鶴子、オペラ女とプン子たちを中心に、

モテ男たちも、大はしゃぎしている。 

 

オペラ女

(涙ぐみながら)

やっぱり演鶴子のおかげだね!!

 

オペラ女が、

"見よ、勇者は帰る"を

オペラ風に歌い出す。

 

堅子その輪に近づく。

 

演鶴子

堅子~!!

 

堅子を演鶴子がバグする

 

善吉

堅子さん、やっぱり皆を引っ張っていくの、

上手いよね。

 

 

トン子 

優勝したくなかったな、

なんて 私って、歪んでるな。最悪 笑笑 

 

瑠菜 

笑笑

 

*****

 

数日後昼休み

教室では

演鶴子が伴奏をし、

クラスで歌い、優勝の感動を噛み締める。

 

演鶴子は

涙をうっすらうかべながら、

無言で教室の電子ピアノに向かっている。

 

 

トン子と瑠菜、その他数人は、参加してない。

 

 

トン子

もう何日やってるんだろう。

 

 

 

この物語はフィクションです。登場人物はすべて架空の人物です

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