あ~あ・・・初のズムスタなのにストレス溜まったわぁ・・・。
というジュンの一声から急展開。
どうする?まだ明るいし・・・ちょっとテンション上げに行かねぇ?
おつ、いいねぇ。なに?メバル?スズキ?
どっちも。
というわけで、ハイエースブッ飛ばして倉橋へ。
この時期スズキが入ってくる港に行き、ジュンとカイはメバル用を準備。
フッフッフッ・・・小物はまかせた。俺はスズキ狙うぜ。
とシーバスロッドとタモをセットして出陣。
テコテコ歩いて行くと、時々「パシャッ、パシャッ」と小さいライズの音。
こりゃあ、トップだべ!
カイ!トップに替えてみ!
メバル用のトップに替えて水面を引くと「うおっ!出た!」と興奮の声・・・
が、のらない。
「ジュンもトップにかえてみ?」
「私はええけ、これ(ワーム)で」
その間にも出ることは出るらしく、「あー、なんで食わんの!」とカイの叫ぶ声が聞こえる。
そんなに出るのか?と見に行くと、一回引くと2,3回は出る。
でものらないカイにイライラしてきて、
「あー、そうじゃねぇよ! もっとゆっくり・・・」
もうダメだ!
「カイ、ちょ、ちょっとかしてみ?」
と竿を借りようとすると、
「何を言いよるん!自分の竿でやりんさいや!」
ちっ・・・。
「ジュ、ジュン、ちょっと竿貸して?」
半ば強制的に奪い取り、トップに替えて投げる。
やっぱり出るけどのらない。小さいわけでもないみたい。
明りのある場所で観察すると、食いつくんじゃなく、しっぽでルアーをはたいてるみたい。
出たあと、ちょっと動かさないでいるとまた出る、がのらない。
またしばらくほっといて、今度は2,3回首を振らせると「パシュッ」
「食った!」
あがってきたのは15センチくらいのメバル。
夜釣ったメバルって、持って帰って見ると、
「あれ?もっと大きかったのに???」
ってビックリするくらいちっちゃくなってるから、18センチ以上をキープと決めているのでこれはリリース。
コツをつかみゃあこっちのモンだ。カイも上げ始めた。
こんな状態で30匹以上は釣ったけど数は出るけど全部15センチ前後。
デカイのいねぇな・・・あれ?ジュンは?
2時間近く夢中になっててすっかりジュンのことを忘れてた・・・。
探すと、シーバスロッドとタモを抱えて、堤防の隅で爆睡してました・・・。
「まぁでも、トップでこんだけ出て面白かったべ」
と言ったものの・・・
こんだけ釣って、キープは0(ゼロ)でした・・・。