倉橋爆釣??? | 「迷ったらGO!」

「迷ったらGO!」

思い立ったらやっちゃえ!的に行き当たりばったりで行動してしまう、いくつになっても落ち着けないベイスターズファンの親父と、カープ命の母親ジュン、そしてなぜかドラゴンズ狂の息子カイが繰り広げる三つ巴の熱き戦いをお送りします。

あ~あ・・・初のズムスタなのにストレス溜まったわぁ・・・。


というジュンの一声から急展開。


どうする?まだ明るいし・・・ちょっとテンション上げに行かねぇ?


おつ、いいねぇ。なに?メバル?スズキ?


どっちも。


というわけで、ハイエースブッ飛ばして倉橋へ


この時期スズキが入ってくる港に行き、ジュンとカイはメバル用を準備。


フッフッフッ・・・小物はまかせた。俺はスズキ狙うぜ。


とシーバスロッドとタモをセットして出陣。


テコテコ歩いて行くと、時々「パシャッ、パシャッ」と小さいライズの音。


こりゃあ、トップだべ!


カイ!トップに替えてみ!


メバル用のトップに替えて水面を引くと「うおっ!出た!」と興奮の声・・・


が、のらない。


「ジュンもトップにかえてみ?」


「私はええけ、これ(ワーム)で」


その間にも出ることは出るらしく「あー、なんで食わんの!」とカイの叫ぶ声が聞こえる。


そんなに出るのか?と見に行くと、一回引くと2,3回は出る。


でものらないカイにイライラしてきて、


「あー、そうじゃねぇよ! もっとゆっくり・・・」


もうダメだ!


「カイ、ちょ、ちょっとかしてみ?」


と竿を借りようとすると、


「何を言いよるん!自分の竿でやりんさいや!」


ちっ・・・。


「ジュ、ジュン、ちょっと竿貸して?」


半ば強制的に奪い取り、トップに替えて投げる。


やっぱり出るけどのらない。小さいわけでもないみたい。


明りのある場所で観察すると、食いつくんじゃなく、しっぽでルアーをはたいてるみたい。


出たあと、ちょっと動かさないでいるとまた出る、がのらない。


またしばらくほっといて、今度は2,3回首を振らせると「パシュッ」


「食った!」

あがってきたのは15センチくらいのメバル


「迷ったらGO!」


夜釣ったメバルって、持って帰って見ると、


「あれ?もっと大きかったのに???」


ってビックリするくらいちっちゃくなってるから、18センチ以上をキープと決めているのでこれはリリース。


コツをつかみゃあこっちのモンだ。カイも上げ始めた。


「迷ったらGO!」

こんな状態で30匹以上は釣ったけど数は出るけど全部15センチ前後。


デカイのいねぇな・・・あれ?ジュンは?


2時間近く夢中になっててすっかりジュンのことを忘れてた・・・。


探すと、シーバスロッドとタモを抱えて、堤防の隅で爆睡してました・・・。


「まぁでも、トップでこんだけ出て面白かったべ」


と言ったものの・・・

こんだけ釣って、キープは(ゼロ)でした・・・。