BR96 マレー式大型タンク機 | スペイン鉄道暮らし

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メルクリンZ 

BR96 バイエルン マレー式蒸気機関車

修理の名人エンリケ氏の手によリ、新品同様の円滑な走行。

マレー式という言葉から、初めはマレー半島を想い浮かべて、何の関連があるのだろうかと思いましたが、この装置の発明者の名前が起源です。


アナトール・マレー(1837年~1919年)スイス人

スエズ運河の港湾設計に参与。

1867年、複式蒸気機関を考案して特許取得。

1877年、2シリンダー複式タンク機関車、バヨンヌ・ビアリッツ鉄道で運用開始。

中央の高圧シリンダーの蒸気を前方の低圧シリンダーに送り込んで出力を増加。関節式機関車に応用

1904年、アメリカのボルチモア&オハイオ鉄道がマレー式機関車を発注、後の超大型機関車の全盛をもたらす。


動輪4軸がダブル配置された大型機 

既に所有している同型のブルー機と並べます。

フロント斜め方向からのアングル 

残る3両目はグリーン塗装バージョン いずれは手に入れたいものです。