バーデン・ヴュルテンベルク王国のSL | スペイン鉄道暮らし

スペイン鉄道暮らし

 メルクリンZゲージを中心に N&HOゲージの車輌コレクション 
 これまで訪れた国の鉄道に関するスナップ写真や記事を掲載しています

昔、バーデンとヴュルテンベルク王国は同じ地域の領邦国家でした。

1806年、ナポレオン戦争期に成立 

1918年、第一次世界大戦の敗戦、ドイツ帝国の崩壊で消滅 

ドイツ南西部、スイスとフランスに近い地方で、中心都市はシュトゥットガルト。ポルシェ、ベンツなど、錚々たる国際企業の拠点地で、メルクリン社もこの地に本社を構えており、近代を通じてドイツの一大工業地帯として発展しています。20世紀最大の学者、アインシュタイン博士の故郷でもあります。


歴史をひもとくと、ゴート系スエビ族の居住地だったことから、中世には「スワビア」と呼ばれていたことを知り、長らく抱いていた疑問がようやく解けました。13世紀に活躍したスペイン中世最大の英雄、聖王フェルナンド3世の妃、ベアトリス・デ・スワビアの出身地が判明したことは、鉄道から派生して得た歴史知識のささやかな収穫です。

ルイスのZな部屋&海外鉄道紀行

メルクリンZ ヴュルテンベルク P8型 貨客混合セット

帝国時代の記憶を残した蒸気機関車


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上級急行列車の牽引機としても遜色はありません。
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