ウクライナの首都キエフ、到着の第一歩。
空港に到着したのは夜で、バスに乗って市内へと向かいます。1時間近く走って駅前に到着。
キエフ駅西口は新築の駅舎で、すでに時刻は夜中の0時近く。
降り立ったものの、方向がわからず、右往左往しました。
案内所のおばさんは不機嫌な顔で、面倒臭そうに「あっちの方」と指差して曖昧な返事。
人に聞いたり、看板などで方向を確認すると、
市街地は反対側の東口の方にあることがわかり、構内を横切る長い跨線橋を渡ります。
通路の売店の仕切りには、SL写真が行灯のように浮かび上がっています。
疲れ切った様子の人々がコンコースのベンチにひしめき合って仮眠しています。
明け方の列車の出発を待つ人々や寄る辺なき人々の居場所にもなっており
駅は夜通しで開放されているようです。
ネットの予約フォーマットの住所を頼りに、通りの人に聞きながら、ようやく宿に到着。
第一夜はとりあえず寝るだけなので、駅付近のホステルに投宿。
滅多に泊まらないドミですが、シャワーを浴びてスッキリすると、誘われて酒盛りに加わりました。
気のいい若いマネージャーとロシア人のオーナー
泊り客のスペイン人2人は、バルセロナから来た若者と留学中の女子医学生
喫煙室でシーシャをくゆらせながら、夜更けまでビールとウォッカで談笑に興じました。