「日本一の居酒屋」での贅沢三昧は超低レベルな心理戦? | 「迷ったらGO!」

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思い立ったらやっちゃえ!的に行き当たりばったりで行動してしまう、いくつになっても落ち着けないベイスターズファンの親父と、カープ命の母親ジュン、そしてなぜかドラゴンズ狂の息子カイが繰り広げる三つ巴の熱き戦いをお送りします。



さて、カイの盆休み最終日。


島根の海に行って!


潜って!


タコとって、魚突いて!


海中に落ちてるサザ○やア○ビ拾って!


それをオカズにハンゴウで炊いたご飯食って!


夜にカイは大満足で寮へゴー・バック。


のはずが…


雨&雷!

またかよ!


だいたいお盆に雨降るなんて初めてだよ!


あっ、ゴメン…お盆に広島にいるの初めてだ。


さ~て…どうすっか?


数日前にたまたまテレビのチャンネルまわしてたら、太田和彦さんの「ふらり旅」がたまたまやってて、そしたら本当にたまたま島根の益田。


もしかして…と思って見続けたら、案の定出ました。


「田吾作」さん。


しかも「日本一の居酒屋」って紹介されてました。


おかみさん元気そうで。


こりゃあ行くっしょ!


雨と霧の国道191号をスッ飛ばし益田へ。


その間、車の中ではハイレベルな駆け引きが始まっている。


「まずなに頼む?」


カイ 「俺、『うに丼』…あ、やっぱ『イカ丼』」


ジュン 「やっぱり『田吾作定食』。

でも刺身もほしいから誰か『刺身定食』頼みんさい」


俺 「じゃあ俺頼むわ。でも『魚のから揚げ』ちょうだいよ」


ジュン 「そりゃあできんよ。1個しかないのに」


カイ 「えっ、誰か『煮しめ』くれるよね」


ジュン・俺 「それはやれんよ!」


カイ 「じゃあ『うに丼』もいらんね?」


俺 「それとこれとは話が別よ!」


ジュン 「カイ『イカ丼』じゃなかったの?」


カイ 「行ってから決める」


ジュン 「じゃあ、いつもみたいに『うに丼』と『刺身定食』と『田吾作定食』2つでいいんじゃない?」


俺 「いつも思うけど、それってどうなの?『煮しめ』と『から揚げ』を単品で頼めばいんかね?」


カイ 「でも、久しぶりに『イカ刺』も食いたくね?」


オレ 「じゃあ『刺身定食』やめて『イカ刺』にする?」


ジュン 「いやぁ、『刺身』は外せんよ」


益田までの2時間、延々注文のシュミレーション


するにもかかわらず、結局はその場の気分。



益田までの道中は季節によっていろんなアトラクションがある。


春は「フキノトウ」をとりながら、


秋は「むかご」をとりながら、


冬はスキーと絡めて、


そして夏は…「美都自然の森」で、かる~く渓流釣り。


540円払えば遊ばせてくれるから、昼までの間ちょっと時間つぶし。


こんな感じ。









さて、行きますか。


店に入っておかみさんに挨拶すると、カイを見て


「あれ~、大きくなったねぇ!!」


とナイススマイル。


ちょうどさっき空いたのよ、と席に通され、いざ注文。


カイ やっぱり「うに丼」+「煮しめ」


ジュンと俺 「田吾作定食」


それに「刺身盛り合わせ」&「イカ刺」


贅沢三昧だ!


ここから更に心理戦が始まる。


「鰆のたたき」と「クエの刺身」の一人あたりの枚数と、誰が何枚食べたかを常にチェックしながら


「イカ刺」の大皿が来た際に「ヒラメの刺身」何気なく隠し見つからないように狙う


カイから回ってきた「うに丼」「うに」を、いかに多く食べるか


といったバトルが、料理出てきた瞬間から始まるため写真撮る暇もありゃしない…。


といいつつ結局は全てシェアして、


満腹&満足でおかみさんにお礼を言って店を出た。


ス、スゲェ苦しい…。



こんな具合に、雨にたたられながらも、


釣り三昧の盆休みを日本一の魚料理で締めくくり、


カイは再び戦場に戻っていったのでした…。




以上、盆休みレポートでした。


あっ、俺はあと一日残ってるけど…。