マレー式という言葉から、初めはマレー半島を想い浮かべて、何の関連があるのだろうかと思いましたが、この装置の発明者の名前が起源です。
アナトール・マレー(1837年~1919年)スイス人
スエズ運河の港湾設計に参与。
1867年、複式蒸気機関を考案して特許取得。
1877年、2シリンダー複式タンク機関車、バヨンヌ・ビアリッツ鉄道で運用開始。
中央の高圧シリンダーの蒸気を前方の低圧シリンダーに送り込んで出力を増加。関節式機関車に応用
1904年、アメリカのボルチモア&オハイオ鉄道がマレー式機関車を発注、後の超大型機関車の全盛をもたらす。
フロント斜め方向からのアングル
残る3両目はグリーン塗装バージョン いずれは手に入れたいものです。



