こんにちは
まっつんです
今日は
今さらですが
ゆとり教育
について
このゆとり教育の
導入のきっかけを与えた
とされるのが
OECD(経済協力開発機構)が
3年ごとに実施している
国際的な学生の学力調査
PISA
だと言われています
PISAは15歳の生徒を対象に
数学、科学、読解の能力を
測定・調査します
そしてこの調査結果は
参加国の教育システムや
学習環境の比較評価に
使用されます
私は南ドイツの
ハイデルベルク大学で
教育統計学を
専攻していました
そして私の担当教授は
このPISAの発起人の1人である
アンドレアス・シュライヒャー氏
でした。
シュライヒャー氏は
私が修士論文を
書き始めた2011年当時
OECDの教育政策顧問をしながら
ハイデルベルク大学の
客員教授もされていました
彼の授業は
とっても面白くて
修士論文は
シュライヒャー氏の下で
書きたい!と思い
その旨を伝えました
すると
二つ返事で
あっさりOK
日本人なんだったら
「PISAが日本の教育政策に
どれほどの影響を
及ぼしたか」
というテーマで
書いてみたらどうかと
提案されたのが
きっかけで
そこから
PISAと
ゆとり教育の
関連性について
調べることになりました
2011年当時
すでに日本では
「ゆとり教育は失敗だった」
なんて言われてたので
そのことを
シュライヒャー氏に
告げると
「そんなことはないよ」
という返事が返ってきたので
衝撃を受けたのを
今でも覚えています
ゆとり教育が
失敗じゃない
という考えが
私の中では
一切なかったので
それを探るところから
わたしの修士論文の
リサーチは始まりました
それでは今日は
このへんで
明後日は
第一章です
まっつん