アンダルシア鉄道創業期2 | スペイン鉄道暮らし

スペイン鉄道暮らし

 メルクリンZゲージを中心に N&HOゲージの車輌コレクション 
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スペインの鉄道雑誌 Maquetren 通巻252


「セビーリャ~カディス間の鉄道Ⅱ」 

友の会幹部ミゲル・ガラン氏による執筆記事


Renfe3309 パシフィック型 旅客列車用


2-3-0 301333号機まで製造

サン・ベルナルド駅 ウトレーラ行き近郊列車

Andaluces 4号機


309 号機 アルサシアナ社製造 

1904年 カディスにて


1856112日、セビーリャ~ヘレス間の工事認可

186031日、セビーリャ~ヘレス間の路線開通

1020日、ヘレス~トロカデロ開通

117日、セビーリャ・ヘレス・プエルト・レアル、カディス鉄道会社、SJPC設立

カディス付近は塩田や湿地帯の窪地が多く、橋の建設を最低限にする工夫が必要、一日あたり600人の労働者動員。

1861313日、工事完成

185962日、セビーリャ~コルドバ開通、サンベルナルド~サンヘロニモ間5,5km

1870年、赤字と経営困難のため債権不払い、

19世紀末は鉄道会社の合併が進む(北鉄道、MZA、アンダルシア)

1877530日、アンダルシア鉄道会社設立

オスナ~ロダ、ヘレス~サンルーカル建設

セビーリャ、コルドバ、マラガ、グラナダの主要都市間の鉄道敷設計画

18911913年の乗客・貨物の伸び率は僅か0,4%、2,2%。第一次大戦で各0,5%、4,7%に増加。鉄道は外資とブルジョワ層によって支えられていた。

1916825日、スペイン南部鉄道発足、アンダルシア地方350kmの路線を所有

1931年、王制廃止、プリモ・デ・リベラの失脚、ベレンゲール共和制政権成立 

メンテ維持不能、頻繁な運休

193659日、アサーニャ内閣、西部および北部鉄道会社の合併

1941年、西部とアンダルシア鉄道会社の合併