や-----っと出ました、初バス!!
俺は帽子作り、カイは部活が終わってから、夕方のダム湖で浮いてきました。
おかっぱりでの勝負に納得のいかないカイ。
今度はフローターでガチの勝負を挑んできやがった。
フッフッフッフッ・・・返り討ちにしてやるぜ、
と言いたいうところだけど、
なにせ俺ってば絶不調!
今年マトモにバスのツラを見てないし・・・
なんて言えるわけもなく、いざ5時からスタート!
活性は高く、出ることは出るけど、ちっさ・・・。
俺もカイも30センチ弱をポコポコ上げるけど、キーパーは30センチ以上。
終了間際、カイが得意のトーピードで35センチをキャッチ!
もう勝ちを確信したカイは余裕。
俺も余裕こいて、
「さて、ちょっと本気出して40オーバーあげてくるわ」
って言ったけど、内心チョー焦ってる。
ルアーを一発大物狙いの 「海賊王」 に替えてブッシュのエッジに投げ入れた。
ちなみのこの「海賊王」、もともと「ジャック・スパロウ」と名付けてたのにカイが、
「今日は『海賊王』使わんの?」
「『ジャック・スパロウ』?使うよ」
「『海賊王』どんな動きするん?」
「『ジャック・スパロウ』?ビッグバドのジョイントのような・・・」
「俺にも『海賊王』つくってよ」
「『ジャック・スパ・・・』わかったよ!もういいよ『海賊王』で!」
というわけで命名されました。
で、ブッシュのエッジで2アクション・・・
カショッ、カショ・・・ボゴン!
「きたぁ!!」
やっとまともなサイズだ。
「デカイ?デカイ?」
スゲェ心配そうで聞くカイに、今までにないくらい慎重にやりとりしながら、
「まあまあかな・・・」
十分弱らせて、無事ランディング。
50センチジャスト!!!
「ほれ、見たか、カイ!・・・って、あれ?」
あっちの方でしれっと投げてやがる。
「おい!見てたのかよ!」
「・・・見てたよ・・・」
「ちょっと写真撮ってくれ」
携帯を渡すと、チョー面倒臭そうに撮ってもらったところで終了。
「見たか俺の底力!」←たてまえ
よ、よかったぁ・・・←本音
車に戻って写真を見たら、
ピンボケかよ!