ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世とオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフが含まれたフィギュア。
この2人の皇帝人形は既に持っていて紹介済ですが、
19世紀の古式ゆかしい軍服の近衛兵と貴婦人の姿に惹かれて購入。
皇帝お召し列車が入線しているホームに配置したら雰囲気が出そう。
イタリアの警察 1985年の製品
説明書きにはモーリシャス島にてハンドメイドで彩色されたという記述、思いがけない逸品。
ナポレオン帽を被った粋な正装。イタリアに行くとパトカーにはCarabiniereと表記されていて、Poliziaと記されていないことが不思議でした。警察というとポリスの派生語が一般的ですが、カラビニエーレは治安警察や憲兵という意味合いを持つ言葉。しかしながら、この奇妙な綴りが腑に落ちず。調べてみると、イタリア、チリ、コロンビアにおける警察の呼称で、戦前のスペインでも使われていた用語。語源はカ-ビン銃に由来し、サーベルではなく銃で武装した近衛騎兵のこと。つまりエリートだったわけですね。
フランスおよび旧仏植民地では、憲兵はジャンダルメリ(Gendarmairie)と呼ばれており、国によって呼び名のバリエーションがあります。
スペインでは海老の一種にカラビネロという名前の真っ赤なエビがあるので、パエジャの上に乗っているのを連想してしまったり・・。