水のトラブル即解決！
くら～し安心
くら～しあん
･･･って
モリスエシンジかっ！
後輩のユースケからメールが来たのは
咳と高熱で病床に伏していた木曜日
「土曜日海釣りに行くですよ」
ほー、珍しいな。
２回くらいは一緒に行ったけど、
カイにコマセを入れさせたり
釣ったアジを外させたりと
しもべの様に扱っていた記憶しかない。
（コマセも魚もさわりたくない）
「････で？････」
「あ、どこか良い場所ないですか？」
「上関の前に行った港は？」
「ああ、いいですね」
もう一家族一緒に行くらしいけど、彼らもあんまり釣りをしたことがないようだ。
大丈夫なんか？
まぁ、バーベキューが目的だろう。
そして金曜日、またメール。
「今なにが釣れますか？」
「う～ん、キスとアジ」
「エサは何買えばいいですか？」
「砂虫とコマセ」
大丈夫か？砂虫触れるか？
しばらくして
「仕掛けどれかえばいいですか？」
「サビキとキスの絵の描いてあるの買っとけ！」
･･･大丈夫か？
またしばらくして･･･
「あの･･･
一緒に行きませんか？」
だろうな！
「体調悪いから明日の朝決めるわ」
起きると、まぁ何とか動けそう。
天気もすこぶる良い！
しゃあない、行くか･･･。
着くのが１０時くらいになるけど、ユースケ達もそのくらいだろ。
と思ったら、７時半
「今着きました！」
珍しくはやっ！
「良い時間だから釣っといて！」
キスなら１０匹くらい釣れるべ。
でも、港に着くと
防波堤に人影ナシ？
あれ？いないぞ？
砂浜でターフ張って飲んでやがる！
「ちーっす」
「ちーすじゃねぇよ、釣れたのか？」
「いや、豚汁作ってました」
バカヤロー！
ソッコー釣りスタートだよっ！
投げはジュンに任せた！
俺は･･･ハマ･･･
いやほかの魚狙うよ。
しばらくするとジュンの声
「タモォォォォ！」
ん？どうした？
でたっ！
さすが「世界のチョイ投げ」
カレイ３４センチ！
肉厚！
昼にキスも含めて刺身。
カレイはキモ和え！
子供たち、奪うようにあっという間になくなった。
本調子じゃないのと釣りモードじゃないので昼ご飯食べてサクッと終了。
それにしても･･･
「水回り」にゃあ違いないけど、
困ったからって電話してくるな！
「『早くて安くて安心』ですね」
じゃねぇよっ！
でも今回刺身作ったことにより、
会うたびに泣かされ
もはや「天敵」とみられていた
ユースケ娘（６歳）の
「好きな人ランキング」で
家族に次いで４位に急上昇！
フフフフフフフ･･･甘いな
次に会ったら、
また泣かされるとも知らずに･･･。