天賞堂 Zゲージ D51 半流線形
ちなみに「なめくじ」とは、ボイラー上の煙突から砂箱、給水温め器、,蒸気溜めの部分が細長いドーム状のカバーで覆われた形状を喩えた俗称。
第1次1~85、91~100号機の95両に適用。むしろこちらの方が原型だったのですね。
D51は生産台数が多いだけあって、集煙装置やデフの形状、重油タンクテンダー装備など、様々なバリエーションがあります。
まだ手持ちの窯には型式と製造番号を示すプレート板を取り付けていませんでした。
付属の袋にはプラスチックのプレートが4種類、各6枚入っています。
選択する前になめくじ機の製造番号のプロフィール検索。
機関車データーベース
このサイトを参照させて戴きましたが、すごい資料で圧倒されました。
D51-2 1936 年製造 中部で運用 大阪市交通博物館に保存
D51-36 1937年製造 1973 年廃車 東北で運用
D51-50 1937年製造 1969年廃車 中部および関東で運用
D51-78 1938年製造 1971年廃車 関西で運用
1938年2月4日に川崎車輌にて製造、1939~44年にかけて福島と郡山に所属。
その後は、盛岡、酒田、新津と転属、1973年に長門区で廃車されています。
僕の故郷である東北で運用された36号機を選びました。
プレート取付は一見簡単なようですが、4mm× 1mmの極小サイズなので、かなりナーバスな作業。ピンセットや指でつまむと、わずかな反動で弾け飛び、接着剤は針先で注意深くつけないと周りにはみ出します。油性溶剤を含むので銘板の金色の囲い縁が溶けたり・・6枚中2枚失敗。もう予備は残っていません。
煙室窯フロント
機関室サイド
テンダー後部
完璧ではありませんが、1時間以上も費やした末になんとか貼り付けることができました。