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スペイン鉄道暮らし

 メルクリンZゲージを中心に N&HOゲージの車輌コレクション 
 これまで訪れた国の鉄道に関するスナップ写真や記事を掲載しています

カディス港で催されている帆船イベント 

3本マスト以上の16隻のAクラス帆船が勢揃い 

鉄道との接点は埠頭の廃線レール跡。

イタリアの海軍練習船 アメリゴ・ベスプッチ

手前はフランスのベレン、ポルトガルのサンタ・マリア・マヌエラ

奥はロシアのミール

ドイツのアレクサンドル・フォン・フンボルト2世


カディス駅

スペイン新幹線AVE カディス線 

軌道可変列車なので在来線と同じ広軌のレール幅。

こんな風景を見ることができます。

隣はセビーリャ行き急行電車

隣はヘレス行き普通電車

駅構内よりホーム先端方向

マドリッド アトーチャ駅


近郊電車の発着ホーム 

俯瞰で撮れるポジション 

エス・エスコリアル、アランフェス、グアダラハラなど、

歴史ある世界遺産の街に直行で行ける便利な路線。


グラナダ郊外のトラム車輌基地 


車庫外のヤードに並んだ電車をバイパス道路を走るバスの中から撮影。

実際に街中の路線を走行するのはいつになるのでしょうか・・

こちらは6月下旬に撮ったもの

7月のラストロ 


会場はいつもよりも閑散としていました。バカンスシーズンなので、皆、避暑地に出かけてしまうのでしょう。

ハイメ氏にトミテックの酒蔵キットの在庫について尋ねると、ジオラマとして作った完成品があるので、興味はあるかという話。


この日は、オバマ大統領のセビーリャ訪問が予定されていましたが、前日に突然キャンセル。ダラスでの銃撃事件が影響した模様。


メルクリンZ ディーゼル機関車

NOHAB Serie 54 SNCB ベルギー国鉄仕様

2005年限定発売


この機種を購入するのは初めてのこと。

他に3両の塗装違いバージョンがあります。

デンマーク国鉄仕様 赤 黒地に両端部のみ赤

ルクセンブルク国鉄仕様 赤地に黄帯

ドイツ製ではなく、これまで馴染みが薄かった型式なので、調べてみました。


スウェーデンの重工業会社 

1868年 最初の蒸気機関車製造 

1912年 通算1000両目の車輌製造 

1916年 NOHAB社として再編 

1920年 ソ連から機関車受注、500両納入 

1950年代 アメリカのゼネラル・モータースと提携 

       ディーゼル機関車のライセンス生産 

       主にデンマーク国鉄に納入 M61型 

現役で運用されているのはハンガリーのみ

個性的なドッグフェイスのフロント

メルクリンZ 

BR96 マレー式 グリーン塗装 

1913年 バイエルン州 マッフェイ製造 Gt 2x4/4 
 

2013年 木箱入り限定品 

5極モーター搭載 

ロッドリンクがディーテールアップ 
同機の塗装違いは、黒、青、緑。これで3両勢揃い。


2016年前期購入リスト

Zゲージ  計42

 ロクハン EF81

 BR96  マレー式蒸気 黒

 BR10  高速蒸気

 ヴュルテンベルク C型&客車3両セット

 EL  ドイツクロコ 赤

 EL  スイス Ae 6/6 緑

 EL  スイス Re 4/4 マシン 柄

 BR218 シティバーン3両セット

 BR143 客車3両セット

 ICE3 4両セット

 航空会社デザイン貨車 3両セットX2

 鉱石貨車3両セット

 クリスマス貨車

 デザイン貨車10両(ラガービール2台 アメリカ5台 ベルリン、ワイン)

 

Nゲージ  計21

 ブライトン・ベル 客車 5両セット

 アーノルト アメリカ500周年 DL4両セット

 アーノルト アブテイル客車2

 フライシュマン クリスマス貨車 4両セット

 スペイン木造客車3

 貨車(車掌車 ワイン 無害開閉)3


Nゲージ 日本製 計35

 C50

 ED75 

 キハ81系 7両セット

 なごみ 5両セット

 小田急ロマンスカー 11両セット

 20系客車 7両セット

 旧型客車4


HOゲージ  計17

 スペイン蒸気 030

 Mabar  スペイン古典客車4

 Roco バイエルン王室客車3両 

 デザイン貨車 9

 (クリスマス、バースデ-、ワイン、ラクダ、フリードリッヒ、玩具、復活祭)

 

 計115


 




2010年のこの日にアメーバブログを始めて、6年が経ちました。歳月が流れるのは早いものです。鉄道趣味を復活させた後、大体5年程で一区切りがつくかなと思っていたのが、まだ続いています



スペインにおいては、少なくても鉄道模型は衰退の一途を辿っているようです。鉄道趣味人も高齢化しており、長い経済的な低迷の中で、若者の失業率は相変わらず高く、製品の購買層は広がっていきません。地元の模型店を見ても、鉄道関連の製品はショーウィンドウから姿を消しているという有様です。


一方で、日本の鉄道ブームはこれからもずっと続くのでしょうか。鉄道の発達は、現代のハイテク技術に至る近代産業の礎をなしています。一過性のものではなく、根集い愛好者たちに鉄道文化が末永く伝えられて行くことを願っています。

メルクリンZ 

BR10 ブルーボディに白ライン

実際はブラック塗装機。Zゲージで模型化された同機種の色違いデザインは、青、赤があり、これで4台目のコレクション。

1958年 クルップ社 2輌製造 高速特急列車用

全長26,503mm 最高速度 140km/h 

ハノーバー~フランクフルト間で運用 

1972年引退

1号機はドイツ蒸気機関車博物館に動態保存

ドイツ最後の蒸気機関車